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鍼はここから

こんにちは。はたけなかです。

今日は「鍼の歴史」についてお伝えしていきます。

1.いつから?
2. 鍼の起源はなに?
3. 日本にはいつ来たの?

1.いつから?

鍼の原点となる中国の原始時代の医術は

「傷口を舐める」
「痛いところを撫でる、擦る(手当て)」
「薬になる食べ物を摂取する」
そして、
「痛むところに石を用いて治療した」
これが鍼の起源ともなっています。

その後、部落社会が形成されるにつれ
「巫祝(ふしゅく)」と呼ばれる、
集落の神事とともに
人々の病も癒す呪術師による医療が行われるようになります。

今でいう「占い」「魔よけ」にあたります。

そこに、生薬などの「薬物医学」や
鍼灸の原形が組み込まれていったと言われております。


2.鍼の起源は?

石器時代、最初は砭石(へんせき)といって
先端が鋭利になっている石片でした。

これで、毒中や膿でうっ血したところを切開し
血液を放出させて苦痛を取り除くというものです。

紀元前6世紀以後は
「砭石」に関する文献がたくさん見られ、

紀元前113年前のお墓からの副葬品には
金鍼や銀鍼が発見されています。


3.日本にはいつきたの?

日本に中国医学が伝わったのは、
遣随使が派遣される以前の大和大国時代。

562年に、呉の知聡が
『明堂図』等160余巻と共に鍼を持って
日本に来たことによります。

飛鳥時代、701年に制定された
「大宝律令」の中の「医疾令」には、
内科医、外科医等とともに
鍼医が養成されていたことが記されています


鍼の歴史は非常に古く
先人の知恵と経験がずっと引き継がれているのです。


だから、時代がどんなに進化しても
鍼灸は引き継がれていくのだと信じています。


ここまで、お読みくださりありがとうございました😁

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