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【No.7 食に困ったら釣りに行きなさい。】

だいぶ期間を空けてしまいました!ご無沙汰しております、ジョルディです!中島で生活し始めて1ヶ月ほどが経ち、こちらでの暮らしにも慣れてきたところです。さて今回は、中島暮らしでは外せないテーマである「瀬戸内海の海の幸」についてお話します!

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まず中島に来て驚いたのは、その澄んだ海!東京湾とは比較ができないほど綺麗な海ですから、そりゃもう威勢のいい魚は、わんさかいます!タコ、イカ、サヨリ、メバル、アジ、タイ、ハマチ、ブリ、フグ、オコゼ...などなど、あげればキリがないですが、釣り素人の私でも分かるほど、中島は釣りの穴場です🐟  ちなみにこれまで私は、釣りの趣味はほどんどなかったのですが、中島で釣りを始めてみて、その魅力に少しずつ惹かれていきました。

中国の諺に、「一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。」という諺があるみたいです。

そんな釣りですから、多くの人が趣味にしており、奥も深いです。今回は、素人なりに感じるその魅力と、瀬戸内海の海の幸を全面にアピールさせていただきます!読み終わって、少しでも中島で釣りがしたくなって頂けたら幸いです😎

1. 瀬戸内海は魚界のスクランブル交差点

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写真で見ても分かりますかね?東京湾の黒ずんだ海とは大違いの透き通ったブルーオーシャン!海の下を覗けば、多くの魚を肉眼で捉えることができます。中島では、このように陸(おか)釣りと言って、海岸から仕掛けを投げる釣りをよくしている人が見られます。

というのも、この陸釣りでも、船での釣りと同じぐらいの大物が狙えるのです!(例えばタイやハマチなど) 身近な海でそんな魚が狙えるなんて関東圏ではなかなか考えられないみたいで、これぞ瀬戸内海!🎣

ちなみに私の中島での釣りデビューは、タコでした!本当はイカを狙ってエギング(イカの釣り)をしていたんですが、蓋を開けてみたらタコ🐙  当初はなかなか釣れず、また根がかりか〜(釣り針やルアーが海底の岩や海藻などに引っかかってしまうこと)と思って引っ張ってみると赤い物体がくっ付いたのです!タコを釣るのは現地でも珍しいらしく、釣った時の快感は今でも忘れません。

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『きゃ〜!スカートめくり〜!!』と言わんばかりの暴れん坊のタコ↑

そして場所を変えて、再度釣り。中島では色々な釣りポイントがあり、自分で開拓していくのもその楽しみのひとつだと思います。(ちなみに、ポイントを変えながら釣りをすることを、ランアンドガンと言い、「今日、ランガンしない?」と釣り仲間では使うそうです。)

ずっとイカを狙っていましたが、私の釣り師匠である田中さん曰く、今年はイカが絶不調と言っていいくらいサッパリ釣れないそう。そこでイカ激減の犯人と言われるハマチを狙おうということで、浜からメタルジグ(魚釣用の器具:下の写真)をキャストすることに。

そしたらびっくり!今度はイカが釣れたのです!師匠も、ジグでイカを釣ったのは見たことがなかったそうで驚いてました。

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それもかなり大きいアオリイカでした!ちなみにこのイカはその日の夕食で、ペペロンチーノにされました。とても新鮮で美味しかったです🍝

私はここでビギナーズラックを使い果たし、それ以降なかなか釣れませんでしたが、他にも様々な魚が釣れます。その一部をご紹介します👇

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こちらはエソです👆 こう見えて、知る人ぞ知る高級魚らしく、お吸い物やじゃこ天など、揚げ物にしても美味しいそうです。このように砂浜からも釣竿を投げていてもサクッと釣れるのが中島のいいところですね!

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そしてなんと言っても、釣れて嬉しいのはタイ!なぜなら美味しいから。下の写真は田中さんが防波堤から釣ったタイですが、これでもまだ小ぶりな方らしいです。タイはご存知の通り、刺身や鯛飯、お頭の煮付けなど色々な調理ができるので嬉しいですね。

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又、こうしたメバル、アジ、カサゴなどの小魚も沢山釣れます!👆 釣竿を入れておけば勝手に引っかかってくれるので小魚釣りも面白いです。小魚は刺身にすると身が小さくなってしまうので、焼き魚にしたり、煮付けがオススメ。今度はヒラキにして天日干しに挑戦しようと思います♫

ちなみに、カサゴは標準和名で、この辺りの地方ではホゴと呼ばれるそうです。関西ではガシラと名前を変えるようで、魚の名前の由来は実に興味深い…。どなたか教えてください笑

2. 釣りのテクニック

釣りといっても色々なパターンがあるようで、その一つでよく中島で実践しているのが、潮の流れを利用した「ドリフト」という釣りです。これは、陸からでは絶対に届かないような沖の海でも、潮の流れを使って糸を流すテクニックです。潮の流れは日によって変わるようで、若潮、長潮、小潮、中潮、大潮、と潮の満ち引きを読むのが大切。(ちなみに、潮の流れが強い大潮は、満月・新月と重なるのだそうです。)

実際に自分も、大潮の日にはよく田中さんと一緒にイカ釣りに出かけます。時間帯は、仕事終わりの夜の時間(夜釣り)に、一生懸命にエギを投げてきましたが、それと同時に約800円ぐらいする田中さんのルアーを何度も沈めきました。….申し訳ありません汗

夜釣りして釣れたイカ↑

3. 食べるまでが「釣り」

釣ったら、やはり食べるのが楽しみですよね!実際に、その日に釣れた魚をすぐに食べることができるので、とても新鮮に味わうことができます。

とは言っても、最初は苦労ばかりでした。魚のさばきなど試したこともなかったので、Youtubeをまな板の横に置き、小魚を3枚におろしていました。しかしやってみたところ、ほとんど魚の身がとれなかったり、イカをさばいた時は台所がイカ墨だらけになったりと、試行錯誤の日々が続きましたね…汗

まぁでも、人にさばいてもらったらなんと楽で美味しいことか!下の写真は、その日につれたタイとタコ。これまた酢橘と一緒に絡めて食べるとご飯が進みます!ビールと一緒に枝豆も。幸せなひと時を過ごしました😇

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という訳で、少しでも中島で釣りにチャレンジしてみたいと思って頂けたら嬉しい限りです!日本人に生まれたからには、海の趣味を持ってもいいのではないでしょうか?😎 ではでは、また次回….


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