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成功依存症になっていないか?
2020年代に突入してからというもの、世界のスピードに異常性を感じる。混んでいる道路を猛スピードで走っている車のハンドルを握らされているような。
ブレーキを踏み「どうやってここまで来たのか?」「どこへ向かっているのか?」「一体何を得ているのか?」と自問したいが、ハンドルを握ってスピードを維持する以外に選択肢がないと感じることもある。
この感覚は、脈々と受け継いできた生存本能に従っているからだろうと思います。社会は1万2千年前と比べてはるかに多様で進歩していますが、”成功”というものを勝ち取るためのプロセスがもたらす”代償”に気づかなくなってはいないか。
神経を毎日のようにさらすのはしんどいし、経済的、個人的、職業的に何らかの苦労をしていると、負担はより大きくなっていく。それでも、成功の味や困難を克服した時の味は忘れられない。
もっと、もっと欲しくなる。
この中毒性に危険が潜んでいる。
現代社会では、各々で「十分」がどんな状態かを定義することが大切ですね。何かを始めるときは、多くのことに「YES」と言わなければ成功できないことはわかっていますが、最初はどんなに不快に感じられたとしても「no」と言うことが最良の策になる時がある。
その状態に達したことを知ることも、プロセスの一部だと思います。僕らがどんなレベルにいようと、常にオンでドーパミン垂れ流し社会では、常に選択することが必要になる。
多くのシグナルを学び、理解する。そうすることで、創造的かつ意図した静寂を作り出すことができるはずだ。
私たちは依然として猛スピードの車のハンドルを握っていますが、必死に歯を食いしばってしがみつくこともない。最も重要なことは、なぜそこにいて、どこに向かっているのかを知ることでしょうに。
日本人はチップを期待していないでしょうが、チップを受け取ったらどう反応しますかね。驚くかもしれないし、少し恥ずかしいかもしれません。