【旅レポ】飛騨高山 Part2
おはこんにちばんは、nonです。
前編と後編の話なのにブランクがあったが、
先日の飛騨高山旅行の続き・白川郷編を綴っていく。
白川郷へ
飛騨高山地方に行って、白川郷を抜かして帰ってしまうような人は
さすがに何回も訪れている人くらいだろうか。
言わずと知れた世界遺産。
高山からはおよそ50km、車で片道45~1時間弱の場所にある。
バスもあるが移動時間の自由がききづらいので
免許があれば車がベストだ。
hotel around Takayamaを9時半にチェックアウトし、
レンタカー屋さんへ。
ちなみに高山のレンタカーは3週間以上前に予約をしておいた方がよい。
私たちがシルバーウィークの中日に行き
繁忙期だったのもあるが、
レンタカー業者が少ないのと、
一般乗用車の種類も少なかったため
枠があと1つで埋まるところだった。
ちなみにレンタカー事情について
あれやこれやと述べているが、
私はペーパードライバーで助手席DJ担当。
今回も彼に運転を任せてしまったが、
彼に万が一のことがあった際にできるようにはなりたいと思ってはいる笑
迫りくる台風の中、
すでに土砂降り寸前のドライブだったが
無事せせらぎ公園駐車場に到着。
駐車場からてくてく集落の方へ赴き、
庄川の上に架かるであい橋を渡る。
(新しい橋だが人が通ると割と揺れる。)
川を渡った先からは、
傾斜の急な茅葺きの合掌造の数々が見えてくる。
ほんとにひぐらしのなく頃にの世界じゃん...と
ライトオタクな感想。
入口付近はお土産屋さんや飲食店が立ち並んでいる印象があった。
伝統的な建物は据え置きでこういう商業施設として使われているところもあれば、
普通に今も人が住んでいるお家もある。
明善寺庫裡
集落内の標識を見てぷらぷらし、
まずは明善寺庫裡を見学。
中に入ると少し煙たさを感じながら
順路通りすぐ2階へ。
ここでは昔の農具など民俗資料が展示されていて、親切なスタッフさんが窓の外をバックに写真を撮ってくれる。
さらに急な階段を登り3階へ。
白川郷では2階以上ある建物が多い。
なぜこんな床が隙間だらけで下が見えるように作られているかというと、
煙を逃し換気を良くするためだそう。
体重重い人は床材の木がバキッと折れないか
結構スリリングだと思われる。
そして1階に戻りスタッフさんに導かれるままに本堂へ。
1階の入口付近には囲炉裏があり
ここで火を常に焚いている。
だから煙たかったのかと納得。
ここで明善寺をあとにし、
次なる目的地へ。
和田家
白川郷には、
家の中を見学させてもらえる古民家が3つある。
それは長瀬家、神田家、和田家。
合掌造に住む人の暮らしを知れる貴重な機会ではあるものの、
時間とお金がない会社員カップルなので
国指定重要文化財の和田家の訪問を決定。
(微差はあるもののどのお家も似たり寄ったりなので、一つ行けばよいという話も聞いていたので笑)
明善寺に入った後だからか、1階住宅部分は畳のお部屋で生活感がある。
和田家は白川郷最大規模の合掌造なのだが、
番所にお役人として務めつつ煙硝(火薬のこと)や生糸を扱っていた家柄で
マックス時は20人くらい住んでいたそう。
なんと今も和田さんは非公開の部屋にお住まいらしい。
こんなに大勢の人が訪れて騒がしいだろうに住んでいられるなんて寛容....。
急な階段を登ると、養蚕用具の物置きが中二階にあり上がると養蚕の作業部屋がある。
養蚕部屋の写真を撮っていなかったのが悔やまれるが、
ここには養蚕スペースと和田家の食事用具などが展示されている。
展望台
白川郷を一望できる展望台に行くルートは
2つあるのだが、
私たちは間違えて超絶キツい階段ルート(展望台遊歩道)から来てしまった。
和田家を出て飲食店が並ぶ道路沿いを歩き
12分は太ももを上げて登らないといけないので
運動不足なOLは途中で息が上がっていた。
本来は緩やかなルート(展望台行きルート)の存在も知っていたが、
面倒くさがってショートカットで行ったら
トレッキングばりに大変だった。
これから白川郷へ行く旅行者の方には、
迂回路のルートをお勧めする。
ちなみに展望台は萩町城跡展望台と
天守閣展望台の2つがあるが、
天守閣展望台の方が見晴らしはいい。
頂上にある石碑の写真もパシャリ。
あいにくの雨だったが現代日本とは思えない
ノスタルジーな絶景を堪能した。
雨の日のツーショトは結構大変でコンディションが悪く、
彼に冬景色の時にもう一回行きたいと言ったら、
「行くのが大変だからあと20年は先だね」と言われてしまった笑
15分ほど下って、
集落の中のそば処 乃むらで田舎そばを食べた。
これも写真撮り忘れたが、
白川郷のお水が綺麗だからか喉越しがよくてすぐに食べ終わってしまった。
この後は高山に戻り、
お酒やらお菓子やら爆買いしてから帰還。
東日本と西日本の境目に近い岐阜。
言葉は関西に少し似ているけど、
中部特有の豪雪地帯ならではの
独自の暮らしの工夫・文化を感じられる土地だった。
今度は体力をつけて乗鞍高原も巡ると
また違う味わいが出てくる旅先なのかもしれない。
以上、岐阜旅ここにて終了〜。
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