見出し画像

#ときめく台湾の巡り方 ができるまで【其の1】

先日 #ときめく台湾の巡り方 という企画で人生3度目の台湾に行ってきました。仕事が半分・プライベートが半分1週間旅。with 旅するクリームソーダ職人のtsunekawaさん

どこかから台湾旅の依頼を受けた訳ではなく「自分たちが行きたい旅&100%おすそ分けしたい旅を企画して、仕事にしよう!」スタイルの、完全わがまま自主企画。

わたしもtsunekawaさんもリズムがゆるいので、企画も割とゆるめトーンからはじまったのですが。蓋を開けてみたら、現地から発信していた「#ときめく台湾の巡り方」のハッシュタグを本人たちも驚くほどにいろんな人が見守ってくださいました。
おかげさまで「嬉しいね」「楽しいね」と、ほっこりする暖かい企画になりました。本当嬉しかった。

(台湾たのしい。おかわりしたい!を繰り返してるtsunekawaさん)

この記事は、今回の企画の裏側というか、スピンオフ!みたいな形を。さらりゆるり、パラパラ読めるような、短い文章でのんびりお届けします。

もしかしたら「企画ってこうやってピースを組み合わせていくんだなあ」とか単純に「企画するのって楽しそうだなあ」とか思ってもらえるかも。そしたら嬉しいなあと思いながら。(エンジンは極めてゆるいです)

レシピ1: 事のはじまりはtsunekawaさんからの1通のLINE

「のちさん、台湾行きたいです」
とある日の昼下がり。私がゴロゴロとベッドで漫画「転生したらスライムだった件」を読んでいると、各地でめちゃくちゃ美しいクリームソーダをつくっている職人、tsunekawaさんから、そんな1通のLINEが舞い込んできた。

お、珍しいなあ。tsunekawaさんだ。と思いつつ、ふむふむ開封。
tsunekawaさんと出会ったのは、仲良しでフォトグラファーの横尾 涼くんに誘われて顔を出した、2ヶ月前のクリームソーダを作るイベントでした。


当日はあまり喋れなかった(忙しそうだったのと、よく考えてみればお互い人見知りだった)のだけど、そういえば「わたし今度台湾行くんです」とチラリお話をして「台湾でクリームソーダ作れたら楽しそうですよね」なんてお誘いした気がする。
なんて律儀な人なんだクリームソーダ職人。

のち「台湾!そういえば、来月行くってお話しましたね(私は10月にも別企画で台湾・宜蘭に行っていました)覚えててくれたんですね」

漫画を読む手を止めて返信する。

tsunekawa「ですです。それなんですけど、実は本当に行きたいなあと思って。軽いお誘いだったので連絡しようか迷ったのですが…思い切って連絡してみました」

おや。

tsunekawa「結構本気で、台湾でクリームソーダ会できたら楽しそうだなあと思っているんです」

おや。もしやこれは、社交辞令ではない。

のち「なるほど。そしたら1回ちょっと直接お話しましょう」

tsunekawa「そうしましょ」
1度お会いして、お話してみることにしました。

レシピ2: 行きたいですね、行っちゃいますか。

打ち合わせは、波照間島帰りだった私が持ち帰ったシーグラスを散りばめた、クリームソーダを一緒に作りながら。
クリームソーダを作りながら打ち合わせ、ってなんだかメルヘン。何かの歌詞みたいだなあ。

台湾に行ってワークショップやってみたいことや、わたしはフォトウォークをやりたいことなど意見交換。

1. クリームソーダ会を台湾でする
2. ときめきを切り取るフォトウォークをやる
3. 台南を旅したい(これは私の願望)
4. できれば2人を繋げてくれた
横尾涼くんを一緒に連れて行きたい(勝手に)

2時間ほど話す中で、この辺りを決定。

のち「これ、折角行くなら他の人も一緒に行けたら良いですよね」

tsunekawa「確かに。フォトウォークもクリームソーダ会も何人かでできたら楽しそう」

そんな会話から、更にこの企画に一緒に来てくれる方、そしてもしいらっしゃれば、協賛してくれる会社さんを探してみよう!に着地。
早速わたしは企画全般のディレクションを、tsunekawaさんは宿などの手配やワークショップの準備を開始しました。

まずは私の運営しているコミュニティ .colony内、そしてtsunekawaと私、それぞれのTwitterで募集をかけさせてもらうことに。


「一緒に来たいって言ってくれるひと、いるかなあ...」
とそわそわ不安がりながら連絡を待つこと数日。
結果.colonyから2名、Twitterから2名の計4名が手をあげてくれました。(この4名が本当に素敵な方々だった…!ので続編で)


レシピ3:  賛同してくれたのはレンタルカメラ会社のRentioさん

「台湾でフォトウォークしたいんです」という企画書をお送りすると、
「良いですね!やりましょう!」とすぐに気持ち良い返事を返してくれたところが。「台湾土産買ってきますね!」と連絡すると「クリームソーダでおねがいします!」とハードルを上げてくれる、おちゃめな三輪さん。前に別の記事企画でもお世話になった会社、Rentioの代表さんでした。

フォトウォーク用(といちばん左はお部屋で使うおしゃれスピーカー!)にたくさんの機材を貸してくださることになりました。
参加者さんにも「使ってみたい機材ありますか?」とアンケートをとりつつ、みんなそれぞれが使ってみたいカメラを準備。みんなで使えるチェキも5台貸していただきました(真四角がめっちゃかわいい)

レシピ4: みんなで使える共通ハッシュタグ欲しいね

出発も2週間前。
忘れてることないかな?と確認していたら、せっかく現地へ行くならば、みんなが共通で使える、そして今後も広く使ってもらえるハッシュタグがあると良いよね、という話に。
(何よりも優先が ”ハッシュタグ” だったのは、Twitterラバーの私たちならではの視点な気がする)
ふたりでいっぱい出しました。

・#ときめく台湾ののぞき方
・#ときめく世界ののぞき方(汎用性重視)
・#ときめく台湾の巡り方
・#ときめく世界の巡り方(汎用性重視)
・#どこまでもときめく旅を
・#ときめく地図を広げてみれば
・#心ときめく美しさが台湾にある
・#ときめき台湾旅
・#ときめき台湾旅行記
・#ときめき台湾巡り
・#僕らの台湾旅行記
・#僕らと旅とクリームソーダ
・#旅するクリームソーダin台湾
・#僕たちの台湾旅行記
・#僕たちのときめき台湾
・#旅しよう台湾
・#旅する台湾

のち「汎用性重視なら”世界”がついたほうがよくないですか?」
tsunekawa「でも、情報の絞りやすさなら”台湾”に絞りたい」

ふたりでうんうんとアレコレ頭を悩ませ、

・ゴロの良さ(噛み心地の良さ)
・字面
・使いやすさ(二人がさらりと使えるかどうか)

から「#ときめく台湾の巡り方」をこの旅のハッシュタグとして採用、この旅に一緒に連れてゆくことにしました。

其の2へ続く▽


いいなと思ったら応援しよう!

古性のち | Noci Kosho
いつもありがとうございます。いただいたサポートの一部は書く力の原動力のおやつ代、一部は日本自然保護協会に寄付させていただいています。