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11/ 13週に気になった未訳ジャーナリングRPG(ソロジャーナル)/ソロRPG/TRPG etc

● お知らせ

引退前の老シーフが最後の盗みの計画を練りつつ、2つの謎解明に取り掛かるジャーナリングRPG「The Heist on Foley Lane」。2つ目の謎が急展開したことでピンチになるもゲームエンドを踏みました。
とはいえ、「こんな結末はイヤだ!」みたいな気持ちになったので、ゲーム終了せずに1つ目の謎を追いながら、強盗計画を立て続ける所存。

同時並行で、National Novel Writing Monthを絶賛チャレンジ中。ひとまずは去年の文字数を超えたいところ。お供に使用している小説執筆支援ツールとしてのジャーナリングRPGはこれ。

↑のゲームをやってて思い出したのが、「My Mother's Kitchen」。これは、は料理のレシピ本が関わるジャーナリングRPG。
あなたは、家族の料理本を書き残した。その中に知っているすべてを書き記したことで、あなたの魂(記憶?)もレシピの中にやどっていて次の世代へと受け継がれていく。記憶を集め、その力を使って、癒すか、傷つけるか、前に進むか。最終的にあなたの願いを叶え、あなたを自由にするのは誰なのか?

こっちは、タロットプロンプトと駆使して遊ぶゲームになっている。ちょうど、企画を支援したタロットカードが手元に届いたので……これも遊んでみたいところ(購入してはあるんですよ、これが)



● 今週の気になる一覧

◾️広大な銀河チャートをかけめぐるソロRPGアンソロジー / ソロRPG

「FOLDS: A Solo-RPG Trilogy」リソース管理がメインのSFソロRPGトリロジーが資金調達チャレ中。同じ銀河系が舞台で、Zinの外側が21 x 118cm という大きな銀河マップ(折りたたむとA6サイズ)。3つのソロRPGは好きな順番で遊べるが、プレイ結果が他のゲームへ影響を与え合う。「AIと人の意識が入れ替わった、どうしよう!?」「AIが勝手に改造した戦闘用サイボーグに意識を転送されてしまった、おいコラ!!」「この銀河の果てを目指すにはAIを強化・成長させていかないと!」みたいな3本のゲームになっているらしい。

なんだか、巻物系のTRPGを思い起こすよね(w

この内容を書いている時点で、終了時間まで残り41時間。

https://www.kickstarter.com/projects/rivethead-games/folds-a-solo-rpg-trilogy-0

◾️粘土板への記録も推奨する青銅器時代ジャーナリングRPGがver2.0に! / ジャーナリングRPG

「Scribe」は青銅器時代後期の文明崩壊を見守りながら、自分の王国を確実に存続させようとするソロ・ジャーナルRPG。何せ読み書きできる人があなただけなのだ。Ver2.0になって東地中海の設定が追加された。

The Wretched & Aloneが基幹システムとなっていて、崩壊へ向かうたび(もしくは崩壊の都度?)に助けてくれるリソースがどんどん少なくなっていく。
記録媒体に、日記帳の他に粘土板が推奨されている(w

◾️ただ夢を見るだけが、この場所へいく方法ではないのだよ / ジャーナリングRPG

「An Illustrator's Guide to the Dreamtlands」でのあなたは、画家。ただの画家ではなく、今ドリームランドを旅をしている。目的はドリームランドの中心にあるとされる太陽のような「考える心」へ目指すこと。何故そこへ目指すのか?、このドリームランドで一体誰と出会うのか?というのを日記に記録するジャーナリングRPG。そして、どんな住人に出会ったかはスケッチで残すことが推奨されている。
また、実際に本を読み進め、見開きページ状態でトランププロンプトを引いてイベント・物語を創り上げていくらしい。
ちょっと、興味深いゲームギミックのようだ。

◾️ヒーローは人間以外の平穏を無駄に壊したいのか? / ジャーナリングRPG

「Monster in the Wilderness」でのあなたは、モンスター。人から隠れ住むために、滅多に人が寄り付かない荒野に隠れ家を作った。だが、この平穏を壊しにくるわけだ……人間のヒーローが。
これは、あなたの発見と荒廃のジャーナリングRPG。トランププロンプトなのだが、破壊されると実際にカードを破らないといけないらしい。これもちょっと興味深いシステムである。

◾️『最も泣けるゲーム賞』を受賞したLARPが配布開始 / LARP

「Benediction」は、プレイヤー達修道女が身を寄せる修道院へ疫病を癒す祝福をもたらす司祭が5日後にやってくるという設定の卓上LARP。祝福を待ち望みながら、自分自身について、他者について、神について、司祭の来訪について思いを巡らせる。この司祭は脅威、誘惑、救済?それとも全く別の何か?

典礼の時間帯を超えた儀式的な集団祈祷を見事に利用してトーンを整え、(神聖な)空間の感覚を作り出している。ようで、今年のGoldenCobraCharengeの『最も泣けるゲーム賞』を受賞している。


少なめですが、今週はこんな感じで。

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ノマチ・イネムリ
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