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推しちゃんがバンドを結成した話。

 中道ひびきさんが2023年3月19日にバンドを結成しました。
 “鯨デパート”と名付けられたそのバンドは「鯨のように大きく!そしてデパートのようになんでも!」がコンセプトのバンドです。

 現在までに4月と6月にライブを行い12月14日に3回目のライブが予定されています。

 始まりは2022年の12月12日のこのツイートでした。

 楽しみとともに不安もありました。だってバンドだから。
 曲は中道ひびきさんが作るとしても全部作ってそれをメンバーが意図通り再現する(フランク・ザッパのバンドのように)なんてことには絶対ならないことはわかっていたから。
 中道ひびきさんは何もかも全てを自分で出来るタイプのアーティストですが、信頼した誰かに任せることもできることも魅力のひとつなのできっと演奏だけじゃなく音楽面でもメンバーに任せるシーンがあるだろうなって、そう思っいました。


 中道ひびきさんの音楽に誰かの色が入ってくるのかという不安。とともに、それさえも彼女の新しい試みとしての意図、と思うとやはり楽しみもあり複雑な心境になったわけです。
 オタクめんどくさい。

 ひとつ大きな不安は中道ひびきさんの音楽に誰かのギターが入る可能性でした。
 有名なネットミーム的な表現を取ると「バンドを組むのか、俺以外のギターと…」みたいな笑

 いや、だったら君応募しなよ!って事なんだけど、オタクとして直のオタクが関係者になるのめっちゃ嫌だからそれは出来ないなってすぐ結論が出たわけで、いくら彼女の音楽への解像度の高い演奏が出来る自信があっても(無駄に自信がある)それはないなって。
 選ばれるわけでもないのに何様ですよね。
 よく考えたら自分の視点での中道ひびきさんの音楽の解像度でしかなく、本当のところの音楽の意図なんてまるで誤解してるかもしれないのでもう狂ってるとしか言いようがないですね。


 さて結成が正式に発表されて蓋を開けてみたらギターは中道ひびきさんのみが担当、ツイン・ベースにドラム、中道ひびきさんとベースのひとりKURAGEちゃんはキーボードも担当という“おおっ!”と思わせる上に多彩なサウンドが期待できる編成でした。
 そして何よりもギタリストとしてバンドサウンドで躍動するリズム刻む中道ひびきさんが素晴らしく、もとよりギタリスト・中道ひびきさんのストロークの美しさとミュートの絶妙さに惚れていた私にとって最高の展開でした。
 さらに曲によってゲストを加えるフレキシブルな形態で活動する事も予告されていて、実際デビューライブでは1曲にサックスのメンバーが加わって演奏しました。

 結成時に発表された前述の「鯨のように大きく!デパートのようになんでも!」を予見させるライブをお披露目から見せてくれて嬉しかったです。(バンドでのライブ活動に慣れているメンバーが林林さんくらいなのかセッティングに難航するところがあって、そこはこれから…って感じですね)

 現時点では中道ひびきさんのソロの曲のバンドver.の他に鯨デパートとしての曲は2曲発表されている状況ですが新曲もどんどん作っているとの事で楽しみです。

 よく考えたら彼女が選んで彼女が信頼してるメンバーなんだから不安なんて感じる必要はなかったのかもしれない
 そしてKURAGEちゃん可愛い〜なんて言いながら2ショチェキなんかも撮ってしまうのでした。(これだからオタクは)


12月14日のライブも行けますように(スケジュール調査中)

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