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頑張る人の背中を強く支える『アポロドロス』

本日、Mrs. GREEN APPLEさんの新曲
アポロドロス
がリリースされました!!!

こちらは
テレビ朝日系列2024スポーツ応援ソング
のタイアップ曲となっています。


ちょっと語りたいことが既に山のようにあるのですが、まずは曲のタイトルである「アポロドロス」という単語について見ていきたいと思います!


アポロドロス」とは、
1世紀〜2世紀頃に生きていたとされる「ギリシア神話」の編纂者として知られるお方の名前です。

また、

アポロ(アポロン)→ギリシアの光の神
ドロス(ドロン)→贈り物

という意味もあり、

"ギリシアの光の神からの贈り物"

というダブルミーニングになっているのかなとも思いました。

つまり"ギリシャ"というワードが、今回楽曲を深掘るにあたって重要なキーワードになってきます。


続いては、いつも通り(?)Instagram限定で上げられている画像について見ていきたいと思います!

背景は、よく見てみると世界地図の一部が写されているように見えます。
その上に被さるように描かれている黒い線?のようなものはきっと何かのマークだと思うのですが、
ちょっと探しても見つかりませんでした…
分かった方がいらっしゃったら、是非教えていただきたいです…!😂


それから、歴代オリンピックのことを調べている内に、ある伏線の存在に気付いてしまったんです。
それがこちら⤵︎

これはコロンブスがリリースされた時にアップロードされた画像なのですが、
このチェキのような写真に写っている建物に注目していただきたく

以前こちらのnoteでも書かせていただいたのですが

写真にはイギリスの
ビック・ベン」「タワーブリッジ
が写っておりまして。

リリース当時は、『コロンブス』との関係性がよく分からなかったのですが、


実は1948年ロンドン五輪」のエンブレムにはビック・ベンが使用されていて、

「2012年ロンドン五輪」の開幕前には
タワーブリッジに巨大な五輪マークがかかっていたようです。


これ、多分オリンピックの伏線ですよ、ね…?!
そう感じてしまうぐらいのリンクに心臓が飛び出るかと思いました()


そして、おそらくミセス公式Xのポストを見た方には「何の意味があるんだろう…?」と謎に感じるこちらの記号

記号には、
オレンジ・黄・緑・青・紫・赤
が使われているのですが、
こちらもオリンピックと関係がありました!

この記事によると、
「1998年長野五輪」のエンブレムには

五輪のカラーから黒を外した色
(黄・緑・青・赤)
+
日本で高貴な色とされている
+
長野県の県旗に使用されているオレンジ

の六色が使われ、
「スノーフラワー」と呼ばれる6枚の花弁のデザインは、競技者の躍動する姿を表しているようです。


色の疑問が解決したところで、続いて記号の配置について見ていきたいと思います!

Xで投稿された記号の2段目に注目すると、若干ですが1段目よりも右にズレているんですね。

🟠 🟡 🟩 🔹 🟪 🔻
 🔺 🟣 🔷 🟢 🟨 🔸

なので、五輪のマークを参考に、この記号は
↘︎↗︎とジグザグに読むのではないかと思いました。

じゃあ何を意味しているのか、というところですが、ここで再びギリシャが登場します!

こちらの記事によると、
そもそも、丸や三角・四角などの図形は

"幾何学模様"

と呼ばれ、遥か昔、古代ギリシャで生まれたとされています。

そして、記号には一つ一つ意味があり、


→完全・永遠・完璧さの普遍的な象徴で、神・地球を循環する水・生のサイクルを示す

三角
→始まり・中間・終わりを表し、「成長」や「拡大」をもたらす意味がある

四角(菱形)
→あらゆる形のなかで最も完全な形態を表すとされており、あらゆる物事を安定させ、すべてを包み込み、固めて形作ろうとするパワーがある

これらを考慮して記号を読み解いていくと、

涙を流して→成長して→涙を流して×2
→自分の基盤が固まって→…

と続いていくのかなと。
また、最初と最後がオレンジ色と共通しているので
この循環がずっと続いていくことを表しているのかなとも思いました。

正直この考察はあまり自信がないので、ふーん程度に読み飛ばしてください😂


さて!!
ここからは歌詞の方に移っていきたいと思います!(長い)

今回の歌詞は、曲作りについてボーカルギターである大森さんがこのように話されていて。

実はこの楽曲は10年ほど前に当時オリンピックを意識して描いた曲との2部構成になっていて組曲になっています。
闘争心、激動な思いと、安らぐリラックスした壮大なゾーンみたいなもの、静と動がテーマだったりします。
数年越しに自分とも対話をしたような感覚ですごく有意義な制作でした。

それもあってか、歌詞を見た時に過去の楽曲を連想させるような言葉運びが出てきていたりと
どこか聴いていてすごく懐かしい気持ちになりますし、なんだかギュッとなる不思議な楽曲です。

言うなれば、"フェーズ1×フェーズ2"のような側面がより色濃くでている曲だなぁと、個人的には感じました。

それに加え、歌詞の内容がもう本当に素晴らしいので、今回は印象的なところだけをピックアップしていこうと思います…!

まず1番サビに出てくるこの部分。

感性に身を任せて
不安を掛けないで
割って突き抜ける

この"不安を掛ける"というのは、
おそらくイントロサビにある

期待×不安定

にかかっているんだろうなと感じて、

不安をどんどん乗算していくのではなく、むしろ不安で割って、その不安にさえ割り込んで突き抜けていけ

というメッセージなのかなと思いました。
×÷という四則計算ともかかっているのが、さすがすぎます…!


そして、ラストの

綺麗な花もいいけど
傷をも誇れる花になろう
愛に満ちたこの日々に
何を残そう
そう 今こそ
生まれてきた意味を刻む時だ

ここは本っ当に何回聴いてもグッときてしまうぐらい、とにかく語彙力を失ってしまうのですが笑

生まれてきた意味は誰しもが分からなくて、解る術もなく最期の日まで生き抜いていくと思うのですが、だからこそ自分で、これがこの世界に生まれてきた理由なんだと信じて刻むことが出来たら、それが何だか正解のような気がするんですよね。

これは全くの主観ですが笑、
ラストを聴いて私はこのように感じました。
今回の中でも、特にすごく大好きな歌詞です。


では、最後にカバー写真について。

ドライフラワーの他に、透明なプラスチックのお花など、種類の異なる花が束ねられた少し不思議な花束が写されていて。

そして落ちている3色の花びら。

この花びらは、2番Bメロに出てくる

血と汗が ただ

この血や汗を表しているのかなと思いました。

そして、素材も形も色も違う花が花束として纏められている、しかも包帯のような生地のもので。

これは、自分自身の身体とこれまでの感情や経験を表しているのかなと感じました。

どんなに身体や心が怪我をしていたとしても、全てそれは自分の一部であり、花びらのように、花束のように美しいもの

つまり、サビに出てくる

綺麗な花もいいけど
傷をも誇れる花になろう

この部分を表現しているカバー写真なのだろうなと思いました。


今回もしっかり長くなって、
しかも考察が止まらないからすごい時間まで起きてしまいましたが笑


いやー、でもまだまだ消化出来てないところもあるので、これからも沢山たくさん聴いていきたいと思います!

あとは、ゼンジンで聴けることを楽しみにしています!!!笑笑


ここまで読んで下さりありがとうございました…!

それではっ👋🏻

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