【開催報告】かみいけ・ゆる読書会vol.25『年末年始に読んだ本と2025年の抱負を語ろう』
1月18日土曜に、かみいけ・ゆる読書会vol.25『年末年始に読んだ本と2025年の抱負を語ろう』を上池袋くすのき荘にて開催しました。
今回は、参加者同士で年末年始に読んだ本(あるいは読んでいる途中の本、読もうと思った本)を持ち寄って本の感想とともに2025年の抱負を語りました。
参加者から色々な本を持ち寄っていただいので、以下に参加者の方々から紹介された本を紹介します。
・死の家の記録(ドストエフスキー)
→ドストエフスキーが思想犯として刑務所に入った時の記録。ドストエフスキーは全てを好奇心をもって観察してみている、ジャーナリストでもあり、すごく陽気な人ではないかと感じた。
・別れを告げない(ハン・ガン)
→ノーベル文学賞を受賞したハン・ガン氏の本。1948.4.3にあった済州島での政府による島民の虐殺事件(4.3事件)を取り扱っている。フィクションとノンフィクションが入り混じる構成で凄惨な事件が炙り出されていく。
・ダイウィズゼロ(ビル・パーキンス)
→お金の貯め方でなく、お金の使い方かつゼロを目指そうと言う本はなかなか無い。お金を貯めるよりも、目の前の思い出を大事にして、経験のためにお金を使おうというメッセージは明快。
・ザ・カルテル(ドン・ウィンズロウ)
→メキシコの麻薬カルテルをめぐる凄惨な抗争が描かれている犯罪小説。容赦のない暴力が繰り返される描写や、警察もグルになって救ってくれないメキシコの治安状況は恐ろしい、、、
・おひとりさま日和(大崎梢他5名)
→ひとりの生活をテーマに書かれた女性作家によるアンソロジー小説集。それぞれの視点から、ひとりの暮らしや恋愛などについて書かれており、話を読むと、前向きな気持ちになる。
などなど、さまざまな感想を語り合いました。
そして、本の感想を語ったうえで、今年の抱負について、今年は新たな学びにチャレンジをしたいということや、良いと思ったものはすぐに勧めていきたいなどの抱負を伺いました。
参加者の皆さんと、おススメの本や今年の抱負をたくさん語れて楽しかったです。
また本の感想をじっくりと語れる会をやろうと思っておりますので、引き続きよろしくお願いします。
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