Thunderbolt Fantasy東離劍遊紀最終章　岩波音響監督トークイベント

Thunderbolt F Fantasy東離劍遊紀最終章　ついに公開！

劇場版公開3日目の2025.2.23
岩波音響監督トークイベント回に行ってきました！
低音ボイスにこだわっていると言うだけあって、立川シネマシティの極上音響上映で観る最終章はほんっっとうに耳福です✨

事前にマシュマロで募集していた質問、なんと読んでいただけて感激😆
ネタバレありメモです↓

※聞きながらのメモを元にしているので抜け・誤認あるかもしれません

⚫︎立川シネマシティのこと

・シネマシティは全てのスクリーンで上映作品に合わせて細かく音声調整してくれている
・サンファン最終章の調整注文は「色気のある声にしてくれ」特に低い男声の声300〜400Hz辺りを入念に
・音量・品質ともハイクオリティの音響に調整してくれているのでぜひ何度でもリピートして
・今日位の入り（ほぼ満席！）が続けばシネマ・ツー（新館・大スクリーン）に昇格できるので、そうしたらもう一回トークイベントやりましょうかね（とのこと！！）

⚫︎サンファンのこと

・ヒットして続編を作れる作品はたくさんあるが、最後まで作り切れる作品は意外と少ない（え、ここで終わりですか？ということはままある）
・サンファンはストーリーとして気持ちの良い終わり方ができて感無量
・始まりは、PSYCHO-PASSのイベント後に皆で食事に行った時に虚淵さんから「今度うちのチームでこの新作を作るのでぜひ音響をお願いしたい」と霹靂さんの動画を見せられた
・これはすごいと衝撃を受けやってみたいと
・サンファンの制作期間中も霹靂さんの布袋劇の表現も進化を続けていた
・スタッフ演者が作った作品を完成させるのは観客。人形劇は全てが表現されている訳ではない（発話者の口の動きなど）ので、観客の頭の中で補完されて完成するものだと思う
・最終章は前作劇場版と比較して、初動3日目で数割増しの動員になっているらしいのでもっと盛り上げてください

質問コーナー

Q.とにかくよかった！と思う演技は？

A.アニメ程セリフの尺が決まっていないので合わせるのは声優さんにお任せしていたが、最後の決めのカットに合わせるのだけは注文していた→皆タイミング合わせ方が上手い。
アフレコは毎回楽しかった。
最終回の度にスタッフ・キャストみんなが「次はいつですか？続きを早くやりたい」と言っていた。

Q.小西さんのアドリブについて

A.聆牙の「聆牙、変形！」は台本には無かった。 後シリーズの台湾での撮影の時、台湾語の音当て担当の方が「変身！」と言う様になっていた。
最終章の終盤シーン「暇だー」の所はシナリオにはない（会場笑）。

Q.浪巫謠役の西川さんについて

A.大変忙しい時期だったので4期と最終章は同時に収録した。 シリーズ作中、劇中で歌を歌うシーンが唐突にならないように調整した思い出 東山さんとのデュエットシーンは無茶振りだったな（笑）
東山さんも「西川さんと…？マジですか！？」となっていたが、良いシーンになったと思う。

Q.劇場版とTV版での音響の違いは？（声優さんへのディレクション、BGM、SEなど）

A.収録部分は差はないが、仕上げの部分、音声処理が違う。
・TV版はより刺激的な調整
・劇場版は集中した環境で観るので、大スクリーンの音響を意識した調整
劇場で観ることが記憶に残る体験になるように調整をしている。なので、後からパッケージでも勿論楽しんでもらいたいが、ぜひ映画館で見てほしい。
⭐︎こちら質問させていただきました⭐︎

Q.布袋劇の音響で特に難しいと感じた部分

A.特にここを見てほしい、という所をより厳密に表現する音作りをしている。

Q.好きなキャラは？

A.カドが立つから言えない（会場笑）
みんな好き。大円団を迎えられてよかった。
卒業式で「みんな良かったな」と見守る副校長の様な気分。

Q.最終章の最終シーン、船頭のCVはなぜ虚淵さんに？

A.知らない…収録に行ったら虚淵さんで決まっていた。（会場にいた関係者さんに確認して）虚淵さんの自己申告らしいです。最後だからということで。
2テイク位でOKだった。
虚淵さんも楽しそうだった。

感無量の大円団！

岩波音響監督、「写真撮ってもいいよーSNSアップもOKだけどカッコいいのあげてね。」「凜雪鴉くらいイケメンに撮ってくれるとありがたい」などなど、終始柔和で楽しいトークイベントでした✨
何度も「楽しかった」「感無量」と言ってらして、満足感を（そして、またやりたい、という想いも）持ってらっしゃるんだろうなと感じました。
充実した楽しい時間をありがとうございました！！