うみのミルクをいただく
こんにちは。はたけなかです。
今日は、東洋医学からみた「牡蠣」でお伝えしていきます。
今朝、前の職場の上司から少し早いお中元ということで
北海道厚岸産の「牡蠣とあさり」をいただきました。
厚岸産牡蠣『まるえもん』
牡蠣マイスターによると
今の季節が1番おいしい時期だそうです。
北海道に住み始めて少ししてから
生牡蠣を人生初めて口にしたときは、
「こんな美味しい食べ物が存在するのか!!」
と衝撃を受けました。
味と食感と後味がDelicious以外のなにものでもなくその美味しさに酔いしれていました。
そんな牡蠣が京都に来てからも食べることができるとは。
身は小ぶりですが、プリプリして超美味っ!
素人の感想ですが
牡蠣は大きいのより小ぶりの方が美味しいです。
そして、牡蠣マイスターもおっしゃっておりました。
さて、そんな牡蠣について。
牡蠣と言えば「海のミルク」言われるほど、
優れた栄養の食品で
高たんぱく、高カロリー、ミネラル豊富という
ミラクルな食べ物です。
特に亜鉛の含有量が多い。
亜鉛の重要性に関しては前迫大典さんが詳しくまとめてくださっております。
さて、東洋医学的に見るとどうでしょうか。
牡蠣か漢方にも用いられる食材です。
『牡蛎(ぼれい)』という名前で、牡蠣の殻がらが使われております。
効能としては、安心、収斂の働きがあり、
不安、動悸、不眠、頭痛、めまい、発汗、寝汗などの症状に用いられます。
さて、身に関して。
・美顔:肌を滋養して美顔に効果がある
・補虚調気血:血行を良くして生理不順、生理痛を改善
こんなタイプに合います↓
・気血両虚:疲れやすい、少しの運動で息がきれる、胃下垂、クヨクヨしやすい、めまい等
・気滞うっ血:繊細で神経質、気持ちが不安定、イライラ、食欲不振、肌や爪が荒れる、生理不順、生理痛
以下のタイプは控えめに↓
・肝陽亢進:過度のストレス、怒りすぎ、顔が赤い、いつもイライラ、高血圧、頭痛、寝付きが悪い
牡蠣は温性で甘味なので、熱がこもりやすい性質があり
もともと、熱っぽいタイプの方は控えめに。
後、痔の方は牡蠣を食べると痔を誘発されやすいので控えめに。
以上、牡蠣でした。
口にする機会の少ない食材なので
せっかくなら美味しい牡蠣を。
冒頭でお伝えした北海道厚岸「カキキン」さんのご紹介!!
カキキンの社長、中嶋均さんは日本でも有数の牡蠣漁師さんの1人。
オーストラリアで技術を習得されるなど牡蠣に対する想いが熱い方。
厚岸の牡蠣は、
牡蠣の生産量が全国1位の広島の牡蠣とは品種が違うため味や食感も違います。
(もちろん、広島産の牡蠣も美味です)
なので、牡蠣好きの方は是非カキキンさんの牡蠣を口にしていただきたいです。
もう1つ見逃せないのが「あさり」
通常は1年ほどで成長するところ、
厚岸は水温が低いため5年かけてゆっくりと育つため
味も養分も濃厚なアサリ。
もし、牡蠣好きで道東に旅行に行かれることがあったら
「カキキン」さんが営まれてる『牡蠣場』という名の
牡蠣Barに足を運んでいただきたいです。
料理もさることながらロケーションも素晴らしい景観。
『カキキン』さんのホームページはこちら↓
ここまでお読みくださりありがとうございました😁