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【古性のち 自分史】#5 一枚の写真がくれた道しるべ

あの瞬間。空気ごと凍りついて、うっかり息も止まってしまいそうだった。10年以上たっても衝撃を忘れないのは、雑音だらけだった私の世界に突如確かな心が降ってきたからだ。
嬉しさも、悔しさも悲しさも。すべての感情が奪い去られていった。

あの一枚との出逢いが、その後のわたしの人生を180度くるりと変えたように思う。

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