復職日記(ズドンと凹む)
ああ、自分はまだやっばり完全には元気になっていないのだなあと思わされた一日。
復職7日めです。
主治医からも職場のボスからも「復職したては大事な時だから、無理のないように」と言われているので、連勤になる今週は午後出勤の日も混ぜてすこし出勤ペースを楽にしてみた。フルタイムで連続はまだキツイかなと思って。
今日がその午後出勤の日だったのだが、午前中にダラダラと寝たり起きたりを繰り返し、そのうちに完全に気だるくなってしまった。
「仕事、行きたくない」
と半紙に筆でしたためたいくらい、ガッツリ仕事行きたくなくなった。
でも、行きましたよ。
行かないってわけにはいきませんからね。
気分を上げるために、ジャーナルスタンダードのおNEWのブラウスに黒のタイトスカートを履いて出勤する。
通勤の道すがらはとても暑くて、でも紫陽花が色とりどりに咲いていて綺麗。
紺、水色、紫、白。
綺麗だな、6月は紫陽花が見られるからうれしい。
なんて思っていたのだが。
出勤するやいなや、嫌なことが起きた。
嫌なことの詳細は書きません、追体験してまた凹みたくないから。
元気な自分なら「まあ、いいか」と受け止められるささいなことである。でも、回復途中にあるわたしには受け止めきれなかった。
「本当はこうなんじゃないか」「ああなんじゃないか」とネガティブな想像をしてさらに自分にボディブローをキメてみたり、なんていうか、自分で自分をさらに追い込むみたいなとこありますよね。
「やめなさいって」ともう1人の自分が言うのだけれど、やめられないの。
だって、脳みそがまだ鬱っぽいから。
自分の席に戻ってからも鬱々としてしまい、それでも今日はいろいろとやることがあったので仕事して気持ちを逸らした。
お昼ごはんは、凹みすぎてて食べる気になれなかったが、玄米おにぎりをひとつだけむりやり食べた。
(わたしは気分と食欲が直結しているタイプです)
なにかあって気持ちが落ちた時に、そのズドーンという落ちようとか、立ち直りの遅さとか、体への影響が出てくるとことか、そういうので「まだ元気じゃないんだな」とわかる。
あぁ、元気になりたいなぁ。
というか、元気にならないと社会の荒波を乗り切れないよなあ。
ハア、ため息。
家に帰ったら、夫が大量のチキン南蛮を揚げていた。
凹んだわたしは亡霊のように「ただいま」と言ったところ、「いったいどうしたの」と尋ねてくれたので詳細を話してみると、「それはあなたの考えすぎだと思うよ」と冷静にあれこれ話してくれ、すこし気持ちが落ち着いた。
夫は冷静なのでいつも助かる。
はやく休みにならないかな、ってもう思っている水曜日。
夜、野球(巨人戦)を観ながら「アップルパイが食べたいなあ」とふと呟いたら、いつの間にか夫がアップルパイらしきものを買ってきてくれていた。すごい。夜なのにどうやって。
それほど元気なさそうに見えたんだな、心配させちゃったな。と思う。
めげずにがんばろ。