「シェアする軒先読書会vol.3〜地域に棚を開いてオススメ本をシェアしよう」を開催しました
こんにちは😃
先日、上池袋のシェアアトリエ兼まちのリビング「くすのき荘」にて、「シェアする軒先読書会」を開催しました。
イベントURL(Facebook)
こちらは、軒先に本棚を出して、参加者で持ち寄った好きな本を並べて、その日だけの本棚を作る、というものです。
参加者は、持ってきた本を並べるだけも良し、おススメ本として紹介するも良し、ただ本を読むだけも良し、といったゆるい企画です。
以前から、くすのき荘にて開催していましたが、コロナも落ち着いて来たことから、今回はオープンに参加者を募ったところ、当日は、事前に告知をみたという人たちが本を持って来てくれたり、立ち寄ってくれました。
中には、「昨日からどんな本を持って来ようかワクワクしながら選んで来ました」と言ってくれた人もいました。主催者としては嬉しい限りです。
※横では、「軒先八百屋」さんがトマトを販売しつつ、子ども支援NPOへの寄付も募っていました。
さっそく持ち寄った本を棚に並べて、みんなで黙々と読書会が始まりました。
各々が好きな本や気になった本をただ読むだけの空間。会話がなくとも、なんとなくそこに居るだけを、ゆるやかに楽しむ、そんな雰囲気を感じました。
そして、後からリアルでは久しぶりに会う友人が立ち寄ってくれました。(コロナ禍ではオンラインで話す機会はあれど、リアルでは会えなかったので、1年半ぶりくらいです)
「この時間帯にここにいるよー、って言ってもらえると、会いやすくなる」とわざわざ足を運んでくれてありがたかったです。
また、絵本を持って来てくれた友人が、軒先で絵本の朗読をやってくれました。とても上手な朗読劇で、参加者一同聴き入ってしまいました。
その後も、地域イベントでお世話になった人が来てくれたり、くすのき荘のお隣の山田荘の住人の方も参加してくれて、本をシェアしてくれました。
※最後には、表の本棚に並びきれなかった本達をテーブルに並べてみました。
地域や、コミュニティも、ばらばらな人たちが入れ替わり、立ち替わり来てくれて、本を立ち読みしたり、その場の雰囲気を楽しんでくれて面白かったです。
今回の会を開催した感想としては、
☑︎「読書会やるから来て」というよりは、「とりあえず本棚を置いておくから本を持ち寄ってご自由にお越しください」という方が人は来やすい(かも)。
☑︎来た人たちも本の感想を話し合うよりは、黙々とお互いに持ち寄った本をただ読む(だけ)で、場を堪能出来る。
☑︎人が理解し合うためには単なる自己紹介よりも、「こんな本好きです」と言った方がお互いの価値観が分かりやすいのかもしれない。
と感じました。
そもそも、こうした会を開催しているのも、絵空ごとかもしれないですが、「誰もが自分らしくあれる場を作りたい」と考えていて、「好きなことをシェアする空間」を作ることが、「自分らしくあれる場づくり」に繋がると思ったためです。
そして、その「個人の好き」や「面白い」が個人の内面や単なる読書会の中に留まらず、もっとオープンな街の中で表出することで、街の人と気軽に繋がる場が生まれると考えています。
今後も、カジュアルに好きなものをシェアする場づくりを街の中で作っていけたらと思います。
今回、お越し頂いた皆様、また見守って下さった皆様も、ありがとうございました😊
引き続き、コロナ禍の状況も注意しながら、くすのき荘の軒先にて開催していきたいと思います。