AOE2DE ユニーク騎乗射手
前回初級者目線でのユニーク射手について書きました。
今回はユニーク騎乗射手(騎乗射手という呼び方であっているのかよくわからないが・・・)
現在実装されているユニーク騎乗射手は以下
・マングダイ(モンゴル)
・戦車(朝鮮)
・コンキスタドール(スペイン)
・ラクダ弓騎兵(ベルベル)
・ジェニトゥール(ベルベル)
・アランバイ(ビルマ)
・キプチャク(クマン)
・ラタ戦車(ベンガル)
ユニーク騎乗射手も射手と同じで8種類
以下詳細(あくまでNoobRAMの所感です。内容の保証は出来ません)
マングダイ(モンゴル)
帝王最強ユニット
対騎士:○
対歩兵:○
対射手:○
対攻囲兵器:○
見分けポイント:マントを羽織った弓騎兵
特徴:攻撃力、発射間隔に優れ、攻囲兵器に攻撃ボーナスを持つ弓騎兵
攻撃力12と射手の中では最高クラスなうえに文明ボーナスで高速発射。
おまけに攻囲兵器にボーナスを持つので破城槌、遠投投石機、大砲等簡単に破壊でき、投石器すらあまり怖くない。
数さえそろえば近衛騎士さえ接近するのは容易ではなく、弱点はほぼない。
ジェノバ石弓兵やラクダ弓騎兵のような一部のユニークユニットに対して弱いが、そうしたユニットを持っていない文明は散兵を当てるくらいしかやれることがないと思う。
弱点として城のみで生産可能な割に生産時間が長めなことが上げられる。
相手の城の数がそろっていなければ散兵や射手で消耗戦を仕掛けることで数を減らすことができる。
騎乗ユニークユニットの中では最もよく見るユニット。
最強ユニットと評価する人が多いだけのことはあり、内政の整っているモンゴル相手に真正面からやりあうのは難しい気がする。
戦車(朝鮮)
攻撃力と耐久力が高い弓騎兵
対騎士:○
対歩兵:○
対射手:○
対攻囲兵器:○
見分けポイント:馬2頭で馬車を引いている。
特徴:高い生産コストの代わりに非常に高い耐久力と攻撃力を兼ね備えた弓騎兵
スコーピオンのような太い矢を発射するが弓騎兵。
攻囲兵器のような見た目に騙されてはいけない、ちゃんと弓騎兵。
通常の弓騎兵や騎士などより少し遅いものの高い速度をもちつつ、高いHPと防御力を持つ。
おまけに攻撃力も高いので数がそろえば騎士でも軽くいなせる。
射程も射手と同等まで上がるのでかなりつよい。
HPが高いので投石器も効果が悪く、相手にするときはまとまった数の投石器か散兵を使うしかないといった印象。
射程防御も高いので通常の射手は全く相手にならない。
聖職者による転向も有効らしいが、低レート帯ではその操作量は厳しいか。
朝鮮を見たらほぼ出てくると思った方がいいくらい強いユニット。
コンキスタドール(スペイン)
AOE2唯一の騎乗砲撃手
対騎士:○
対歩兵:○
対射手:△
見分けポイント:馬に乗って鉄砲を持っている
特徴:砲撃手の高い攻撃力もちつつ、機動力も手に入れた騎乗砲撃手
城主に出せるユニットとしては非常に高い攻撃力を持つ上に移動速度も高い。
誰もが認める城主最強ユニット。
城主中であれば騎士でも歯が立たず、足の速さもあって投石器も当たらない。
アンチユニットは散兵になるのだが、足の速さで逃げられる。
荒らしに特化した場合このユニットに勝るものはないといった印象だが、活かすには相応の操作量が求められる。
低レート帯でこのユニットを常にうまく動かしている人は大抵内政操作ができていない。
そこが付け入るスキか?
帝王に入って物量勝負になると射程の伸びた射手や性能が高い近衛騎士に勝てなくなってくる。
ラクダ弓騎兵(ベルベル)
使い勝手の良い万能弓騎兵
対騎士:○
対歩兵:○
対射手:○
見分けポイント:ラクダに乗った弓騎兵(名前のまま)
特徴:高い攻撃力と自動回復を持つ弓騎兵(おまけで弓騎兵に攻撃ボーナス)
弓騎兵に対して大きな攻撃ボーナスを持つが、低レート帯において弓騎兵をほとんど見ないのが難点。
一部文明のよく見るユニーク弓騎兵に対してアンチとして機能する。
対弓騎兵ボーナスが機能しなくても、攻撃力が高く、自動回復を持っているのでかなり使い勝手が良い。
ラクダ扱いなので槍兵からボーナスダメージが少ないという特徴を持つが、通常の弓騎兵の持つ槍兵に対する攻撃ボーナスがないため、思ったほど槍兵を倒せない。
ベルベルが騎兵文明だからかほとんど見ることがないユニット。
ジェニトゥール(ベルベル)
チームボーナスでチーム全員で使える騎乗散兵
対騎士:×
対歩兵:×
対射手:○
見分けポイント:弓騎兵で唯一盾を持ち槍を投げる
特徴:生産コストが上がった代わりに馬に乗り速度、HPが上がった散兵
ベルベルのチームボーナスでチーム全員射手育成所から生産できる騎乗散兵。
最初から精鋭散兵と同等の性能なので射手に奇襲された際に研究せずに出せるメリットがある。
また、足が速いので射手を逃すことがないが、高い生産コストのために数をそろえるのは大変。
エリート化するため帝王でも微妙に性能が上がる。
一部の文明は性能の上がるテクノロジーを持っていたりするので、場合によってはキーユニットになるかもしれない。
たまーに見ることがある。
アランバイ(ビルマ)
ダーツを投げる騎兵
対騎士:○
対歩兵:○
対射手:△
見分けポイント:ダーツを投げる
特徴:高い攻撃力に低い射程と命中率、かなり特殊な騎乗射手(?)
弓騎兵の防御属性を持つものの、弓や鉄砲など持たずダーツを投げる騎兵。
このゲーム武器を投げるユニットは大抵近接攻撃扱いなのだが、このユニットは射撃攻撃扱い。
攻撃力は高いのだが、命中率は低い。
でも目標から外れたダーツも100%の威力を保つので相手が集団であれば効率よくダメージを与えられる。
数が集まると1マスぐらいの範囲にダメージをばらまくため足の速い投石器のような感覚で使える。
射程が短いので射手の相手は苦手。
しっかり弓騎兵なので散兵も苦手。
砲撃手と同様に矢羽根、弾道学などは適用されない。
でも化学、パルティア戦術は適用と相当特殊なユニットなので運用するなら事前確認は必須。
ビルマ自体の難しさも相まって相手で見たことはほとんどない。
キプチャク(クマン)
複数の矢を同時発射する弓騎兵
対騎士より
対歩兵:○
対射手:△
対破城槌:〇
見分けポイント:辮髪、一度に複数の矢を発射。
特徴:射程が短い代わりに生産コストが安く、複数の矢を発射する弓騎兵
とにかく生産コストが安く、金だけで言えば普通の射手より安い35
アタックディレイ(攻撃指示を出してから実際に攻撃を行うまでの時間)が弓騎兵の中ではかなり早い部類で、操作は快適。
城からしか生産できないので帝王がメインのユニットになるが、クマンには小手がないことが最大のデメリット。
射程が短い弓騎兵の中でもさらに短いために、射手の相手はかなり苦手。
攻撃力も低いので騎士の相手もきついと前線を支えるユニットとしては落第点。
足は速いので荒らしに回ると結構強力。
クマン帝王のユニテクで他のチームメンバーも数量限定生産できるようになるが、弓騎兵適性が高い文明が生産したこのユニットのほうが数段強力。
(数量限定じゃなかったらマジャールあたりが無双する気がする。)
クマンは割と見るが、このユニットはほとんど見ない。
そんなユニット。
ラタ戦車(ベンガル)
剣と弓を切り替えて戦う弓騎兵
対騎士:△
対歩兵:○
対射手:○
対破城槌:〇
対散兵:○
見分けポイント:古代の一人乗り戦車に乗っている
特徴:ボタン一つで近接と射撃を切り替えて戦える弓騎兵
AOE2唯一の近接と射撃を両方行えるユニット。
相手が散兵であれば近接で戦い、相手が槍なら射撃で引き撃ちが可能。
移動速度も騎士より若干遅い程度で十分早い。
文字ずらだけ見れば最強のユニットのようだがそうは問屋が卸さない。
射手よりコストが高く、射程が低い割には攻撃力は同等。
槍兵へのボーナスもパルティア戦術の+2のみ。
また、近接ユニットとしてみても騎士よりHP、攻撃力が低く心もとない。
1VS1では対応力の高さが光そうだが、チーム戦で前後衛のユニットがはっきりと分かれて戦っているときなどは非常に力不足を感じる。
また、騎兵、射手両方のテクノロジーを研究する必要があるためフルアップコストが非常に重い。(鎧は射手用のみでOK)
木、金で生産できる唯一の近接ユニットであるため、畑を張りそこなっても大量に出せるのはメリット。
操作も案外煩雑で、ぱっと見では近接なのか射撃なのか区別がつかない。
そのうえ近接と射撃が混ざった状態で切り替えボタンを押しても自分の思った方にならずもう一回押す羽目になることがしばしば。
思っているよりも操作量を取られるので本気で使うなら要練習な気がする。
新文明として実装された当初はよく見たのだが最近ほとんど見なくなってしまった。
騎乗射手は超強力なユニットから、癖強ユニットまでいろいろいる。
一部のユニットは正直私には扱いこなせないが、独特な魅力のあるユニットが多いので気に入った人はマスターしてもいいかもしれない。
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