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秘密のレパートリー「mymind」のススメ

mymind は、「インスピレーションを感じたものすべてを保管できるプライベート空間」という感覚。かなり幅広いコンテンツの保存ができ、特に視覚的なインスピレーションに最適です。

記事・画像・動画など、何かのインスピレーションを受けた時、あとで見たい時や残しておきたいものは保存します。そして、保存したことを忘れがちですが、mymind はそれらを後で簡単に見つけることができる。
他にも似たようなアプリはありますが、mymind ほどシンプルにデザインされていて、プライバシーを重視しているものはないと思います。

たとえば、保存したものを探すのに時間がかかってしまい、時間が無駄になりイライラするパターン。ラップトップに保存したのか、スマホに保存したのか、Pinterest だったか、ブラウザでブックマークしたのか。

mymind は、AI を使って保存したものすべてを分析するので、イライラすることもない。画像に名前を付けたり、タグ付けたり、分類・整理したり、そのためのフォルダーを作成したり、面倒な作業がなくなる。クリック or タップして保存するだけ。

使い始めて2ヶ月くらいですが、インスピレーションを事象するのにかなり役立っています。インスピレーションの種は色々ありますが、下記のようなものが保存できる。

① テキストベースのコンテンツ

記事、ブックマーク、ハイライト、独自メモなどを保存でき、Webページやメールから直接テキストをクリップしたり、アプリに入力したりもできる。

② 記事とウェブページ

スマートブックマーク機能で、保存したウェブサイトの種類を認識し、コンテンツを最適な方法で表示してくれる。リンクを保存するだけでなく、画像、価格、説明などの最も関連性の高い情報も取得できます。

③ 画像

オンラインで見つけた画像や、デバイスから保存した画像を保存するのにも最適です。保存してタグ付けするだけでなく、画像の内容もAIが理解してくれる。色、オブジェクト、イメージ、ブランドまでも認識し、スクリーンショットや手書きのメモも読み取ることができる。
まだ試していませんが、絵画を mymind に保存すれば制作したアーティストもわかるかも。

④ PDF

オンラインで見つけた PDF やデバイス上にある PDF の両方をアップロードして保存できます。


mymind は、これらのすべてを一つのプライベート空間に保存できる。そして、広告などの邪魔者もいない。(ここ重要)

クリエイティビティを発揮するためのインスピレーションには、 ”なんとなく精神” がかなり大切だと思っています。
mymind の辞書のようにひとつの情報に辿り着くまでに一手間あるような、キーワードでソートし最近保存したものをスクロールしていくという感覚も好みで、カード表示なので視認性もいい。

WEBサイトなのか、テキストなのか、本なのか、それぞれがわかるように表示される。さらに、本の出版社や商品の価格などの、すべての重要な詳細が表示もされる。

さらに、クリエイター好みの機能があります。

ある画像が気に入って同様のイメージ画像をもっと見たいと思ったときに、「 Same Vibe 」ボタンをクリックするだけで、画面に同様の画像が表示される。この機能は写真だけじゃなく、ロゴをクリックすれば同じスタイルの類似ロゴを見つけることもできます。

ポスター、アート、タイポグラフィ、背景、スクリーンショットなど、基本的に視覚的なものなら何でも同じことができる。

mymind 内に保存する情報が多ければ多いほど、この機能はより効果的になります。類似点を発見したり、保存して忘れていた画像を再発見したりできます。

そして、無料で始められるのもいい(制限あり)。サブスクでも上限が月2,000円ほどです。インスピレーションをシームレスにできるなら安いもの。

使えば使うほど自分好みに育ちます。

コンテンツの保存が早ければ早いほど、インスピレーションを得られるライブラリを早く構築でき、活用できるのも早くなります。

さらに、秘密のレパートリーをより探索するのに役立つ、いくつかの優れた機能をご紹介。

Serendipity で偶然を楽しむ


mymind のユニークな機能の1つである Serendipity は、コレクションからランダムにアイテムを表示してくれます。この機能は、忘れていたインスピレーションを再発見し、予期せぬつながりを作るのに役立る。

古いスケッチブックを偶然見つけて、忘れていたアイデアを見つけるようなものですね。デジタルで簡単にアクセスできるのは嬉しい機能です。

インスピレーションを加速させるために、”音”もデザインされているのが秀逸です。

ムードボードのバリエーションを即座に作成


他のプラットフォームでは、ボード作成後、そこから何を表示するか、または表示しないかをそのプラットフォームに制御させます。

mymind では、ムードボードは動的で、様々な角度から表示できる。特定のインスピレーションを見つける必要がある場合、mymind のスマート検索機能は AI を使用して保存内容を理解します。

つまり、キーワード、ブランド、色、さらに”抽象的な概念”で検索しても、mymind がコレクションから関連する結果を発掘してくれる。

日常的にみる検索やコレクションには Smart Spaces がオススメ。設定した条件に基づいて、保存したコンテンツを自動的に並べ替える機能です。手動で整理する手間をかけずにコンテンツを並べ替えることができる。

同じイメージや雰囲気のつながりを見つける


Same Vibe 機能を使用すれば、選択した画像の視覚的なイメージや雰囲気、スタイル、またはコンテンツに一致する保存済みの画像をキュレートできます。これにより、テーマやスタイルをより探求することができ、予期しないクリエイティブな方向性につながることもある。

現代において、僕らは常に膨大な量の視覚情報を処理しています。

mymind は、己の認知能力を拡張し、インスピレーションのためのプライベート空間を作成してくれる。

キュレーションされたビジュアル思考の力と言いますか、己の秘密のレパートリーを作り始め、創造力の進化を体験しましょう。

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杉浦 晃生
日本人はチップを期待していないでしょうが、チップを受け取ったらどう反応しますかね。驚くかもしれないし、少し恥ずかしいかもしれません。