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Photo by
mirecat
家
不自由なカタチ
不自由さ
動けない
ぴったりの表現が思いつかない
書く時間には
ピタっと '思いと言葉が重なる時' が多いけれど
そうならない意味合いがそこに存在するはずで
..まさかそこまでなんて
..そんなあるはずがない
..真似してくる 押し寄せる
'どちらが悪いのかどちらも悪いから'
そう簡単に判断されそうな
次から次へと自業自得と安易に言われそうで
それきりになるような
押し寄せてくる more and more
勢いづいて書くとしたなら
それで事柄が消えてしまえばいいと
そんな都合よくは事柄は消えなくて 消えなくて
何ひとつ理由があるのに
一つ一つ 二つ三つ
しかたなく 何かを見つめるふりをする
此処は泥だらけ
みえないように 泥を塗りたがる
群れることの多さだけある
それでも見せかけだけで立派に通る世の中だから
みせないから ばれないから 探らないから
野放図だから
ぐったりして鏡の反対側を覗くと気づく
要領だけじゃ体裁だけじゃ 神様が笑ってること
神様だけは分かってること
積み重ねる知識知見の暗黙知と
ある種の残像のなかでいつしか
蓄積された不可思議さの救いもあることを
握りしめた土の質が
今までより少し違って思えた
こんな感覚なんだな 生きていくって