【体験談】これまで100万以上稼いだ私が考える治験のデメリット
前回は治験のメリットを紹介しました。
治験のメリットは主に
高額報酬
入院中の生活が楽
タダで健康診断が受けれる
食費がタダ
看護師さんに美人が多い?
でしたね。
しかしながら治験にはメリットだけでなく、当然デメリットもあります。
今回は一般的に言われる治験のデメリットと僕が思う治験のデメリットの両方について解説していきます。
治験のデメリット
それでは治験のデメリットをお話します。
入院中は外に出られない
治験には様々なタイプがありますが、入院治験の場合は1日以上入院する必要があります。
入院中は基本的に外出が認められません。
なので外で用事があったとしてもどうすることも出来ません。
もし病院の外に出たい場合は治験を途中で中止することになります。
本人都合での治験中止の場合は協力費が一切出ない(もしくは減額する)のが一般的です。
たとえ退院前日であっても自分の都合で途中棄権すると協力費が満額もらえることはありません。
入院する前に用事を全て済ませてしまいましょう。
ちなみに僕が今までに経験した一番長い入院治験は3週間でした。
3週間外に出れないとストレスが溜まりそうですが、1週間くらい経つと慣れます。
身体が慣れてしまうと時間の流れが早くなったように感じるので3週間はあっと言う間でした。
むしろ数日だけの治験の方がストレスを感じることもあると思います。
通院の回数が多いと大変
たまに「入院1週間+通院5回」というような治験があります。
こういうタイプの治験は入院が終わってから何度も通院する必要があるので謝礼金がもらえるまでかなり時間がかかってしまいます。
しかも一度でも通院するのを忘れてしまうとその時点で治験中止です。
謝礼金ももらえないか、もしくはかなり減額されてしまいます。
「入院+通院」タイプの治験は謝礼金も大きいです。
しかも通院と言っても採血や心電図を撮るだけの健康診断なのでめちゃくちゃ楽です。
うっかりしてて通院し忘れたりなんかしたら本当にもったいないです。
通院は入院と違って、決められた日時に病院に行かなくてはいけないというデメリットがあるので忘れっぽい人は注意しましょう。
副作用が出ることもある
これから治験に参加しようと考えている人が一番不安に思うことは「薬の副作用」だと思います。
「新薬を試してもし身体に異常が出た場合はどうしよう」ということは誰でも心配することです。
確かに稀に副作用が出る場合があります。
僕自身もこれまでの20回の治験の中で一度だけ薬の副作用が出たことがあります。
しかし、多くの場合はそれほど重篤な副作用にはなりませんし、数日続くということもありません。せいぜい投薬後の数時間だけです。
さらに、医師がいる病院という環境なので万が一何かが起きた場合もすぐに対応してもらえます。
入院が長引くなどして日常生活に支障が出た場合にも、製薬会社の補償を受けることが出来るので安心です(滅多にありませんが)。
どんな薬にも副作用はある
副作用が心配で一歩踏み出せないという方には、どんな薬にも副作用はあるということを思い出して頂きたいです。
例えば酔い止めを飲めば眠くなりますが、あれは言ってみれば副作用です。
薬局で売っているジェネリック医薬品にも医者から処方される薬にも何かしらの副作用はあります。
しかし殆どの場合私たちはそれに気が付きません。
何故ならもう既に身体の調子が悪いからです。
普段薬を服用する時は自分の身体の調子が悪い時だけですが、治験では健康状態の上で治験薬を服用します。
なので副作用に敏感なのはある程度は仕方がありません。
僕自身も副作用が出た時は辛かったですが、ほんの数時間でした。しかもその治験では事前に何らかの副作用が出やすいという説明もされていましたし、その意味では想定内でした。
なので「副作用が怖いから」という理由で治験参加を諦めてしまうのはとてももったいないことだと思います。
しかし、本当に心配な人は健康食品やジェネリック医薬品の生物学的同等試験の治験を受けることをお勧めします。こちらはほとんど副作用はありません。
怒涛の採血
治験中は基本的に毎日採血があります。
僕の体験談に詳しいことが書いてありますが、一番多いのは投薬日で、全部で10回以上あります。
1日10回以上採血をするというと恐ろしいこのように聞こえますが、実際は採血の量も少ないし1回5秒くらいで終わるので大したことはありません。
治験病院に勤めている看護師は採血に慣れているので痛みもそれほどありません。
投薬日に採血するペースは大体15分〜3時間になります。
投薬した直後は15分おきに採血し、お昼を過ぎると1時間〜3時間おきという感じです。これが就寝前まで続きます。
でも採血が多いのは投薬日だけなので安心してください。
次の日からは基本的に1日1回の採血になります。
治験の目的は新薬が身体にどういった影響を与えているかを調べることなので採血の回数が多いのは仕方がありません。
どうしても注射が苦手、という人は点滴で採血をする治験を探してみましょう。
点滴なら最初に管を刺す時だけ痛みがありますが、血を抜き取る時は無痛です。
ただし投薬日に一日中点滴の管が刺さっているので、ちょっと手首がぶつかると痛いです。
採血についてもっと詳しく知りたい人はこちらを参考にしてみてください。
※貧血気味の方は注意しましょう。以前僕の隣の人が採血の途中で気を失って倒れてました。
食事制限
入院中は施設で出されたものしか食べることが出来ません。
ガムも飴も禁止です。持ち込みさえ制限され入院当日に荷物チェックがある場合もあります。
一応3食ご飯大盛りで出てきますが、正直なところそれでも夜はお腹は空きます。
特に投薬日は朝食抜きなのでお昼の時間までが結構しんどいです。
対策としては普段の食事の量を減らし、胃の大きさを小さくしておくことが効果的です。
炭酸水を飲んで食事の量を減らしておくのがおすすめです。
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いずれにせよお腹は空くのですが、これをやっているのとやっていないのでは全然違います。
また、入院が2回ある治験などの場合は「次の入院までの退院期間中もアルコール禁止」といった制限もあります。
再三言いますが禁止事項は絶対に守りましょう。
入院中のルール
入院中は様々なルールがあります。
どれも常識的なことなので厳しくは無いのですが、入院生活に慣れてくると段々と気が抜けてしまいルールを忘れてしまいがちです。
そういう時に看護師さんから注意されたりするので気を付けましょう。
注意の数によって謝礼金がどんどん減っていき、ある程度までいくと強制的に退院、なんていう病院にも僕は過去に入院したことがあります。
とは言うものの、ほとんど人入院中は静かに過ごしているのでそこまで気にする必要はありません。
集団生活
入院中は他の被験者と同じ部屋で共同生活を送ります。
共同生活といっても普通の病院と入院しているのと同じなので各自別々のことをして時間を過ごすのですが、ずっと知らない人と一緒にいるとストレスがたまることもあるかも知れません。
病院によってはカーテンがあり視界を遮ることが出来ますが、就寝後の物音などが気になることもあると思います。
そういう人は耳栓を持参して行くのがおすすめです。
病院によっては貸し出してくれるところもありますが普段から持ち歩いていると便利なことが多いです。
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治験のデメリットまとめ
最後に治験のデメリットをまとめておきます。
入院中は外に出られない
通院の回数が多いと大変
副作用
怒涛の採血
食事制限
入院中のルール
集団生活
です。
デメリットとはいっても多くの人にとってはあまり気にする必要がないことばかりですよね。
初めて治験に参加する場合はちょっと不安もあると思いますが、これで治験参加を諦めるのはもったいないです。
ちょっとでも不安がある人は実際に事前検診に行き、治験についての説明を直接医師から聞くのもアリだと思います。
事前検診は行くだけで交通費という名目で謝礼(3000円〜5000円)が出ます。行って損はありません。
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