#クソ物件GO 雑感
せっかく期間を通して参加したので、個人的に感じたことを記録に残しておきたく、初めてnoteを書きます。
まずはじめに運営の皆様、両軍の皆様、ありがとうございました。お疲れ様でした。
本当は皆様の活躍も含め記録したかったのですが、書き上げる自信がなく引用もよくわからないので、文章のみ、自分目線のみの簡易なものとさせていただきます。
時系列順に思いを書きなぐったものであり、言葉足らずなところ、不快に思われる箇所もあるかもしれませんがご容赦下さい。
【参加に至るまで】
クソ物件GOというものがあることはそれとなく知っていた。クソ物件オブザイヤーのスピンアウト企画で、夜な夜な狂人たちが街を練り歩くというイメージ。
100件以上回るツワモノたちが沢山いるようだが、何が人をそこまで突き動かすのか全く理解できない。ただ、食わず嫌いも良くないと思い少しばかり参加してみようかなとは思っていた。
【エントリー期間】
エントリーが始まったので早速登録してみる。どうやら昨年までと違いチーム戦らしい。LINEのグループチャットに放り込まれたがよくわからないので静観する。ただひたすら静観。
その後、どうやら予定管理ツールが開発されたようだ。何か賞金が出るわけでもない、ただの遊びのはずなのに本格化過ぎやしないか。それに合わせてチャットも熱気を帯びていく。
私はまだ今ひとつルールやポイントを理解できていなかったので様子見。
【スタート前夜】
続々と参加表明する者が現れツールの予定が埋まっていく。どうやら先取りの方がポイントが高く、コンプリートボーナスなるものがあるので、スタートダッシュがとても重要なようだ。
それなら初日だけ本気でやってみよう。私の行動範囲はせいぜい大阪市から半径300kmまで。車で移動の自由が効くので足りないところを補う形で動こうと考え、かつ高ポイントである愛知の弥富をスタート地点に決める。今年のクソ物件で好きな所だし丁度いい。
ついでに三重を制覇して朝方に奈良の絶壁茶畑を回れば早々に3県を制覇できるんじゃないか。メンバーの振分けを見るに緑軍は関西勢が手薄そうだし地元は後回しでもいいだろう。これで完璧だ。そう思い21時頃家を出て車を東に走らせる。
【初日】
予定通り弥富の残土を奪取。敵とエンカウントしないかドキドキしたけど誰も居なくて一安心。三重方面に敵軍の動きは見当たらないので、少し愛知でポイントを稼いでから移動することに。
その後はドライブ気分で伊勢湾沿いに車を進めポイントを重ねていく。四日市市にある工業地帯の夜景はよかった。全国各地で戦いが繰り広げられ一進一退の状況が続いているがそれを観察するのも面白い。
その時関西方面の異変に気付く。奈良と滋賀が陥落している。しかも京都、兵庫と次々に緑に色が塗られていくではないか。
特に奈良の絶壁茶畑なんて山の中で周りに何もなく、熊が出るとも聞いていたので、誰も深夜に回るまいと油断していた。
今から引き返しても到底追いつけそうにない。こちら方面への遠征は失敗だったのではないか。
そう後悔の念を抱きながらひたすら伊勢湾沿いを走る。朝方に三重県をコンプリートしたのでそのまま帰ることに。帰り道にある大阪市内の物件をいくつか拾ってから自宅へ。
想定とは違ったがやれることはやったと思い、本業(?)の競馬に戻る。7レース購入して5レース的中と絶好調。気分良く眠りにつく。
【2日目】
深夜に目覚める。どうやら関東勢が主要な都道府県を押さえ、関西勢も大阪を死守、スタート地点の愛知も平定されており一安心。さらに東北や九州、北陸へ飛び回る猛者がいるおかげでポイントに差をつけ始めている。もう出番はなさそうだしもう一眠りしようかと思い目を瞑る。
だがどうもすっきりとしない気分だ。チームメイトが戦い続けているのにここで寝てていいのか。やれることはやったのか。まだ自分に出来ることがあるのではないか。そう思うと自然に地図を開いていた。
鳥取がまだ空いてるな。3時間もかからない距離だし、少しでも西側を赤色に染めたい。これは意地を見せるところではないか。午前2時に決意をし出発する。
途中兵庫でポイントが落ちてるところを拾いながら西へ。
本来は鳥取を最優先にすべきだろうが、実はこの時密かに個人記録一位を狙っていた。最終的には難しいだろうが今なら10ポイント差。つかぬ間でもいいので栄光を味わいたいとポイントを重ねる。実際には時を同じくして40ポイント積み重ねた方がいたので、叶わず終わることになるのだが。
敵軍が岡山に滞在していることは把握していたが、普通に公共交通機関を使えば9時は回るだろうと予測し、8時頃目的地に到着。誰も居ないことを確認して投稿。目的は達成出来たのでコンビニで休憩することに。
少ししてからTLを開くと何やら騒がしい。どうやら6分差の投稿だったようだ。こんな辺鄙な場所で僅差なんてどうかしてる。立場が逆だったらと思うと恐ろしい。
せっかく鳥取まで来たので温泉に浸かっていくことにする。お目当ての店にはことごとく弾かれるも3件目で目的達成。
帰りに姫路のポイントを取りきる。やれることはやっただろう。
ここからはまた競馬に参戦。ただ昨日の流れは何処へやらという具合いにほぼ全てのレースを外す。ひどいインチキだった。
【3日目】
日付が変わり私用を終えチャットを見ると、インチキの大合唱が起こっている。ルール変更で、未達エリアのポイントが見直されたらしい。ただでさえ昼間にインチキ食らってへこんでるのに勘弁してほしい。
一時的に逆転を許すも、心強い味方達が全国各地へ飛び回りまた優位に立っているようだ。九州決戦には思わず熱くなった。
もう終わりでいいのではと思いながらも、まだイベントがあるとのこと。少し嫌な予感がしたが、今出来ることもないので寝ることにする。
夕方頃、新ミッションが発表された。大川氏の物件GOをしないといけないらしい。しかも約900ポイントも振り分けられてるではないか。何もしなければ今までの苦労が水の泡になる。
以前、少しだけ大川氏の物件を見る企画に参加させてもらったが、5件も見ればお腹いっぱいになるようなものばかり。正直全く乗り気はしない。
ここは味方の誰かが名乗り出てくれると信じて息を潜めることにする。
【4日目】
続々と参戦の表明がされ、作戦が組み立てられていく。
ただこのミッションの難点は、物件の約半数を姫路で占めていることで、ここを総取りされようものなら敗北まっしぐらだ。
少しためらったが今更負けることは考えられない、今までの皆の努力を無駄にしたくない。その思いで姫路に向かうことにする。
スタート時間を少し過ぎてから到着。どうやら敵軍はまだ来ていないようだ。味方も間もなく到着するようなので何とかなりそう。
いくつか物件を回り始めるも住所がデタラメなので、目的の場所に思うようにたどり着けず時間が過ぎてゆく。
昼前には既に飽きてきていた。相変わらず管理のされていない物件ばかり。時間とともに心が荒んでいくのがわかる。
午後にはさらに援軍が到着。もう帰りたかったが敵軍の動きもあるのでもう少し粘ることに。
日が沈む頃には思考停止状態で車を走らせていた。自分が何をしているのかよくわからなくなってきていた。
しまいには見ず知らずの敵軍に面と向かって煽られる。勘弁してほしい。
19時頃駅周辺のピンが埋められたことを確認して、私用もあったので姫路を離れる。まだかなりの数が残っているが、もう逆転はされないだろう。(遠方物件のポイントが増えたのはその後知る。)
【最終日】
どうやら朝方までポイントの奪い合いが続いていたようだ。
昼間でも辛いのに深夜に大川物件巡りをする苦労、心中お察しする。
そして島根決戦を見届け、優位のまま大川ミッションを終えられたことに安堵する。
昨日全ての都道府県が埋められたことにより、本日が最終日とのこと。まだイベントがあるようだが、さすがにもう余力はない。
夕方、新ミッションが発表された。舞台は都内らしい。
現地班と特定班に分かれて次々と攻略されていく。みんな超能力者かよってぐらいすごいスピードだ。
さっぱりわからないので邪魔しないよう応援に徹する。
そのミッションも終わり、後は結果を待つだけだ。
そう思い楽観していたが、敵軍はまだ手を緩めず大川物件コンプボーナスを狙っているように見える。
同じ場所を回った人間から見ると到底時間は足りないはず。それでも最後まで淡々とこなす姿に、敵ながらあっぱれを贈りたいと思った。
ただ待つのもじれったいので、近所のクソ物件を見に行く。
【戦いを終えて】
0時になり終戦が告げられた。安心しているのか脱力しているのかよくわからない気分だ。眠りに就こうにも高揚感を抑えられず、過去のツイートを振り返りはじめる。
そういえばここ数日クソ物件GOのことしか考えてない。いったいどうしてしまったんだろうか。軽い気持ちで参加したはずが、空いてるピンが手の届くところにあると歩みを止められなくなっていた。少しだけ狂人達の気持ちがわかったような気がした。
また今回感じたことの一つとして、ツイート内容が意外と見られていること。期間を通して少しでも見栄えの良いツイートをしようと心掛けた甲斐があったなと思う。
来年はどうなるんだろうか。また大人の遊びを本気でエンジョイしてみたいような気もする。