[わたし的超備忘]第1回家族会議議事録
<開催概要>
日時 :10月某日、夜ごはんを食べながら
議長 :夫
参加者:夫、わたし、長女、次女
場所 :我が家 リビング
<発端>
お風呂上り→夜ごはんまでの約20分間のテレビ時間について、長女(以下:長女)から次女(以下:次女)に対する不満あり。
先にお風呂を上がることの多い次女が観たいものばかりを見ているのではないか、と長女。
それに対し次女「いや!!!!」と怒り、泣き、長女を叩くなどした。
テレビを観たいがために姉妹が怒号&号泣の喧嘩に夫と私が辟易し、家族会議を開く運びとなった。
<参考>
・10月末の衆議院選挙
・保育園で実施した長女たちの学芸会の曲決めの多数決
・絵本「どうぶつせんきょ」
<議事録>
議長(以下:夫)「よし、じゃあ、さっきのテレビについてだよ。
お風呂に入ってる間に、なにをみるか相談するのはどう?」
わたし(以下:わたし)「お父さんに賛成。これまでもお風呂で相談するときもあって、けっこう平和的にいっている気がする。」
長女「家のお手伝いをした人が好きなものを見れるっていうのはどう?例えば~、どっちがお皿をたくさん運ぶとか!」
夫「なるほどね。それもいいけど、長女ちゃんと次女ちゃんに差が出ちゃうものはフェアじゃないね。長女ちゃんも次女ちゃんも同じくらいできることにしようか。」
長女「わかった。じゃあ、ごはんをピッカリーン!で食べれる!って約束できる人が決められる、っていうのはいいんじゃない?」
わたし「うーん、因果関係のないものを結びつけるの、お母さんは好きじゃないな。テレビを観たいからってごはんを全部食べる!っていうのもお母さんはあんまり嬉しくない。」
長女「はい!わかった!!じゃあ、長女ちゃんと次女ちゃんと交代で、今日は長女ちゃん、明日は次女ちゃん、というのはどう?」
わたし「いいかもね。」
夫「うん、よさそうだね。でも、次女ちゃんは理解できるかな?何も言わずにいきなり長女ちゃんが観たいものが映ったら、また今日みたいに泣いて怒らない?」
長女・わたし「たしかに~」
わたし「相談は必要そうだね。次女ちゃんがいいよって納得しないと、怒って泣いちゃうかも。」
わたし「そしたらやっぱり、お父さんの言ったお風呂で相談はどう?長女ちゃんも、次女ちゃんが観てるものが嫌なわけじゃないでしょう?お風呂を出たら相談なしに次女ちゃんが観たいものがついてるっていうのが嫌なんだよね?」
長女「うん。うん、そう。」
夫「じゃあ、お風呂に入っている間に相談する、にしようか。いい?」
長女・わたし「おっけー!」
夫「次女ちゃんもいい?」
次女「ううん!いいよー!」(どっちやねん)
<1週間経過報告>
なんとも言えない。
まだ次女がシステムを理解しておらず怒ることが多い。
加えて、長女も疲れたり眠いときは喧嘩が発生する。
しかし、この会議で決めたルールがあることを長女は理解しているため、従うべき指針があるという点でこの会議は有意義であったといえる。
<1ヶ月経過報告>
非常にうまくいっている。
1週間後時点では「今日は何観る?」のわたしの問いかけに対して長女が「今日はぷりきゅあ!ねえ!いいでしょ?!」と高圧的だったのに対して、1ヶ月も経つと「うーん、長女ちゃんはスイちゃんが観たいな。いーい?」次女からも「ぷーさんはどお?」というとてつもない柔らかい問いかけになっている。
穏やかな話し合いにほっこりする。
ルール化テンプレ化の勝利をみた。
それにしても議長たる夫の調整力と折衝力のすごさですよ。
まず受け入れて、でもさ、と提案ベースで言うんだよね。
分かってるけどできてない私~~~。
家族会議いいじゃん。
全員が少しずつ進歩するじゃん。