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𓂃𓈒𓏸 𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑 𓂃𓈒𓏸 2023年7月号


定期購読マガジン 『𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑』 創刊のお知らせ



このたびNOOKは、note定期購読マガジン『𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑』を創刊することにいたしました。月額550円でお読みいただけるオンラインマガジンです。

NOOKは、東日本大震災をきっかけに東北地方で出会ったメンバーで2015年に立ち上げ、その後およそ6年間仙台に拠点を置き、記録と表現に関わる活動を続けてきました。
2022年春より東京に移り、今後は江東区西大島を拠点として、これまで東北で学んできたことをより遠い場所に伝え、若い世代や多様な経験を持つ人たちと一緒にできることを模索していきたいと考えています。

NOOKの活動をもっといろんな方に知ってもらう機会になればと、𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑をつくることにしました。月に一度の配信となります。
ご購読いただいた売上は、NOOKの活動を継続するための資金として使わせていただきます。またNOOKのWebサイトより、直接ご寄付いただくことも可能です。わたしたちの活動はちいさなものですが、この記録組織を変わらずに続けていくために、どうかご支援いただけますと幸いです。

𝐍𝐎𝐎𝐊 𝐋𝐄𝐓𝐓𝐄𝐑限定のコンテンツは現時点で大きく3つになります。

 語らいの記録 ✎𓂃
『語らいの記録』では、多くの旅を通じて出会った語りを絵画や文章で記録し続けている画家・作家の瀬尾夏美が、毎月ひとつの語りを取り上げ、その語りが生まれた空間をやわらかな文章で編み直します。

 今月の絵手紙 𓍯
『今月の絵手紙』では、画家・作家の瀬尾夏美と、美術作家の佐竹真紀子が毎月担当を交代しながら、ドローイングを交えたみなさまへの絵手紙をお届けします。

 今月のエッセイ 𓅯 ⸒⸒
『今月のエッセイ』では、主に劇作家・演出家である中村大地、映像作家の小森はるか、リトアニア在住の美術家 磯崎未菜、美術・メディア研究者、映像作家の細谷修平が、交代でエッセイを執筆します。自身の活動についてや、最近ハマっていること、海外での驚きの出来事など、それぞれの視点から紡ぐ季節のエッセイをお楽しみください。

他にも、 NOOKメンバーにやってみてほしいこと、聞きたいこと、お願いしたいことなど、新コーナーのアイディアをいつでも大募集しております。各SNSでのリプライや、ハッシュタグ  #NOOKLETTER にて教えてください。❀´-

それではさっそく、瀬尾夏美さん書き下ろしの『語らいの記録からどうぞ。

語らいの記録 ✎𓂃

1. あんだだち、かわいそうに
いまあったかいごはん食(か)せっからな (石巻の食卓で)

東日本大震災から3週間、恩師の親戚が石巻に住んでいるというので訪ねると、その家は津波で被災したエリアの一角にあった。ブロック塀に囲われていたために形を残していたが、一階の天井付近まで津波が来たという。

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一般社団法人NOOKによる、NOOKを支援してくださるみなさまへ向けた月に一度のオンラインマガジン。2023年7月15日に開始します。

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