東京と地方都市で教員をしてみて感じた違い
こんにちは、のん(@nons_329)です。
妊娠9ヶ月(32w)で体重管理をしたい妊婦です!
8/14(月)の食事・運動記録
【朝】☆なし
【昼】
・夏野菜カレー
・ロウカット玄米100g
・ポテトサラダ
(きゅうり・トマト・卵・たらこ)
【間食】
・ウィークエンドシトロン 1/2
・カロリーオフ豆乳
【夕食】
・きゅうり1本
【運動】夕方:スクワット・6,000歩
●カロリー:約1,400kcal
今日は気分転換にお菓子づくり〜!チーフさん(@SW_Chief)の投稿を見て、絶対作りたいと思っていたウィークエンドシトロン!
美味しく作れたけど、1人で半分以上食べました!!アウト!!
東京と地方都市で教員をしてみて感じた違い
最近、ポツポツと読まれているこちらの記事。
先生方も夏休みですもんね!!ということで、久しぶりに教員系の投稿を。
前提として
私は地方都市で5年、東京(中心部)で1年、小学校教員として働きました。
前提として、地域はもちろん、学校ごとに特色や雰囲気、子どもを取り巻く環境は大きく違います。(とっても荒れてる学校の隣は、とっても落ち着いた学校ということもよくありますし!)
東京と地方都市の違いという大きなくくりをしてしまいましたが、それぞれの学校によって違うことを前提にお読みください〜!
ICT教育
地方都市ではクロームブック、東京ではiPadを利用していました。
地方都市のクロームブックは「勉強で使うこと!」という認識。そのため、Youtubeはもちろん、校長先生が許可してないサイトを子どもは閲覧できません。教員が「使っていいよ」というとき以外は、そもそも使用禁止です。
その代わり、学習としてどうICTを使うかというところは研究が進められていて、多くの授業でドキュメントやスプレッドシートを使っていました。
対して東京は「大人になったら規制はないんだから、使い方を自分でコントロールするべき」という認識。なので、Youtubeはもちろん、どんなサイトでも子どもたちは検索できてしまっていました。
そこでどうなるか。授業・休み時間関わらず、iPadでゲームや動画を見る子どもたちが出てきます。では、学習としてICTを頻繁に使用しているか?というと、断然地方都市の方が利用していたイメージです。
受験(塾に通う比率)
私の教員をしてた地方都市の6年生は、ほとんど受験する子はいませんでした。(120人中10人くらいかな?)
対して東京では、受験期にクラスにいる子どもが5人くらいになるほど、みんな受験をしてました。
もちろん、塾に通う子どもの比率も違います。
地方都市で塾に通う子・受験する子は珍しいだけでなく、みんなに勉強を教えてくれるため、授業でヒーローになってくれます。
対して東京は、みんな塾に行っているため「もう塾で習った」というクラス全体の雰囲気に陥りがち。というか、塾の休憩で学校に来てる、という感じに近い印象を持ちました。
体育
これは東京に来てびっくりしたのですが…。体育に限らず、授業で外に出るときに、子どもたちがレジャーシートを持ってるのです!
「なんで!?」と聞くと「お尻が汚れるのが嫌だから」だそう…!その発想はなかった…!!笑
教員の人数(専科)
地方都市の教員の人数は、ほとんどギリギリ。学校によって理科・外国語の専科、算数少人数の教員が当てられますが、ほぼ担任だけで学校を回してるといっても過言ではないです。高学年担任でも、ほぼ全ての教科を担任が教えます。
対して東京は「人手が足りない」という認識ではあるものの、音楽・図工・家庭科・外国語はデフォルトで専科がいました。そのため、担任の先生は授業をする必要がありません。
また「非常勤講師」と呼ばれる先生がたくさんおり、算数少人数や1年生の授業補助、T2としての立ち回りなど、たくさん人の目があります。(地方都市は、そもそも小学校に非常勤講師いませんでした。。)
担任にとって、空きコマは非常に大切な準備時間ですので、専門性の必要な教科で専科がいることはめちゃくちゃありがたいことです!東京で担任する魅力の一つだと感じました。
ただし、地方都市は担任がクラスのすべてを担うため、担任が感じる責任感や愛情もその分強いのではないかな、と思う部分はあります。
妊娠に対する捉え
地方都市は、人が足りないため、妊娠してもなんの補助もありませんでした。(学年の先生が優しければ、荷物を持ってくれます笑)
私は第一子のときに担任をしていたのですが、母子連絡カードをもらって業務軽減をお願いしても「担任は特殊な仕事だから、普通の仕事みたいに代わるのは難しい」と言われてしまいました。(会議・研修に出席しなくていい、という緩和をしてもらいましたが、結局会議内容を知る必要があるのであんまり意味なかったです)
対して東京では、妊娠した先生のクラスに副担任みたいな教員がつき、体育を中心にいくつか授業を肩代わりしていました。
図工・音楽・体育・家庭科の授業もない中で、さらに授業数が減るので、妊娠している先生からしたらめちゃくちゃありがたいだろうな〜と感じました。
おわりに
教員やるなら、東京は働き手の多さを筆頭に、魅力的な部分が多いです!しかし、地方都市の「自分のクラスは自分で見る!」という昔ながらの感じも、とても楽しくメリットありです!なので、どちらがいいかは人によるかな〜という感じ。どちらにせよ学校全体のルールがしっかりしてるところがいいですね。。
自分が子どもを預けるなら、断然地方都市でのびのび育てたいです…!いい中学校・高校に行かせたいなら話は別ですが…受験戦争の激しい東京の学校に通わせるのは、大切な心の何かを失ってしまいそうな気がしました。。
私の話している学校は、東京の中心部なので、下町の方はまた違うかもしれません。区によっても、ICT の方針などは異なるようです。
小学校って、本当に学校ごとに抱えている内情さまざまなので、子どもを入れる前にリサーチできるならそれに越したことはないな〜と思いました!