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大学生の力を活用した集落復興支援事業

福島県内の過疎・中山間地域に位置する集落で、大学生グループが地元の方々と力を合わせ、地域活性化を目指す取り組みが行われました。この活動は、地域の課題解決と新しい活力の創出を目的とし、学生たちと集落がマッチングして実現したものです。

学生たちは、地元の文化や生活に触れながら、集落の資源を活かした新しいプロジェクトやイベントに携わりました。地元の方々からの学びと、若い力がもたらす新鮮な発想が融合し、過疎化が進む地域に新たな息吹がもたらされています。大学生の参加をきっかけに、集落に少しずつ人のつながりが増え、持続可能な地域づくりの一歩が踏み出されました。

先日、独協大学の学生さんたちが、歴史ある城跡を拠点に農場整備のお手伝いに来てくれました。農場予定地は丘の上にあり、その中でもさらに高台に位置しています。風も景色も素晴らしい場所ですが、その分、法面(斜面)の管理が課題となっていました。

まず、長年ブルーシートに覆われたままだった崩れかけた法面の整備に着手。学生さんたちはシートを剥がし、しっかりとした土留め用の杭を打ち込みました。彼らの力強いサポートのおかげで、農場全体の安全性も向上する事でしょう。学生たちとの共同作業は、自然と歴史を守る大切さを再確認する機会にもなり、大変有意義な時間でした。

神彰宏さん(指導の創藝舎)からのご指導のもと、チーム一丸となって取り組み、無事に3本の杭打ちを完了しました。怪我もなく作業を終えられたのは、皆で協力し合えたおかげです。

その後、農場へ移動してブラックベリーの苗を移植しました。普段使い慣れないスコップや脚立にも積極的に挑戦し、10本のブラックベリーの苗をあっという間に植え終えることができました。これからの成長が楽しみで、数年後にはたわわに実るブラックベリーの収穫を期待しています。



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