【保存版かもしれない】高知・四万十町のフォトスポットを満載の写真と共にまとめてみます #しあわせしまんとせいかつ
先日、お仕事でフォトグラファー仲間の3人で高知県・四万十町に旅をしてきました。
3人でハイチーズ。真ん中が青だったー!とのちほどみんなで後悔
(photo by - オリン)
私がちゃんと四万十町を訪れるのは2度目なのだけど、その間に違う町へ何度かご招待をもらい、高知自体は4回目。
この高知県というのがまた不思議な場所で、繰り返し訪れる程におもしろみを増していく。
なんだろうね。言葉で表現するのはちょっと難しい気もするんだけど、
「噛めば噛むほど味がする」みたいな。
旨味があとからやってくるみたいな。
貝類みたいな。(高知の人から怒られそう)
佇まいがカッコ良すぎる橋に、何枚もシャッターを切る3名
(photo by - 片渕ゆり)
今回のお仕事は、「フォトグラファー3人で好きな場所を撮って発信する」という内容だったのだけど、3人とも楽しみすぎて写真が計500枚くらいある。
これを何処にも出さないのは流石にもったいなすぎる。というか見て!私たちめっちゃ魂込めて写真撮ったのよ、見て!という身勝手な気持ちでnoteにまとめることにしました。
なので異常に写真が多いです。ごめんなさい。
なんなら紹介したいスポットも多いです。ごめんなさい。
いつまでもぼーっとしたくなる豊かな自然に...
道端で見つけた壮大な田んぼに...
美味しいものもたくさん...とにかくたくさん...
な四万十町を、旅するときの参考にしてもらえたら嬉しいです。
なったらいいな。どこも素敵な場所なんですよ。
今回の旅人たち
今回旅したのはこの3名。年齢も出身地もバラバラだけど仲良しです。
オリン: 奄美大島育ち/エモく儚い世界観が好きな女の子。 全国を飛び回るフリーランス。心が揺らぐ言葉を写真と共に発信しています珈琲とgaruboが好き。
片渕ゆり: 写真家・物書き。東京在住。ぽんずと呼ばれています。// 写真集『#旅するために生きている』
古性のち: 写真家・コラムニスト。岡山と東京の二拠点暮らし。美しい日本語と写真を編んでいます。2020年からBRIGHTLOGG,INC取締役。共著 : 「Instagramあたらしい商品写真のレシピ」
実はこのメンバーで旅をするのは2度目で、1度目はGENICさんが企画してくれた香川ツアーで一緒に回りました。
「せっかくだしぜんぜん違う視点から写真を切り取れるメンバーで行けたら楽しそうだなあ」と思い、ポートレイトが得意なオリンちゃんと、目のつけどころがシャープだね、の片渕ゆりちゃんをお誘いした次第です。
青と赤のコントラストが好き(photo by - 古性のち)
みんな同じ場所を回っているはずなのに、「ええ〜!そこ撮るの!?」と感心したり旅の道中「このアプリが便利でね…」とか「写真の整理はこうしてる」だとか「仕事の単価はこうやって交渉する!」だとかを話し合ったり、とにかく目から鱗の情報交換をたくさんしあった。有意義すぎたな…。
今後フォトグラファー同士で訪れる旅、増やしていけたら良いなあ。お互い被写体にもなれるし、しかも「ここでしょ?ここが撮りたいんでしょ?」がお互いわかるし、魅力倍増して伝わるしで、招いてくれた県にとっても、参加してくれたフォトグラファー同士にとっても、プラスの作用でしかないのでは.....と実感した旅になりました。
高知県・四万十町でシャッターを切りすぎた場所のご紹介!
弱そうなおとなたち(photo by - オリン)
ということで、私たち3人が「楽しくてシャッターを切りすぎて全く前に進まなかった」場所たちを紹介します。
1. 四万十川を眺めながらのお茶栗タイム。「おちゃくりcafe」
こちらは冷凍で売られていたモンブラン。解凍待ち中(photo by - 古性のち)
まずはここをご紹介しなければ四万十町は語れない(私的に)。
四万十川を眺めながら、もったり優しい甘さの栗スイーツを食べられる場所。
思わずやってしまうポーズ。背景が緑だと映えるな〜
(photo by - 片渕ゆり)
眺め抜群のカウンター席。
右側には時折ジップラインを楽しむ人たちが見える。(photo by - オリン)
おちゃくりcafeからの眺めはこんな感じ。この日はちょこっと曇り模様だったけれど、晴れたらもっと青いぞ〜(photo by - 片渕ゆり)
近くで見ると透明度は抜群(photo by - 片渕ゆり)
真っ赤な傘を持ってポートレート撮影も。緑と赤のコントラストが最高
(photo by - 片渕ゆり)
ぽつん写真を撮るのに最適な場所(photo by - オリン)
少し真下からの構図がオリン流(photo by - オリン)
おちゃくりcafeの入っている道の駅では四万十の名産品も購入できます。ジンジャーシロップとっても美味しそうだった...(photo by - 古性のち)
2. 圧倒的な存在感。下津井のめがね橋(とその周辺)
めがね橋は高さ20mの大きな橋。湖畔に映るシルエットが眼鏡のように見えることから「めがね橋」と名付けられたらしく、昔は木材を運ぶトロッコ用の軌道橋だったそうです。
片渕ゆりちゃんは「高い!怖い!高い!怖い!」を連発していたので、高所恐怖症の方はお気をつけくださいませ・・!
めちゃくちゃかっこいいけれど、高い・・!(photo by - 片渕ゆり)
橋の向こう側からポツン写真。隣の片渕ゆりちゃんは足が震えてます(photo by - オリン)
めがね橋周辺も自然がいっぱいでお散歩たのしい(photo by - オリン)
めがね橋の付近にあったちいさな橋。彼岸花とのコントラストが好き(photo by - 古性のち)
「じつはちゃどころしまんと」の緑茶と焙茶。すっきり飲みやすい
(photo by - 片渕ゆり)
ついつい夢中で撮ってしまうぽつん写真(photo by - 片渕ゆり)
お弁当スポットとしてもベスト。もぐもぐオリンちゃんを激写
(photo by - 片渕ゆり)
高知の米豚の生姜焼き弁当。お箸が止まらない美味しさ...
(photo by - 古性のち)
3. 幻想的な絵が撮れるスポット大正森林鉄道跡
むかし鉄道が行き交い、今は廃線となった大正森林鉄道の跡地。
当時のままトンネルが残っていて、向こう側に抜けられるようになっています。ここがまた写真好きにはたまらない場所でして...
向こう側に広がる緑の世界にわくわくする(photo by - 片渕ゆり)
トンネルの中にできた水溜りに映る幻想世界 (photo by - オリン)
トンネルの向こう側に立つとこんな写真が撮れます(photo by - オリン)
スローシャッターで撮影すると完全にホラー(photo by - 古性のち)
撮影終わりのトンネル前。明るい世界っていいね(photo by - 片渕ゆり)
4. 珈琲喫茶 淳
一度訪れてからずっと恋をしていた場所。昭和時代の空気をたくさん吸い込んだ喫茶店。この蔦で覆われた中にお店があります。
淳の入口。ここだけでもめちゃくちゃわくわくします。(photo by - オリン)
蔦でほぼ覆われている看板がキュン(photo by - オリン)
この押し寄せるポスターに囲まれる席の雰囲気がたまらん(photo by - オリン)
店内にはコーヒーにまつわる言葉がたくさん(photo by - 片渕ゆり)
壁を見ているだけで時間がすぎてゆく(photo by - 片渕ゆり)
ダンディで無口なお父さん。淡々と美味しい珈琲を淹れてくれる
(photo by - 古性のち)
絶品ほろ苦珈琲ゼリー(photo by - 古性のち)
自家製クリームたっぷりのウィンナーコーヒー
(photo by - 古性のち)
5. 昭和の時を肌で感じる駅。土佐大正駅
山小屋風の木造駅舎がひたすら味わい深い、土佐大正鉄道駅。今も1日50人程度が利用しているらしい。ぬくもり感全開です。
ホームまでの道
(photo by - 片渕ゆり)
隣の駅は昭和
(photo by - オリン)
足元もかわいい
(photo by - 古性のち)
緑のベンチと森の緑のコントラスト
( photo by - 古性のち )
線路は続くよどこまでも
(photo by - 片渕ゆり)
この位置で写真撮れるの貴重。
(photo by - 古性のち)
6. 河童バックパッカーズ
四万十川から徒歩3分の宿。宿の目の前を「しまんトロッコ」が走り抜ける風景を見ることができます。
線路の横にたっている看板。手作り感があったかい。
(photo by - 片渕ゆり)
お庭にはやんちゃなブランコもあります(photo by - 古性のち)
玄関からは通り過ぎるしまんトロッコがひょっこり。なかなか珍しい光景
(photo by - 古性のち)
気持ちよさそうな共有スペース。
(photo by - 古性のち)
縁側。これはのんびりゆったりできそうな空気感
(photo by - 古性のち)
2Fの窓辺。ここで物思いにふけりたい
(photo by - オリン)
何気ない穴からも河童がこんにちは
(photo by - オリン)
こちらは2Fからの光景。これは鉄道好きにはたまらない!
(photo by - オリン)
7. リアルに極上の温泉を堪能できる宿。松葉川温泉
私たちが宿泊した宿「松葉川温泉 」の温泉があまりにも極上で、ずっと「何この泉質.....」と騒ぎまくってました(笑)
温泉好きには絶対に行って欲しい場所。
一回味わってしまったらもう戻ってこれません。
とろっとしたあの泉質はなんでできたのか...すごい...
ベランダ。外はマイナスイオンたっぷり
(photo by - 片渕ゆり)
お部屋は静か。朝はやさしい木漏れ日が落ちます
(photo by - オリン)
感動的に美味しくてもりもりご飯をおかわりした朝食
(photo by - オリン)
お布団もふっかふか
(photo by - オリン)
専用のサンダルってキュートだよね(photo by - 古性のち)
宿の前には大きな赤い橋。お散歩コースにぴったり
(photo by - オリン)
8. 名前は海関連の施設っぽいけど実はフィギュアが集まる場所。「海洋堂ホビー館四万十」
最後は世界的フィギュアメーカー海洋堂の創業者でもある宮脇修さんが四万十の奥地に立てたフィギュア館。名前は思いっきり水族館なのにフィギュア。惹かれます。
ここがまためちゃくちゃ楽しいので、フィギュア好きは是非に立ち寄ってください。はしゃいで大盛り上がりでした(笑)
外観。圧巻。
(photo by - 片渕ゆり)
中は思ったより広い
(photo by - 古性のち)
見たことあるフィギュアや貴重なものまでなんでも揃う。
マニアには多分たまらない空間(photo by - 片渕ゆり)
すごい勢いで説明されたけど大半の記憶を失っているゆりちゃん推しのチェスのコマ(photo by - オリン)
わたしとオリンちゃんの推し「ケムール人」(photo by - オリン)
スタイリッシュなケムール人。良いカメラで撮ってもらってよかったね(photo by - オリン)
自然も人も魅力的。という月並みな言葉をそのまま実直に体現している場所、四万十町。
自然も人も魅力的。という月並みな言葉をそのまま実直に体現している場所、四万十町。
実はこっそり、今回まわったスポットを一緒に回る「フォトツアー」 ができたら良いね〜と四万十町のみなさんと話をしています。
実現できたら絶対楽しいな〜! あそこもあそこも連れていきたいな〜〜と妄想がふくらんでしまう。 まだまだ「ねえねえ四万十町遊びにいってみて〜!」と大きな声では言えないけれど、 少しずつ明るさを取り戻している世界で、できる事から少しずつ始めたい。
最後にみんなのツイート置いておきます。
本当に良い旅だった。
とても充実の旅でした。 アテンドしてくれた高瀬さんをはじめとしたみなさま、現地で優しく迎えてくれたみなさま、そして一緒に旅してくれたオリンちゃんとぽんずちゃん。本当にありがとうございました!
また一緒に旅できる日を心待ちにしています!