リハモナイズとは?|独学ピアニストの悩み解決します

童謡「ちょうちょう」をリハモナイズ

童謡「ちょうちょう」のコード付けを、E♭キーで弾いてみました、E♭にしたのは、単に僕が弾きやすいという理由です。ジャズバラードは、なぜかE♭キーが多いんです。慣れておいて損はないでしょう。

オリジナルというか、通常の演奏はスリーコード(E♭メジャーキー)で弾けます。

トニック:E♭
サブドミナント:A♭
ドミナント:B♭7

これだとピアノソロで弾く場合、ちょっとシンプル過ぎて大人ピアノの感じが出ないので、少しコードをオサレに変えていきます。そのアプローチをリハモナイズ(ハーモニーを作り直す)と呼び、ポピュラー、ジャズピアノでは必須の手法です。このアレンジはジャズとポピュラーの中間的なリハモになっています。

では、そのやり方を解説していきましょう。

1)代理(サブスティテュート・コード)を使用する。
2)コードにテンション(9thや11thなど)を付け足す。
3)トライトーン.サブスティテューションを使用する。
4)ボイシング(両手での和音のフォーム)を工夫する。

だいたいこんな感じでしょうか。

楽譜を参照して下さい

画像1

楽譜を見て、和音が大杉くん、と思った方、多いと思いますが、コードワークを身に付ければそんなに難しくないはず。あとは、トップノートをメロディにしてボイシングすれば、はい、出来上がり!コードを左手で弾いて、メロディは右手、みたいな奏法だけでは限界があります。ジャズは両手でコードを弾く「オープン ボイシング」のテクニックが必須になります。

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お楽しみに!





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