FF7REBIRTH を終えての感想書き殴り
FF7 REBIRTHとりあえずメインを終えた感想について書きなぐっていきたいと思います。
ネタバレしかないので、ネタバレちょっと、と言う方は自衛をお願いします。
さて、REBIRTHの感想の前に、自分の予備知識をちょこっと書いておこう。
FF7はPSで発売された時の初期のものをプレイしていた。当時小学生の自分はエアリスが亡くなった衝撃が色濃く記憶され、セフィロスを倒すという大きな目的は覚えてはいたが、細かい部分についてはまるっきりリセットされた状況でのプレイ日記?殴り書きとなっております。また、FF7REMAKEもプレイしています
さてさて、そんな前置きを置いてからの
FF7REBIRTH
なんといっても映像の美しさがREMAKEよりもさらに洗練され、FF16の時にも同じようなこと書いていますが、ずっと映画をプレイしているかのようで楽しい。
今回はオープンワールドの要素もあるので、前作よりもさらにロケーションによって物語の厚みが感じられた今作。
メインストーリーはもちろん、サブクエストやカードゲームのカードバウトのストーリー等すべてがフルボイスで話も凝っていて世界観にどっぷりと浸れる要因に。ちなみにカードバウトめっちゃ楽しすぎてハマって、優先順位高めで進めていました。
今作は、前回のミッドガル脱出を経て、まずは5年前のニブルヘイムの事件の話を経て、カームの街~セトラの都「忘れらるる都」までの話。
5年前のニブルヘイムの事件でのセフィロスの崩壊具合が、なんとなーく自分の記憶上のPS時代の描写のほうがもっとセフィロスが病んでいるイメージだったのだが、REBIRTHはしっかりと描写はしつつ、あまりぶっ壊れな感じがなかったかなー?(今、初期のFF7をもう一度プレイすれば印象がまた違うのかもしれない。今度プレイしたいと思う)。結構あっさりとセフィロスが壊れる姿からの冒険の始まり。
セフィロス、否黒マントの集団を追う旅が始まる。
道中のこと細かい部分を書いてしまうと際限なく書いてしまうので、自分にとって一番大事なエアリスについて書き残したいと思う。
リメイクという時点で、もしかしたらエアリスが生き残る世界戦なのかもしれないと数々の期待をしていたと同時に、そんなことがあるか?FFシリーズだぞ思い出してみろ。15ではノクティスを犠牲にして世界を再建させるという、犠牲が尊きものという考えをシリーズ通して伝えているだろ?
10では、結果的に死ななかったけれどもユウナを犠牲にして、たった数年の平穏を求める世界だったし、9ではビビ、13ではバニラとセラ…。上げたらキリがないほど仲間の命を犠牲にして成り立っている世界ばかり。自問自答をしながらも
期待していた…が
だが待ち受けていたのは無情にも、忘れらるる都でのエアリスの死だった。
まさかまさか、そんな嘘だろうと思いながら進めていた戦闘。
助けたい、助けるんだ!エアリスと共闘したセフィロス戦。エアリスは助かったんだと思ったのも束の間。みんなのところに戻ろうと手を繋いでいたのに、消えたエアリス。
物語の強制力には叶わない瞬間だった。
(
結局戦闘が終わって待っていたのはティファやユフィ、ナナキ、みんなによる泣き顔や悲しそうな顔。この世界のエアリスは死んでしまったのだと確信した瞬間であった…
運命を逆らった瞬間に並行世界は生まれる。
並行世界は長く続くものもあれば、短いものもある。
セフィロスのセリフでこのような台詞があった。
だからこそ、並行世界のザックスは生きていて、REBIRTHの最後の戦闘にはザックスがこの世界に飛んできて共闘もした。だがセフィロスによってまた分かたれてしまった。
もしかしたらザックスは元々いた並行世界に帰ったのではなく、いま私がプレイしている世界の教会に最後にいたのかもしれない?
ザックスの、「世界は交わり、また別れる そしてまた交わる」
その台詞通りになるのであれば、次回作で、別の並行世界のエアリスが生きていて、交わる時にもまだエアリスが存在するのであれば生き返るというのだろうか…?
だけど、そのエアリスはクラウドを知っているエアリスなのか、それは別のエアリスとも言えるというまた難しいお話になってしまう。
魂の形が同じであれば中身も同じという理論にはならない。
一緒に観覧車に乗ったエアリスではないだろう…。足掻きに足掻いて、クラウドがエアリスを助けたときに一瞬助かったようにも見えた。その時に並行世界が作られていたならまた別のお話だ。
現時点では忘れらるる都でセフィロスの攻撃をはじいた瞬間に別の運命ができて、別の世界線でエアリスが生き続けている可能性もあるので、次回作がどうなるのかはまだわからないけど。
また、クラウドにだけは死んだはずのエアリスの姿が見れるのは一緒に並行世界に飛んだことがその理由なのか。クラウドにも飛んだ影響で様々な並行世界が感じられるようになった…?
それとも、クラウドたちが戻った世界はどこの並行世界なのかは謎のままである
ということで、まだ未来は決まっていない。ということにしたい。
今作では最後まで、クラウドはセフィロスによる影響が強く出ていて、今作も最後は不穏中の不穏。もう、不穏としか言えない展開
次回作でその影響を断ち切る部分が出てくればいいなという希望もありつつ、闇落ちエンドもありえなくはない。
また、今作ではクラウドとティファとの関係はよりお姉ちゃんとか家族観が強くなったなぁと感じました。幼い時はもちろん恋という淡い気持ちを抱いていたかと思いますが、恋を通り越してもはや家族愛に近いものを感じました。
今作は最初に出てきたキャラが最後にはあぁ…ってなるパターンも多くて余計悲しくなった。例えば、
・カームの街でお世話になった宿屋の店主ブロード
・神羅のローチェ
などは典型的な例で、最後には黒マント姿で登場したときはつらかった。
また、別の意味で
・ホーンテッドマンションのコイン交換所のお姉さん(名前忘れました
は、最初に会った時にゾンビに噛まれて…という話をしていましたが、チャプター13辺りに会いに行ったらインヤンっていうモンスターに変化していました。細かい演出が本当に良かった
もうね、本当に上げたらキリがないけど
ナナキのお父さんとの話もすごいよかったし涙したし、ブーゲンハーゲンの星についての講義や自分の凝り固まった思考について話していた部分も本当に良かった。
ナナキだけじゃなくて、バレットのダインとの対決も心に突き刺さるものがあった。バレットに柔らかい刃で心臓刺されて、全然傷つかないように見えて致命傷を受けるダインが辛かったし、ダインの境遇が何もかもつらかった。古代種の神殿では過去にあった演出がすごいわかりやすいし綺麗だし。
・マップのわかりづらさ
マップによってチョコボの乗れる種類が変わるのもすごくよかった。でも、自分はバギーだけは小回りが利かずにバギー運転するなら走るわ、と思ったけど広さに負けて結局バギーを使ってました…。
コレルマップもチョコボに乗る選択肢を作ってくれ…コスタデルソルの周りは乗れるんだけどね!
マップに関しての愚痴というかわかりづらい部分としては上下が非常にわかりづらい。とくにゴンガガエリアの森チョコボでのマップ探索は非常に難しくて通信塔の解放で5時間くらいウロウロしていた。
これは自分のマップ把握能力の低さ・方向音痴なのが理由だと理解はしているがもうちょっと優しくしてほしい。
今作は本当に良かったけれど、次回作でどういう結末に収まるのかが楽しみな展開だった。次回作も楽しみだけど、エアリスがいない次回作は、もう、辛いしかない。
誰をヒーラー役にすればいいのかもそうだし、華が…華が欠けてしまって…。
最後に、no promises a wait at journey's end
と表示されて、翻訳使って意味を調べたら「旅の終わりに待つという約束はありません」と翻訳されましたが、これをどういう意味でとらえればいいのか今の自分には疑問ばかりで。
解明したら追記します!
とりあえずまだサブクエや収集要素が終わっていないので、もう一回REBIRTHの世界に潜ってきます…
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