[リアル体験談]Webライターwith新生児(0才0ヶ月)やってみた!
「妊娠・出産を見据えてWebライターになったけど、産前産後って仕事どうしたらいいの?」「仕事を控えたら案件が減って、復帰できなくなりそうで不安!」という方は多いのではないでしょうか。
好きな場所でスキマ時間に働けるWebライターは、家事や育児、介護などを抱えている方におすすめの働き方です。実際に、妊娠や出産などを見据えて始める方も多いでしょう。
そこで、実際にWebライターをしながら産前産後を過ごした体験をお話しします!
Webライターと家庭の両立を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
簡単な自己紹介
夫の転勤で、教員を辞めてビッグ都市東京に来たわたし。
「さあ、これからどうする!?」と考えたときに「家族を大切にできる働き方を目指したい!」とWebライターに挑戦しました。
現在は、直接契約している3社をメインとして働いています。
出産前後にWebライターはできる!しかしムリは厳禁
出産前は体も不調だし、いつ陣痛がくるかわからない!出産後は体は痛いし、夜寝られないし、お世話が大変!!
しかし細々とですが、Webライター業を続けられました。ただし、出産前後は母親の体調も子どもの状況も読めません。ムリして仕事を受けると、自分にも子どもにもクライアントにもよくない結果が返ってきます。
産前産後にWebライター業を続ける場合は、ムリせず余裕を持ったスケジュール管理が不可欠です。
先輩ライターさんから助言をいただいていました!
わたしが参加しているコミュニティ「ゆるっと自習室」には、多くの先輩ライターさんたちがいらっしゃいます!
そこで、ライターも子育ても先輩の方々に「出産前後はライター業どのようにしてましたか?」と質問したところ、とっても温かく教えていただきました!
産休期間はできるだけやすむとよい
今の3倍はやすむイメージで、ゆるーいスケジュールを!
ムリをすると体に悪影響を及ぼすこともある
実際に産前産後働いていた方からのお話は勉強にもなり、何より安心できました。
その助言もあって、すべてのクライアントにおやすみする旨を伝え、納期のゆるーい&キャンセルもできる案件だけ2〜3記事書く予定に。質問していなければ、普通に働いていたかもと思うと恐ろしいです……!
結局新しい案件のお誘いをいただき、想定より忙しくなってしまったのですが「やすむことを前提としたゆるいスケジュール」ということは終始意識していました。
出産前後もWebライター業ができた理由
出産前後でもWebライターを続けられた理由は「いつでもキャンセルできるゆるーい案件を、余裕を持ったスケジュール感で請け負った」からです!具体的には、
納期が柔軟な案件を契約していたから
子どもがよく寝てくれていたから
無痛分娩にしたから
家事をサボったから
頼れるものは頼ったから
それぞれ解説します。
納期が柔軟な案件を契約していたから
出産前後に請け負う案件は、納期のゆるさを重視して選びました! 産前産後は、不確定要素がたくさんだからです。
陣痛
母親の体の状況
子どもの状況など
いつでもキャンセルできる案件や、納期に余裕のある案件を優先して契約しておくことで、柔軟に対応できました。
子どもがよく寝てくれていたから
授乳の間の時間をうまく使えば、1日3-4時間はライター業に充てられます。新生児の時期は16〜20時間は眠ると言われているためです。
わたしの子どもは、夜泣きするものの、昼はミルクを飲むとおよそ2-3時間はまとまって寝てくれました(ありがたや〜!)。
産後の子どもの様子を見て、少しずつ案件の増減を考えていきました!
無痛分娩にしたから
私は痛みに弱いため「無痛分娩」を選びました。幸い、近くに無痛分娩を推奨しており、追加料金なしで行ってくれる産院があったのです!無痛分娩のメリットは以下のとおり。
・出産への恐怖が薄れる
・体の回復が早い
実際にはまったく痛くないわけではありませんが、退院時までの回復がとっても早かったです。普通分娩なら、産後働くのはまずムリだったと思います。
出産後の回復を早めたい方は、無痛分娩を強くおすすめします!
家事をサボったから
退院してからは、必要な家事や育児に優先順位をつけることを意識しました。すべてに力を注ぎつつ、仕事をしていたら体が持ちません!
家事は、野菜スープや豚汁だけ作り置きして、冷凍食品や市販のパスタソースに頼る。寝かしつけは電動ハイローチェア(レンタル)に頼る。
助産師さんに「沐浴は洗えていたらいいんだよ」「ミルクが飲めていたらだいたい大丈夫よ!」と言ってもらっていたことも、非常に心を軽くしてくれていました。
余談ですが、土井善晴先生の『一汁一菜でよいという提案』を読むと、家事に対する力が抜けて、心が楽になります!
頼れるものは頼ったから
私が絶対にしないといけないことは「授乳」だけ。なので、自分がしなくてもよいことは、周りに頼りました!
夜間は夫にミルクをあげてもらう
料理や洗濯は母に任せる(2週間来てもらいました)
沐浴は二人で行い、ワンオペ時は沐浴剤を使う、など
出産後は「産褥期」と呼ばれていて、体をやすめなければ心身共に影響をきたすと言われています。体は元気でも、できるだけやすむことが大切です。
新生児と二人きりだと心配も多いので、他の大人がいてくれるだけで安心。これからも、産後ケア事業やネットスーパーなど、頼れるものをうまく頼っていく予定です。
[執筆記録1]出産前
出産前の1ヶ月間で行なった仕事は、以下のとおり。
臨月に入る前に、納期がぴっちりしている案件はすべて終了! その後は、体に注意しつつ、納期のゆるい記事だけ請け負っていました。
陣痛が来たかな? というときには「陣痛来たので、おやすみします!」と伝えて、何の心配もなく出産に臨めました。
[執筆記録2]出産後
出産後の1ヶ月間で行なった仕事は、以下のとおり。
出産時点では、産後の仕事の予定はゼロ!体の調子と子どもの様子を見ながら、徐々に執筆を増やしました。
また納期のある執筆ではなく、入稿作業やこれからの仕事についての打ち合わせをメインに行いました。
[今後]子どもがいても稼げるライターになりたい
わたしがWebライターを目指した理由は「家族の時間を大切にしたいから」。家族の時間を大切にするには、お金は切っても切り離せません。
家族を大切にしながらお金を稼ぐ手段として、これからもWebライターの仕事をがんばりたいと思っています。
「仕事」と「出産という人生の転機」の両立を考える上で、少しでもこの記事が役立てば幸いです!
「ムリはしない」を念頭におきつつ、ゆるーくWebライターを続ける道を探してみてください。
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