"住まいのレベル"と"暮らしの満足度"は比例しない
こんまりさんの本を読み返していた。
2年前に友人に手伝ってもらい、お部屋の大規模な片付けをしてから、片付けに対してポジティブに向き合えるようになった。
私の中で「ときめく」という感情はかなり身近だったおかげで、こんまりさんの片付け術は運良くハマったのだが、人に「ときめく」を説明するのって難しい。そう思い、改めてこんまりさんの本を読み返そうと思って数冊を読んだ。
そのうちの1冊、「毎日がときめく片付けの魔法」を読んでいると、どんどん心が暖まるような視界が開けるような感覚を得た。
どの著書よりも自分の心に残った。
これはこんまりさんの本の中で一番「ときめく」本だ。
その中での一節からふと気づいたことがあった。
今のお家は4年目。
転職先に近い場所で探し、内見せずに決めた物件だった。
なんの変哲もない1Kのお部屋で
駅から徒歩5分、職場から10数分の場所。
はじめは部屋に物が溢れかえり、窮屈な部屋からスタートした。
都内に引っ越したので人がよく出入りするようになったが、
その際に毎回言われる「ののんちってモノ多いよね」の一言。
意を決して片付けコンサルをお願いして
ゴミ袋14袋分のモノを手放し
いらなくなった家具を粗大ゴミに捨て
部屋の壁が見えたことに驚きを隠せなかった。
片付けコンサルの様子はこちらから↓
そこから2年。
モノが増えてきたと感じたら「メンテナンス」だと
モノを整理するという習慣が身につき、
どんどんと壁が見えて床の面積も広がった。
いつもだったら2年の更新時にどこか広いところへ引っ越したいと思うのだが、今回はそうはならず。
欲を言うと
独立洗面台は欲しいし
コンロは2口は欲しいし
キッチンの作業スペースが欲しいし
ベランダで飲めるくらいの広さが欲しいし
窓の風を感じながらトレーニングやヨガのできるスペースも欲しい。
たくさんの「もっと」があるけれど、
それがなくてもこの家に住みたいと感じた。
狭いキッチンなりの立ち回りが良くなったし
独立洗面台がなくても化粧が捗る鏡を購入したし
ベランダで飲まなくたって好きなBGMがあればそこが最高の場所になる。
設備が十分でなくても
日々の暮らしというルーティンに満足しているからか私の中で「この家で住んでいたい」という気持ちが大きくなった。
部屋の大きさや設備の良さなどの"住まいのレベル"と"暮らしの満足度"はかならずしも比例しないらしい。
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