新婚旅行#4 〜日帰り直島①
新婚旅行3日目です。
やっと直島のことが書ける…!
今回の旅行のテーマの一つでもある「アート巡り」。
書いてる途中でとても記事が長くなってしまいましたので、3日目の直島は分割して投稿することにしました。気長に読んでいただけたら嬉しいです。
前回の内容はこちらをご覧ください。
この日の旅程はこんな感じでした。
📌3日目旅程
START:JRホテルクレメント高松
フェリーで直島へ⛴
↓
①宮浦エリア(赤カボチャ→アイラブ湯→直島パヴィリオン&ポケふたヤドン)
バスで移動🚌
↓
②本村エリア(家プロジェクト&ANDOミュージアム)
バスで移動🚌
↓
③美術館エリア(黄カボチャ→屋外展示を見ながら歩く→地中美術館)
↓
宮浦港まで海沿いを歩く🚶
↓
フェリーで高松港へ⛴
高松のホテルまでタクシーで移動してチェックイン
日帰り且つ行きたい場所を詰め込んで盛り盛りのスケジュールですが、結果的には夕方出発のフェリーまでの時間に2時間くらい余ったので、途中でもう少しゆっくりできたかもしれません。
レンタサイクルは借りず、徒歩&島内バスで島を一周しました。
それでは思い出などを綴っていきたいと思います。
・・・・
2023.11.22. 水曜日
朝
8:12発のフェリーに乗りたかったので、7時にホテルで朝食→7:45チェックアウト→8:00フェリー乗り場という、朝から過密?スケジュール。
朝ゆっくりできる日がなくて申し訳ない…。帰ったらまだ休みがあるのでゆっくり休もう。
🚶直島に到着〜宮浦エリア散策
高松港で直島宮浦港行きのチケットを買い、
フェリーに乗って50分ほどで直島に到着しました。
宮浦港に着いたら、コインロッカーに荷物を預けました。身軽になったら直島観光へいざ出発。
時刻は9時ちょっと過ぎ。
宮浦港バス停9:45発の時間まで、宮浦港周辺を散策します。
一つ目のお目当て
草間彌生さんの作品「赤かぼちゃ」のところへ。
フェリーが到着してすぐは少し人集りがありましたが、順番を待って記念撮影。
続いてのお目当て、藤本壮介さんの作品「直島パヴィリオン」へ。
先に到着していたカメラ女子の方が写真を撮ってくださいました。代わりにわたしも写真を撮りましたが、一眼レフをちゃんと扱えていたか心配です。
・・・
続いては来た道を引き返し、宮浦エリア3つ目のお目当て直島銭湯「I♥湯」を目指します。
中には入れませんでしたので外観だけ。実際に銭湯として営業されているとのことなのですが、普段はどのくらいの方が利用しているのだろう…?静かな島の景観に突然現れるので、なんとも不思議な気持ちです。旦那に仕事のお電話が来てしまったので1人で外観などの写真を撮ったりして鑑賞しました。
・・・
その後はギャラリー六区も探して歩いたけれど見つからず、(時間帯的に開いていなかった…?)バスの時間が心配だったので宮浦港のバス停へ向かいました。
多分予定していた9:45発のバスに乗ることができました。時間に余裕を持ってバスを待っていたので座れました。
🚶家プロジェクトへ・・・!
9:50頃、農協前バス停に到着。
ここからは、家プロジェクトを回ります。
家プロジェクトとは、直島・本村地区にて展開されているアートプロジェクトで、著名なアーティストの方々が島に点在していた空き家などを改修し、空間そのものを作品化しているというもの。詳しくはベネッセアートサイト直島さんの公式サイトをご参照ください。
家プロジェクトを周るため、始めに「本村ラウンジ&アーカイブ」を訪れ、チケット兼スタンプカードを入手します。鑑賞料金は一人1,050円 。この共通チケットでは、家プロジェクトの7軒のうち「きんざ」を除いた6箇所を鑑賞することができます。
唯一整理券制となっている「南寺」の整理券も忘れずにもらい、10:20の回だったので、近くの「碁会所」から見に行くことにしました。
①碁会所、②南寺
10:05 碁会所
小さな空間に、椿の花が置かれています。こちらは日本画家、速水御舟の《名樹散椿》から着想された作品だそうです。(都内の美術館で展示されていたこともあったらしいので、いつか見てみたいです。)
サイトによると、この碁会所という名前は昔、碁を打つ場所として島の人々が集まっていたことに由来するそうです。
南寺の時間も迫っていたのでサクッと見てその場を後にしました。
10:10頃 南寺
整理券の時間より少し早く着いてしまったため、側の公園で待ちました。
時間が来ていよいよ中へ入ります。この作品は、真っ暗の空間で「光」体感する作品でした。
暗闇の中、壁伝いに進んでいくのですが、なかなかない体験で面白かったです。突き当たったら曲がってベンチに腰掛けて…と(事前に説明を受けるのですが、)意外とやることも多くて、座るまでは結構緊張しました。
私たちの目に映るものは光に照らされた「物体」で、「光」はあるけど見ているのはあくまで「物体」。この作品では「光」そのものを見ることできるような、そんな感じがしました。あと、ずっと暗闇にいると、光があることって安心するんだなと思える不思議な体験でした。(言葉で表現するのが難しい…。)
海外の旅行客も多く見に来ていました。どんなことを感じるんだろう…。
▶︎ ANDO MUSEUM
10:45頃「ANDO MUSEUM」
目的地の一つだったANDO MUSEMが近かったので家プロジェクト巡りの途中に寄り道して行きました。
こちらは建築家「安藤忠雄」さんの建築写真や模型やスケッチなどが展示されているミュージアムです。
建物自体も、安藤さん自身が古民家を改築、設計がされたもの。
建築を見るのがなんとなく好きだなと感じていたのですが、目で見ることはもちろん、中に入って、丁寧に、計算しつくされて作られた空間で時間を感じることが好きなのかな〜と思いました。
先ほど訪れた「南寺」も、建物は安藤さんによって設計がされたもので、この直島には他にも安藤忠雄さんの手がけた建築がいくつかあります。
これまで、建築家や芸術家に対して名前だけ聞いたことある…程度で、作品をしっかり吟味することがなかったのですが、(美大出身なのに…..。)今回の旅行(と、こうしてnoteに書き留めること)がきっかけで1つ1つ吟味することができた気がします。
③角屋、④護王神社
家プロジェクトに戻ります。
11:00頃 角屋
建物の中に入ると水面があって、デジタルカウンターの光が浮かんでいます。数字が変化するスピードは、島民の方々によって設定をされたそうです。
建物も古民家で、お勝手として使われていた名残があったりして、様々な「時の進み」が交わる空間に感じました。
11:10頃 護王神社
少し坂を登ったり歩いて護王神社に到着しました。
本殿のある場所から少し降りて脇へ回り、地下の石室に入ることができます。懐中電灯を持って狭い入り口から入り、ちょっとした洞窟探検のよう。地下からガラスの階段を見上げ、地上の明かりを覗けます。
後から調べて知ったのですが、この護王神社の再建プロセスが、思いの外壮大な物でした。
何もしなければ、老朽化が進んで消え去ってしまうものが、こうして修復され今も紡がれていくということは、 (何気なくいろんな場所で行われていることだとは思いますが、)素晴らしいことだなと改めて思いました。
次回予告
次回は家プロジェクトの続きから。
次でもおさまり切らなさそうなので、直島編3回ほどに渡ってしまうかもしれません…。
たくさんアート作品を見てきたので、作品について調べながら、感じたことを書いていきたいです。(変なことを言っていないか心配になりますが、生温かい目で見ていただければ…と思います😂)
それではまた。良い週末をお過ごしください。
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