モンスターチップM1
日本時間10月19日に行われたApple Event。何年ぶりだろう、リアタイしたの。ライブで見ようと思った理由は、前々から噂されていたハイエンド向けM1発表を見るため。どんな性能で出てくるのか、非常に期待していた。
音楽
まず度肝を抜かれたオープニング。夜中に声を上げるほどテンション上がった! やってくれるなぁApple。
発表されたのは、Apple Music Voice Plan、HomePod mini新色、第3世代AirPods。AirPodsのビデオは、iPodのCMのオマージュと思われ。これまたオサレ。
Mac
噂どおりプロ向けMacの発表。まずはチップの話からだった。M1Xではなく、M1 Proの呼称で「おおー」となった。で、それだけかと思いきや「M1 Max」というさらに上位チップを発表し「ええー⁉︎」となった。
Appleは、2005年にPowerPCからIntelへの移行を発表し、2006年に初のIntel Macを発表した。Intelに移行して15年経つが、特にこの4〜5年、Macってコスパに悩まされていた気がする。「Macは値段が高い」「同じ値段ならWindows PCの方が高パフォーマンス」といった評判だったと思う。自分もそう感じていた。でもAppleさんは、macOSの新機能とかiPhoneとの連携性とか、Apple Ecosystemを活用してMacに価値を見出してきた。でも、最終的に足を引っ張ってきたのはIntelの性能が上がらなくなってきたこと、そして、NvidiaのGPUが選択できないことに尽きる。要するに、ハードウェア、OS、アプリケーションはApple自社製なのに、コアのチップ部分が他社製だったことが足枷となっていた。2020年、ようやく自社製Apple Siliconへの移行を発表し、M1チップ搭載のMacが登場した。レビューを見る限り、M1 Macの評価、コスパは非常に高い。
話をイベントに戻そう。M1チップの進化版であるM1 Pro/Maxは、とんでもないパフォーマンスかつ電力効率のよう。
そのバケモノチップを搭載した16インチ/14インチMacBook Pro。来週発売予定とのことで、おそらくレビュー動画も上がるだろうから、実際の性能がどんなものなのか非常に楽しみ。
個人的にはハイエンドMac miniに期待してたんだけど、それはApple Silicon移行の締めくくりとして、Mac Pro、iMac Proと合わせて発表されるのかな。