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「たかが軽いアトピー」が引き起こす深刻な事態
「アトピーは自分で治せる病気」
今、軽いアトピー症状で悩むあなたへ。
この気づきが、あなたの人生を大きく変えるはずです。
僕がアトピーで30年以上悩んで根治した、シンプルな答え。
「アトピーは肌の病気ではない」
「アトピーは胃腸の病気だった」
「たかが手首の痒み・・・」
「ただの乾燥肌・・・」
そう思っていた些細な違和感。
その小さな違和感が僕の人生を大きく変えることになりました。
違和感は物心ついたころからすでに始まっていました。
それは、取り返しのつかない悪夢の始まりでした。
小学生のときの「ちょっとした違和感」。
顔がカサカサして、手首の内側が少し赤くなる程度。
市販の保湿クリームを塗れば収まる、ただそれだけの症状。
「大きくなれば治る」と言われ、さほど気にもしていませんでした。
・・・でも、すでに体は確実に警告を出していたんです。
朝、枕を見ると小さな血痕。
「爪が長いから...」と自分に言い訳。
首元や腕を隠すため、真夏でも長袖を選ぶように。
友達とのプール、体育の着替え、少しずつ気になり始めました。
それでも、まだ日常には影響がないと思っていました。
静かに着実に進行していたアトピー。
僕の食生活は乱れていました。
朝食は菓子パンだけ。
夜はスナック菓子を腹一杯。
胃のもたれ、胸焼け、 胃腸からの小さなSOSを、完全に無視していました。
冷たい飲み物、アイスクリーム、辛い食べ物。
胃が発するキリキリした痛みにも慣れていきました。
そんな生活を続けていた中学生の春のある日。
突然、地獄の扉が開きました。
入浴後、がまんできないな痒みに襲われ、 タオルで顔を強く何度も拭きました。 顔は腫れ上がり、リンパ液と血が混ざり合い、 ステロイドを塗っても、まったく効果はありません。
夜、布団に入っても痒くて眠れない。 無意識のうちに掻きむしり、 朝起きると爪の中に血の混じった皮膚。 シーツは血で染まり、枕には大量の落屑。
学校でも容赦な襲ってくる発作的な突然の痒み。
友達と話している最中、 痒みを我慢し、冷や汗を流しながらの会話。
「その顔どうしたの?」という何気ない一言に、 心が締め付けられる毎日。
頭皮にもアトピーが現れ始め、 黒い学生服に白い落屑が目立つように。
1日に何度も肩を払う癖がつき、 学生服の首のカラーの内側には大量のフケが溜まっていました。
体育の着替えも、周りの目が気になって仕方ない。 プールの授業は見学の連続。 友達の家へ泊りに行くことも「体調不良」を理由に参加せず。
少しずつ、普通の学生生活から遠ざかっていきました。
朝の準備時間の8割は、 顔の状態を確認することに費やされ、 鏡を見るのが怖くなり、 外出も徐々に減っていきました。
友人に誘われても断り、 恋愛も諦め、 青春を諦めました。
話すことはもちろん、人と目を合わせることさえ、怖くなっていました。
症状は顔だけでなく、目にも襲いかかります。
目の痒みと痛みで、授業中も右目を閉じたまま。
涙と目ヤニが止まらず、 ハンカチで何度も拭く毎日。 朝は目ヤニで瞼が開かない日々が続きました。
そして、衝撃的な診断結果。
「両目春季カタル」「両目急性緑内障」 まぶたの裏がボコボコと盛り上がり、 両目とも角膜が深くえぐれていました。 特に右目は角膜の深層まで損傷が及び、 もう視力回復の見込みはないと告げられました。
高校2年生の冬。 右目の緑内障手術のため、1ヶ月半の入院生活。金属製の眼帯を常時装着。 テープかぶれを防ぐため、お風呂にも入れず。 体を拭くことしかできない日々。 アトピーが顔に出ていたら、かんたんに想像できる地獄。
昼は点滴を打ちながら、猛烈な痒みに耐え続け、 診察時は眼球に直接注射。 夜中に無意識で掻きむしり、眼帯が外れ、 何度もナースコールを押す。
「掻かないでください」という看護師の言葉に、 「掻きたくて掻いているんじゃない」と 心の中で叫び続けました。
退院後も、日常は地獄のまま。
高校の卒業アルバム写真。眼の治療のため飲んでいたステロイドの副作用でパンパンに腫れた顔少しでもごまかすため、 頬の内側を噛んで撮影しました。
その写真を見るのも怖くて、 写真は机の奥深くへ。
こうして僕の青春時代は、 アトピーに支配され続けました。 当時、自分の顔が写った写真はほとんどありません。
思い出の全てが、痒みと痛みと、 周りの目から逃げ続けた記憶だけ。
この「たかがアトピー」という考えが、 最大の落とし穴だったのです。そもそも アトピーは、肌の病気ではありませんでした。
全ては「腸」から始まっていたのです。
今、あなたの体に違和感を感じているなら、 まず胃腸を大切にすることから始めてください。
冷たい飲み物を控える
朝の足浴(たった5分)
お腹と腎臓をドライヤーで優しく温める(5分)
便通をチェックする (理想は浮くバナナ状。下痢や便秘は要注意)
たった2週間で、変化を感じ始めるはずです。
大切なことがあります。ステロイドは必ず医師に相談してから減らすこと。 症状が改善してから、少しずつ減らしていくのが正しい方法です。
今、軽い症状のうちに始めましょう。 僕のような取り返しのつかない状態になる前に。
アトピーで悩む時間は、あまりにももったいない。 その時間で、もっと大切なことができるはずです。 アトピーのない人生は、自分次第で必ず手に入ります。 その鍵は、すでにあなたの体の中にあるんですから。
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