ヴィーナスの誕生2ホーラ
前回に引き続き、ボッティチェッリのヴィーナスの誕生をテーマにした作品です。
ヴィーナスの画面右側に描かれています、季節と時間の女神ホーラ(のうちの1人)です。
岸に辿り着いたはだかんぼのヴィーナスへ、マントを持って駆けつけている姿が描かれています。
わー!はだかんぼ!早くこれを着てくだされー!みたいな、
焦って駆け寄ってる感じがかわいいですよね🥰
最初見た時はお母さんなのかな?と思ってしまいました😆
神々の世界では裸=純真なのですが、
人間界=裸は恥ずかしいから着せようとしてくれています。
ホーラは時間の女神であるため、
季節がちゃんと訪れるように、植物の成長を見守る役割を担当しています。
それなので彼女の衣装には植物をモチーフの柄が細かく描かれています。
ヤグルマギク柄で天界をあらわしているそうです。
こちらのヤグルマギクはラピスラズリを砕いて描いているそうなんです。
瑠璃色(濃い紫みの青)なのですが、濃い青だと暗くて春っぽくないし、
水彩絵具のシュミンケのラピスラズリ(紫っぽい)が好きだから紫のチェコビーズにしちゃった😆
マントも植物柄なので緑のチェコビーズ🇨🇿
生命のキラキラを自分なりに表現しています☺️
春の訪れで軽やかな雰囲気で描かれているのでなるべく軽やかに見えると良いなと思いながらつくりました🐻❄️🌷
長いこと読んでくださり、本日もありがとうございました☺️🍓