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職員室にケータイを置いてはいけない

定時で帰宅したい。そう思って色々と試行錯誤をしています、のんたSENSEIです。

今日は、「職員室にケータイを置いてはいけない」ということについて話します。

教員の皆さんはとっても忙しい身なので結論から申し上げます。

それは…

集中力が落ちるから

です。

とある研究機関でこんな実験がなされました。

Aグループ:ケータイをポケットに入れてテストを受けた。ケータイは音もならない状態にしておく。

Bグループ:ケータイを会場に持ち込まずにテストを受けた。

どっちのグループの結果が良かったでしょうか?

結果は、Bグループです。

どうやら、Aグループの人は、まったく鳴ることのないケータイなのに、ポケットに入れているだけで気になって集中力が低下したようなのです。

つまり、ケータイは「集中力を低下させる道具」になってしまうのです。

ケータイは便利だけど弊害もある

ケータイはまさに文明の利器です。私もケータイ大好きで、休みの日は暇さえあれば触りたくなります。

休みの日はいくらやってもいいんですが、勤務中はケータイを「みれない状態にする」ことが集中力を持続するために重要です。

一般的に、人間が集中状態に入るためには20分かかると言われています。せっかく職員室の机に向かい、何か作業をしようとしたときに、近くにケータイがあると気になってしまいます。

そして手にとり、つい見てしまう。ラインの返信をしたり、ヤフーでニュースを見たり、ツイッターをみたり…職員室でやる必要のないことをついやってしまいます。

名称未設定のノート (2)-2

せっかく集中力が高まった状態なのに、ケータイの音が鳴ってしまうと集中力が途切れます。さらに、また集中ゾーンに入るためには、20分の時間が必要になってしまいます。それではいつまで経っても仕事は終わりません。

私達教師は、子どもが帰ってからの60分〜90分が、仕事をするために与えられた重要な時間です。その時間をフルスペックで仕事をすることで、定時に帰宅することができるようになると考えます。

話しかけられない場所で作業できるのが一番

ただ、職員室は集中力が途切れやすいところでもあります。

多くの先生方が話をしていたり、電話が鳴ったりする。自分に対する電話ではなくても、コールが鳴ると気になりますよね。それだけで集中力が低下します。

なので、本当は誰もいない、話しかけられない場所で作業をするのが一番効率がいいです。

個人的には教室をおすすめしますが、自分に対する電話が鳴ると放送で呼ばれたり、PCがないなどの理由でなかなか教室にこもって仕事をすることができない場合もありますよね。

なので、そういう場合は職員室でやることになると思います。

職員室で作業をしていると、突然学年の中で話し合いが始まったり、決め事が行われたりするんですよね。その場でパッと話し合いが始まる。短時間の中で膨大な仕事と懸案事項や相談事項があるのでそうなってしまうのが現状です。

先進的な企業では、集中しているときには耳にイヤホンをするのを合図としていて、その状態にいる人に話しかけてはいけない、というルールがあると聞きます。ですが、学校でそれはNGです。(本当はそうなればいいなって思うのですが)

なので、少しでも集中力を低下させないためにも、ケータイやスマホを手元に置いておかないようにしましょう。

連絡待ちやどうしても手元から話せない先生もいる

たとえば、働きながら育児をしているママ先生は、どうしても保育園からの連絡が入ったらすぐに対応しなければならなかったりするんですよね。そういう方は電源オフなんてできないと思います。

ですが、そういう事情がない先生は、是非「スマホを手元に置かない」を試してみてくださいね。


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