小さなエッセンスを日々紡ぎ合わせていく作業とその先にある「私らしさ」
今日は私の主催しているオンラインコミュニティ.colonyで不定期開催しているトークイベント「世界観の作り方」の開催日でした。ゲストはメディアcocoroneの編集長とみこさん。
今回もコミュニティ中外で150名を超える方が申し込んでくれて(リアルタイムでは90名くらいが見てくれた。アーカイブ残っているので見逃した方はアクセスしてみてください)ゆるり良い時間だったのだけど、とりあえず私このイベントに関わっているゲストさん勢の声、すごい好きだなあと思った。
光山さんやとみこさんの優しい雨音みたいな声とか、コハラさんのよく通る声とか、涼くんのリズムが良い話し方(と表現するのが正しいのかな)とか。
なんだろう。「自分」を迷いなく持っている人たちって声もキラキラするのかな。声フェチな私にとっては眼福ならぬ耳福でした。
トークの途中に「自分の世界観に影響を受けている作家やアーティストはいますか?」の話になって、うーんと考えてみたけど、ぱっと思いつかなかった。
同時に多分「憧れの人」というのもあまりいなくて(写真じゃなければ菊池亜希子さん。あんな空気を纏える人になりたい)なんでだろうなあーと考えてた時に浮かんだ答えは「今の自分らしさは、多分エッセンスを紡ぎ合わせてできているから」だった。
私はよく、自分の世界観を作る過程を「オリジナルブレンド」と例えるのだけれど
多分写真もそうで、いろんな人の色んなエッセンスを少しずつもらいながらまるで料理のように「この味はなんかあまり好きじゃないな」と思って砂糖を加えてみたり、塩で整えてみたりしながら、作っていくのだと思う。なので部分的に言えば尊敬している人は多いけれど、その人もそうやってオリジナルブレンドを作って走ってきているから、多分ぜんぶを真似っこだったり参考だったりって難しい。
完全に真似しようとすると ”似たような何か”ができてしまって、多分すごく切ない気持ちになる。(わたしはなった)
この写真後ろのシャツがちゃんと入っていない雑らしさが私らしくて好き
だから真似っこじゃなくて、エッセンスを沢山もらうこと、集めること。そのために良いものを沢山見ること。悪いものも。
そうして自分の中で消化して、混ぜ合わせていく。
たまに誰かに味見してもらって「これって美味しい?」とか「何が足りないのかな?」なんてききながら「うん。この味といえば○○だよね」とか「この味付けは○○にしかでないよね」なんて会話を目指していく。と、いつの間にかそれが私らしさになって、世界観になるのだと思う。
イベント中にも話したけど、その練習に「pinterestでpinをしていく作業」は”良いものを見る”も”集める”にもすごくよくて、おすすめしたいです。
しばらくコミュニティでpin活していたのだけど途中で止まってしまったので、来期コミュニティメンバー募集時にpinterest活動復活させたいな。とか思ってます。やりたい人がいたらぜひ一緒にpin活しましょうね。
そんな感じで、色々勉強になったイベントでした。
私も日々エッセンスを集めながら、オリジナルブレンドをアップデートさせていきたいと思います。
いつもありがとうございます。いただいたサポートの一部は書く力の原動力のおやつ代、一部は日本自然保護協会に寄付させていただいています。