2月23日-24日朗読ライブ[月面文字朗読一例 ]チケット発売中~
朗読ライブ
『月面文字朗読一例』
2025/2/23-24
御茶ノ水RITTOR BASE
RITTOR BASEでの川野芽生作品の朗読ライブ、第3弾。
嬉野は色々やっております。演出とか構成とか。
水面下での諸々の準備は結構前から始まってましたが
先週いよいよ顔合わせいたしました。
TokageさんJammyさんの曲もそろってきており(すごい曲の数!)、あとは読み手のお二人に朗読を作ってきていただいて、稽古場で合わせる作業が待ってます。
ぜんさんと川野さん、読み手のお二人に共通しているのは「得体の知れない」存在感。月面文字翻刻一例は様々なお話が入っていて、その様々なお話がどれも違う声で聞こえてくるようで面白かったのを思い出して、掌編は読み手をお二人にさせていただいておりますがハマっていて聴いていてとても楽しかったです。美しく奇妙でこわくて面白い掌編の世界をぜひ耳からお楽しみください。
また、短編の二つはどちらも朗読を川野さんが担当されます。
「天屍節」の曲がとんでもなくかっこよく耳に残るこわかっこいい世界観になってますよ。「蟲科病院」はTokageさんJammyさんお二人に曲をご用意戴いてます~。「天屍節」は組曲的にストーリーと曲が絡む面白さ、「蟲科病院」は朗読劇ではありませんが読み手と音楽のドラマ、といった差別化が出来そうです。
耳からの情報を未読の方にも受け取って帰っていただくことを念頭にいれながら、短編のふたつをまとめてます~
川野芽生作品を未読の方もマジで来てほしいイベント!
宜しくお願い致します~
【公演日程】
2025年2月23日(日)
13時30分〜 「掌編選集」(アーカイブ配信回)
19時〜 「短編集」(アーカイブ配信回)
2025年2月24日(月・祝)
13時30分〜 「掌編選集」
19時〜 「短編集」
【出演】川野芽生/ぜん(舞台芸術創造機関SAI)
※ぜんの出演は『掌編選集』のみ
【音楽】Tokage/Jammy
【構成】嬉野ゆう(PSYCHOSIS)
【宣伝美術】森永理科(PSYCHOSIS)
【チケット】
チケットはPeatixでのみ取り扱い。
※『掌編選集』『短編集』でチケットページが異なります。
『掌編選集』『短編集』どちらの公演かをお確かめの上、チケットのご購入をお願いいたします。
会場参加券:4,400円
*開場は開演の20分前より、チケット番号順の入場となります。
*各回、終演後にサイン会を行います。公演パンフレットご購入の方が対象となります。
*会場参加券をご購入の方は、23日13時30分公演のアーカイブ配信もご覧いただけます。
配信視聴券:2,200円 (23日13:30公演をご覧いただけます)
配信期間:2025年2月23日 (日) 22:00〜2025年3月7日 (金) 23:00まで
チケット発売中
会場:御茶ノ水 RITTOR BASE (JR御茶ノ水駅 徒歩2分)
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台2-1 お茶の水クリスチャン・センターB1
掌編選集
短編集
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今回は初の試みとして、
朗読のために選び構成した『掌編選集』回と、
「蟲科病院」「天屍節」の二編を読む『短編集』回という2パターンの演目で開催します。
「掌編選集」ー川野芽生とぜん、二名の異なる声によって奏でられる、掌編のみで構成された公演。
※1日目と2日目で内容が異なります。
【出演】
川野芽生/ぜん(舞台芸術創造機関SAI)
【朗読タイトル】
●1日目(2月23日(日)13時30分〜、アーカイブ配信回)
月面文字翻刻一例
砂の両手
棲まうもの
不寝番
遠き庭より
いつかゆく水辺へ
さよなら鳥たち
桜前線異状なし
●2日目(2月24日(月・祝))
月面文字翻刻一例
砂の両手
鳥と男と
遠き庭より
月の鱗粉
いつかゆく水辺へ
さよなら鳥たち
桜前線異状なし
「短編集」─ 著者・川野芽生が音で形づくる、短編作品「天屍節/蟲科病院」の2編で構成された公演。
※公演内容は同一になります。
【出演】川野芽生
※ぜんの出演はございません。
【朗読タイトル】※2日間共通
天屍節
蟲科病院
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理想の音を響かせるために設計された音響空間=RITTOR BASEにて、歌人・作家の川野芽生の作品を朗読と音楽でお届けするシリーズ、3回目は2022年に書肆侃侃房から刊行された掌編集『月面文字翻刻一例』を取り上げます。
今回ももちろん、川野芽生自身が読み手として参加。『掌編選集』回では舞台芸術創造機関SAIのぜんも読み手に加わります。
音楽は『奇病庭園』朗読ライブ「耳に就いて」に参加したTokage、ロリィタ短歌朗読ライブ「衣裳箪笥のアリス」に参加したJammy、両名による書き下ろし。
会場の御茶ノ水RITTOR BASEに常設された立体音響システムを駆使することで、通常の朗読以上の没入感を得ることができます。
また、配信でお楽しみの方へ高精細な映像はもちろん、会場の立体音響をバイノーラル化してお届けします。ヘッドフォンでお聴きいただくとあたかも会場に居るかのような臨場感が得られます。
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【staff】
原作:川野芽生「月面文字翻刻一例」(書肆侃侃房 刊)
構成:嬉野ゆう(PSYCHOSIS)
音響:嬉野ゆう
照明:千草ちゆ
配信撮影:國崎晋(RITTOR BASE)
宣伝美術:森永理科(PSYCHOSIS)
写真:嬉野ゆう
企画制作:RITTOR BASE/嬉野ゆう
制作協力: 書肆侃侃房/PSYCHOSIS/舞台芸術創造機関SAI/琴音/大津澄怜/木原春菜
通し券はないのでどっちも行きたい人はそれぞれチケットをお求めください。何枚も買っていただくことになってしまって申し訳ないのですが、折角の機会なので…とぎゅうぎゅうにやりたいことを詰めております。
次また同じこと出来るかわからないのがステージのおもろくて尊くてすてきなところ。出来るときにやる!この心意気をきちんとクオリティにしてお届けいたしますので、無理のない範囲で応援くださると嬉しいです。
もちろん今回も配信あります。高クオリティの配信で「朗読」を楽しむことで耳からの読書の楽しさを体感していただきたいです。いろんな理由で会場いけなくても、配信には配信のいい形で、楽しんでいただきたい。その気持ちをもって大切にお届けします。
この企画はあくまで「小説の朗読」で、朗読劇ではありません。小説のテキストは全てそのままです。
川野さんの作品を未だ読んだことない方は今回読む「月面文字翻刻一例」から読むのも、とてもいいかもしれません。
「月面文字翻刻一例」は想像力をとても刺激する内容が多く、すごく朗読に向いていて、この本で何年か前に朗読のワークショップも行いました。
表題作「月面文字翻刻一例」はここから試し読みができます。
ちなみに以前行った「奇病庭園」朗読公演の配信アーカイブが!あります!