面接対策 逆質問①
面接で求職者の方が難しいと感じるポイント。
逆質問。
『何を聞けばいいかわからない』
『そもそも質問が無い』
『何を聞いたらいけないかもわからない』
と、迷う方も多いです。
私自身、意味が分からず新卒のころに面接でトンチンカンな質問をしたこともあります。
『御社の経営会議には何名の方が参加されているんですか?? キリッ』
と得意な顔で、聞きました。
もちろん、ポカーンとした顔をされます。そしてお見送りです。
当時の私には何もわかってなかったのです。
【経営会議】ってワードを出せば「できるやつ」って思われる気がして、
ただなんの目的もなく聞いた質問だったんです。
もしかすると読者の中には
「え??さっきの質問何がいけないのか、よくわからない・・・」って人もいるかもしれません。
今回は 面接の逆質問 についてレクチャーします。
逆質問って何??
そもそも逆質問とは
面接官から「何か質問ありますか?」と聞かれ、求職者からする質問を逆質問と言います。
通常、面接官から求職者に質問されますよね。経歴の事とか。
それと<逆>に、求職者から面接官に質問するので 逆質問 と呼ばれるのです。
面接でなんで逆質問は大事なのか?
意欲が伝わるからです。
もっと言うと
合否を分ける ポイントでもあるからです。
「え??そんな大事なの?」と思ったかもしれませんが、
面接で逆質問で落ちたり受かることもあります。
お見送りの理由で「質問の内容から働く意欲を感じなかった」だったり、
採用の理由で「質問が良くて頭の良さを感じた。良く調べていて意欲を感じた。」と、
合否の理由になることもよくあります。
もちろん、印象面や経歴の回答 なども重要ポイントです。
しかし、同様に逆質問も大事なポイントなのです。
ただ、作成の難易度が高く準備を後回しにしてしまう人も多いのがリアルなところ。
だからこそ逆質問で他の人と差をつけることができます。
逆質問で何が分かるのか??
逆質問からその人の観点や意欲、思考を ある程度判断できます。
逆質問もからわかるポイント
・意欲=沢山調べたり、深く調べることにより自社への興味や意欲があるか。志望度 等
・観点=働く観点をもっているか(入社後の観点、事業の観点、顧客を見る観点)、自分目線の観点なのか(条件面、不安点の観点)
・思考、考え方=自分中心か、相手目線を持てているか。社会人のマインドは持っているか?学生気分じゃないか?
面接官は質問から上記をある程度判断しようとします。
例えば、
全然調べていなければ、意欲は伝わりません。
事業や顧客の観点(例えば、事業の強みや 顧客の属性について)をもっていれば、働く観点持っているなと言えます。※就活初心者には難しいですが。
自分目線の観点(給料や残業について)ばかりの質問であれば、「自分都合の観点しかないな」となります。
自分のプライベートの事を優先させるような質問ばかりであれば、「学生気分だな・・」と思われます。
以上のように、
ある程度その人を把握するうえで逆質問は使われます。
面接の中でとても重要なタームといえます。
ちなみに単純に「不明点など解消してあげたい」という企業側の気持ちから逆質問を聞いている意味合いも
あるので、一部聞きたいことを聞くのもありです。
では、逆質問ってどうしたらよいのか???
沢山のポイントがあるので、
今回はまず
NGポイント をおさえます。
すぐに修正できるポイントを2個紹介します。
逆質問でのNG
・求人票やホームページ、聞いたことをそのまま質問してしまう。
→答えが書いてあることをそのまま聞いてしまうことです。
例えば求人票に男女比が6:4と書いてあるのに、「男女比ってどのくらいですか??」
と聞いてしまうこと。
「ちゃんと見ろや」と思うわけです。
ちなみに、求人票に書いてあることを元に発展させる質問はOKです。
「求人票の仕事内容に△△と書いてありますが、実際○○の場合はどのような業務をするのでしょうか?」
のような質問はOKです。
・条件面ばかりを質問する
「残業ってどのくらいあるんですか??」
「転勤ってあるんですか??」
等。
このような条件面ばかり聞くと印象はわるくなります。
婚活パーティで異性に
「年収いくらですか?」「貯金は?」「学歴は?」「持ち家ですか?」「車もってますか??」
と、条件面ばかり気にされたら、、、
ちょっと引きますよね。
なので条件面を積極的に聞くと印象は悪いです。
ただ、、、知りたいですよね。
その場合、エージェントに登録している方はそちらで確認したほうが良いです。
面接であえて聞いて印象を悪くする必要はないです。
面接は アピール の場ですので。
まとめ
・逆質問は意欲が伝わる 合否を分ける ポイントなので大事。
・逆質問からその人の観点や意欲、思考を ある程度判断できる面接での重要ポイント
・NG1 求人票やホームページ、聞いたことをそのまま質問してしまう。
・NG2 条件面ばかりを質問する
・面接は アピール の場であることを忘れずに。
次回も
逆質問 解説します。
以上です。