4/4週で気になった未訳ジャーナリングRPG/ソロRPG/TRPG/LARP
毎週月曜日にウェブ検索やらTLを眺めて、メモっておこうと思ったのをツイートしてぽいぽい放り込んでいたのをまとめていこうと思います。
ただ、これらのまとめは日本語化されていないものです。あしからず。
日本の情報はすでに先駆者様がいらっしゃるので、そちらをご参考いただけますとこれ幸い。幸いと言ったら幸いで(しつこい)
【もっとテクノロジーを駆使してLARPを遊びたい】
LARPスレッドで「QRコードを読み込んでキャラの所持品管理とかできないもんかー」的なスレッドがあって、「Google様(フォーム×スプレッドシート)の力を主に借りるべし」との参考リンク付き返答を見てほほぅと思いました。
三銃士がモチーフの海外LARPは多重イベント進行をスプレッドシートで管理していて、そのノウハウの一部はWeb上で公開されているんですよ。日本ではARを利用したLARPルールを出している団体が1つあったはず……。
【ファンタジー寄りの対決番組】
Disney+ の新しいリアリティコンペティションショー
(色々な課題をクリアして優勝者を決めるアレ)「The Quest」がもはやファンタジーLARPだろ? と色々なところでやんややんや記事にされていたので、公開されているトレイラーを見たら確かに「LARPやんけ」と思う内容でした。
【プレイヤーの役割は概念? / LARP】
2人専用の非同期型LARP「Cadences」は、恋愛が生まれる瞬間から終わる瞬間までの物語を創造する。プレイヤーの役割は「距離」と「関係」。この2人は常に一定の距離を離れており、プロンプトと音声ガイダンスによる散歩を経て変化を繰り返す。まさか、キャラクター同士のロールプレイじゃないとは驚き(w 。
海外(主にアメリカ)の没入体験イベントを紹介・レビューしているポータルサイト「No Proscenium」にてプレイレビューのポッドキャストも公開されています(もちろん、日本語ではありませんが)
ポルトガル語による「LARPって何?」
公共図書館、文化センター、企業などでLARP体験を創造するNGOが主催するワークショップ「larpsの幻想的な世界」内での一コマ。LARPの概念・起源・様々な遊び方について、そして理解しやすいアプローチ方法を言葉でわかりやすく説明し、遊べるLARPの種類、可能性、オンラインを含むプレイ方法を探っていきます(ポルトガル語)
YouTubeのAI翻訳で字幕を追うため、脳がかなり疲れます……はい(w
【海外のサイバーパンクLARPイベント(1)】
海外のサイバーパンクLARP「サイバーパンクユナイテッド(CPU)」のイベントページ。プレイヤーハンドブックが公開されているので、興味のある人は覗いてみよう。
【D&Dの無料個人冊子・次回予告】
無料で公開されているD&Dzine(個人雑誌・同人誌みたいなもの)の次回号No.12はソロプレイのキャンペーンをするためのガイドになること。この特集のために、キャンペーンを新しく作ったらしい。
TRPGの1セッションにおける少人数化は、オンラインセッション普及前から試みられてきた印象です(日本でも)。ジャーナリングRPGの存在もあり、ソロプレイを突き詰める人が増えてきているような?
【サイバーパンクに目覚めろ! / LARPイベント】
ナイトシティLARP(原作がTRPGのLARPイベント)よりも前からあるサイバーパンクLARP「Project Ascension」が2022年の秋に復活。
ニューヨークのナイトクラブで360°イリュージョンを体験できる劇場型LARPは、現実の15分後の未来にあるサイバーパンク世界。自分の罪を隠蔽して世界の陰謀を覗こう。
【私は恐ろしい獣? / ジャーナリングRPG】
ハロウィーンまでの1週間、この田舎町には犠牲者を求めて彷徨く恐ろしい獣「グリンブル」が彷徨くらしい。今ではその姿を一目見ようと観光名所化していた。
このジャーナリングRPG「The Grimble Haunts Halloween」で日記を書くあなたが、その獣だ。
【カフェシム・ソロTRPG】
「Whistling Wolf Café」はあなたは、お客さんが何を求めているかよりも、何を必要としているかを重視するカフェのマスターとなり、悪い評価が3つ溜まらないよう気をつけながら紅茶を淹れる技術と接客術で客を魅了しましょう。1プレイ20分ぐらい。
【そう簡単に願いは叶えられない / ソロTRPG】
誰もが願いを叶えてくれる1つの指輪を探していた。最初に見つけたのはあなた! 指輪をした途端、ダンジョンに閉じ込められた。「Fallen Wishes」は願いを叶えるためにダンジョンを攻略するか、堕落者の仲間入りをするかが試されるソロTRPG
【クンクン……サイコパスの匂いがする / TRPG】
PCは才能ある作家に恵まれた家系、その数人いる姉妹の1人。自分の才能が一番だと思っていて“どんな手段を使っても”それを証明したいと考えています。悲惨な天候と、神がかった才能のある姉妹についての1ページTRPG「Battle of the Brontës」
【PCは人ではなく、1つの“物語”】
「Story of a Story」はザ・スケルトンズのようなプレイングをするジャーナリングRPGで、PCは“物語”という概念になり、色々な語り手によって語られ、時代を経ることで自身がどのように変貌・影響を与えるかを記録していきます。PBP(プレイ・バイ・ポスト:実際の郵便システムを使った2人〜4人ぐらいの書簡ゲーム)ゲームとしてもプレイ可能とのこと。
【私が記録するのは王国の運命 / ジャーナリングRPG】
あなたは王室公認の歴史家。王国の運命、複雑で道徳的に疑わしい支配家族の家系図、彼らの治世、下した決定、没後に残した世界の物語を記録するソロジャーナリングRPG「Lineage:Epoch Edition」。おや、ジャーナリングRPGにしては珍しくルールが40ページもある。
【カウボーイに復讐したい者の日記 / ジャーナリングRPG】
「And the Gunslinger Followed」は、とあるカウボーイに復讐したい6人の内の1人となり、復讐するまでの日記を書くジャーナリングRPG。5つのランダムなイベントを経て、あなたはついにカウボーイと最後の出会いを果たすでしょう。
【シャーロック・ホームズの世界観で / ソロTRPG】
「Mudlarks」は、シャーロック・ホームズの物語内で“ベーカー街のイレギュラーたち”として知られる、路上生活者の少年少女たちのリーダーとなるソロTRPG。ベーカー街のアパートに住む風変わりなパトロンを助けながら、ロンドンの薄汚れた下層で仕事やスパイ行為、縄張りを守るために命をかけて戦いながら生活を切り盛りしていきます。その中で何を見て発見するかはわかりませんが、その情報に対価を払う者は必ずいるでしょう。ちょっと、好みなシチュエーション!!
【新たなるジャーナリングRPGのSRD】
「Epistolary solo RPG system」は1シーズン(1つの季節)、もしくは1年間を期間としたソロジャーナリングRPGのためのSRD(汎用ルールまたは基幹ルール)トランプを使ってプロンプトを得ることは、これまでのジャーナリングRPGと変わらないが、日記と日誌の2つを書く必要があったり、エントリーを書けるスートがキャラによって定められていたり、ルールとして独自なところがあって興味深いです。ちょっと、これをベースにゲームを作ってみようかな?
【魔女たちのロードトリップを記録する / ジャーナリングRPG】
上記の「Epistolary solo RPG system」を使った処女作「The Van Witch」は、新大陸に点在する様々なコミュニティと関係を持つ魔女の集まり、地方魔法労働組合が主催する魔法学園の上級生になります。最後の1年は雇われ魔女として大陸を横断する旅に出されます。4つの集落に住むことを許されるので、各集落に1シーズンずつ滞在して様々な難問に立ち向かいながら、放浪する心地良さやコミュニケーションについて記録を残していきましょう。
今回は、こんなところで。
よろしければ、サポートをお願いいたします。 紹介もチョイスも未熟なところがありますが、“こういった遊びがあるんだー”というのをお伝えし続けられればと思います。