南岸低気圧と、太平洋側での雪
こんばんは、nooooon(@nooooon_met)です。
日本の南に停滞前線があり、明日にはその前線上に低気圧が生じて、東進する予想になっています。
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この影響で、関東甲信越では雨や雪が降っており、明日にかけては平野部含む広い範囲での大雪となる恐れがある・・・ということで、気象庁から注意・警戒が呼びかけられています。
また、国土交通省緊急発表も行われています。
『現在の雪』で解析積雪深を見ると、今日夕方あたりからは東京都内でも積雪し始めているところがあるようです。
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今回のように日本の南海上を東進していく低気圧のことは『南岸低気圧』と呼ばれます。
太平洋側に大雪をもたらす可能性がある一方で、低気圧の経路等によって雨が降るか雪が降るかが大きく変わってくることもあり、予報が難しい現象とされています。
今回はすでに内陸部で降雪が始まっていて、なおかつ、このあと気温が下がっていく状況なこともあり、降水がどんどんと雨から雪へ変わっていく状況だとは思いますが、量的にどの程度になるか、注目していきたいと思います。
そんな、今日このごろ
※画像は気象庁HPから
1:2021.1.23,23:33閲覧。→http://www.jma.go.jp/jp/g3/