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#03.【制作物】「まみらぼ」ロゴ_制作の振り返り

こんにちは。
フリーランス開業を目指す主婦 のさき です。

今回は自主制作物の振り返り・メイキングを記録として残していきたいと思います。
制作物は「SHElikes」内のコミュニティ活動で4ヶ月間使用するロゴです。ロゴ制作は今回が初めてのチャレンジでした。

まずは簡単にSHElikesのコミュニティ活動とはなんなのかご紹介をします。
「コミュニティのことは知ってるよ!」という方は、下の目次から制作過程へ飛んでください。


「SHElikes」のコミュニティ活動とは

シーメイト(SHElikes受講生のこと)が興味のあるコースや、共通点で繋がることで、目標に向かって頑張る仲間と交流したり、一緒に学ぶ機会を作ることができる場所です。コースやテーマごとに設けているコミュニティの他、SHEの各拠点コミュニティがあります。
SHElikesが公募した、コミュニティ活動の旗振り役であるCP(コミュニティプランナー)と、それを補助するサポート隊(通称:サポ隊)によって運営され、さまざまなイベントや学習のための取り組みが催されています。

SHElikesより一部抜粋・要約

私は13期mamaコミュニティのサポ隊に初応募し、12月から4ヶ月がんばらせていただくことになりました。サポ隊にチャレンジした話は、いつか書きたいと思います。

制作したロゴの完成品・提案書

左:アクセントロゴ、右:シンボルロゴ
ロゴと一緒に提出した提案書4ページ

ロゴの選定はmamaコミュニティメンバー内でのコンペ形式で採用していただきました。上のロゴや資料はその際に提出したものです。
アクセントロゴを軸に、シンボルロゴのみやコンセプトを添えるなど、いくつかのパターンに展開できるようにバリエーションを持たせて作りました。
企業のコーポレートロゴも複数パターンを想定した作りになってるそうです。

制作過程01_情報整理・キーワード出し

13期mamaコミュニティのコンセプトの整理

ロゴを制作する前に情報の整理をはじめました。まずは13期mamaコミュニティのコンセプトを改めて見直します。

💡「Hello New Me
 〜かろやかに しなやかに変化を楽しむ自分に会いに行こう〜」
・毎日生きているだけで、無意識に私たちは変化している
 ・小さな変化に気づいて、もっと気軽に・楽しくチャレンジできる
 ・やりたいことをはじめられる実験室
💡「ママと私の実験室(Lab)」
 ・自分が心に秘めていたやりたいことに気づいて、気軽に試せる場の提供
 ・こんなことをしてみたい!を全力で応援
💡ターゲット
・頑張っているのに成果が出なくて悩んでいる人
 ・チャレンジしたいけどできない、背中を押して欲しい人
 ・ママ向け、またはママと子供向けのサービスを考えているけど形になっていない人

13期mamaコミュCPさん発案のコンセプトを要約

Figjamを使ったアイデア整理

次はコンセプトを踏まえてキーワードを出す作業。「mama」「コミュニティ」を軸にキーワードを書き出して見ました。
アイデア出しの方法を模索するため、「Figjam」というソフトを使用。パソコンからもiPadから使用でき、キーワードを付箋に書いてまとめたり、手書きでメモをすることできます。
(のちにロゴのコース動画では「紙ベースでのアイデア出しを推奨」とありましたが…笑 試してみたのは良かったと思います)

数日かけて、スキマ時間に思いついたことをメモしていきました。思いついてもすぐに忘れてしまったりするので、なるべく何かに書き残しておくように意識しました。

Figjamでのアイデアメモ

コンセプトの「実験室=Lab(ラボ)」から「フラスコ」や「化学反応」などを連想。コミュニティの名前も正式に「まみらぼ」に決定し、モチーフに取り入れる方向性を固めていきます。

ロゴ・CIのコース動画受講

次にロゴ・CIコースを受講しました。制作期間が限られていて〆切も差し迫っていたので、大急ぎで。家事育児のスキマ時間、料理中・お皿洗いや洗濯物を干しながら流し見することが多かったです。

元々、コース動画を見る時はしっかり腰を据えて、と思っていたタイプ。そのために時間をしっかり確保できないと学習が進められなかったんですが、ながら学習でもそこそこインプットは進むということを今回学びました。
完璧を目指そうとして動けないより、完璧じゃなくても0→1にするのが大切だと感じたのは、私の中では大きな変化です。

このロゴ・CIコースは、ロゴの形を作るためのソフトの操作方法を学ぶのではなく、ロゴを制作する時の思考を講師の過去の実例案件をもとに学ぶ動画です。制作に取り組み時間が短かったので、プロセス全てを十分に取り入れられたわけではないですが。すぐに真似できるアクションが多数あったので、とても参考になりました。

さらに、ロゴを作る上での疑問点や不明点が自分の中にすでにあったので、目的を持って動画を視聴したことで、効率よく要点を捉えてインプット出来ました。
この動画がなかったら完成したロゴの形にはならなかったなと思います。

そしてコース動画に加え、図書館からロゴ制作の本も借りました。

ロゴの基本的な構造についての解説や、アイデアを出す時の視点、完成したロゴを運用するためにどんなルールを決めるのかなど、実用的な知識が詰まっています。

制作過程02_Illustratorでの制作

ここからはロゴ・CIコースのプロセスを踏まえてついにIllustratorでの制作にあたりました。

フォントの選定

たくさん並べたフォント。欧文フォントの曲線も参考に

Adobe Fonts やフリーフォントなどをリサーチしつつ、Illustratorでひたすら並べてベースとなる文字を検討していきました。

たくさん並べたフォントの中のひとつから、「ら」がフラスコの形に似ていることを発見しました。ここで文字の中に図形を組み合わせた形のロゴを作る方向性に向かっていきます。

(アクセントロゴというそうです。↓参考記事)


制作過程03_紙ベースでラフの作成

ベースとなるフォントを決めたところで、一度Illustratorを離れて手書きでラフを描いていきます。ロゴ・CIコースの動画では、ここの作業が大切なのだそうです。
何回も線を書いて、良い線を探っていきます。

無印良品のA4のルーズリーフを使ってます


制作過程04_Illustratorで本制作

白黒でロゴデザイン

ラフをもとに再度Illustratorに戻って、ロゴのデザインをしていきます。

微妙なデザインの違いを試していきます

コンセプトにある「しなやかさ」「からやかさ」を表現するための線を模索しました。線の太さを変えたり、文字の一部を伸ばしたり色々試してみます。

ここですごく苦労したのが、Illustratorの操作でした。やりたい操作を検索するところからまずは始まり、その通りに操作してもうまくいかずにうーーんと唸る時間がだいぶ続きました。
Illustratorを使っての作字をしたことがほとんどなく、思うように線が描けなかったりパスを操作できなかったり…
でも、何度も操作したおかげで、少しIllustratorと仲良くなれた気がします。

制作の際に調べたTipsは、Notionでまとめるようにしました。

Notionでの情報整理も並行して模索

カラーデザイン

固まったロゴの形に色をつけていきます。
カラーデザインはPinterestやColor Huntなどを参考にし、元気が出るような爽やかなミネラルカラーを軸に検討しました。

カラーのイメージは固まっていたので、思ったよりスムーズに決められました

仕上げ

ロゴをPNGファイルに書き出す作業をします。別のアートボードにロゴを乗せ、最後の仕上げです。
ロゴの適切なサイズがわからなかったので、都度調べた情報をもとに制作しました。
アウトライン化をして最後の調整をします。

完成して・・・

以上の工程を経てロゴが完成しました。
もう少し凝れたところもあるのではないか、という気持ちもありますが、今の自分のスキルでの全力を出し切れた思います。

SHElikesのコミュニティでは1月に1回の公式イベントの他に、自主企画として交流イベントなども開催しています。
13期mamaコミュニティ「まみらぼ」では、昼・夜に開催する交流会をそれぞれ「ひるらぼ」「よるらぼ」と称し、それに合わせたロゴの制作もしました。

交流会で使用する派生のロゴ

そして自分以外のシーメイトさんの手によって、素敵な告知バナーに生かしていただいています。制作したロゴが自分の手を離れ、新たな形で派生していくのは不思議な感じです。
シーメイトの皆さんは、ぜひ13期mamaコミュニティ「まみらぼ」のすばらしい告知バナーをご覧ください(そしてぜひイベントに足を運んでください)!

おわりに

ここからは自分語りになりますが…
私自身、13期mamaコミュニティの”失敗を恐れない自分へ" "しなやかに・かろやかに変化を楽しむ自分”というコンセプトにとても共感しています。自分のビジョンマップにも"しなやか、かろやか"という文言を入れているくらいです。

自分が"ママ"というものになってから、様々な変化がありました。その変化すべてをポジティブには捉えられなくて、悩んだこともあります。それはたぶん、私だけではないでしょう。

そういった変化は、なにも育児だけではありません。自分の身体の変化、家族の変化で、なにかの選択に迫られている人はたくさんいると思います。

さらに、女性と言うだけで、何かを強いられたり、選択肢がそもそもなかったり、抑圧されたり、そういう境遇に遭うこともあるんだと、ここ数年考えさせられたことがありました。

そんな中でも、自分のためや周りの人のために、より良く変わろうと努力している人が報われてほしい…今回はそんな想いもあったと思います。ロゴの制作中に漠然とした思いがありましたが、ここにきてはじめて言語化できたような気がします。
自分を変えようと悩み、進み続けているシーメイトさんの日々に、このロゴが関わるシーンがあったならうれしいです。

今回、コミュニティ活動を通して多くの方に自分の制作物を見てもらい、反応をいただけたのがとてもうれしかったです。
常々自分のスキルのなさに自信が持てない日々なんですが、みなさんから頂いたポジティブな声を素直に受け止めて、大切にしていきたいなと思いました。これからのスキルアップの糧にしていきたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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