【就活・転職】コンサルタントの働き方|リアルな一日のスケジュール
こんにちは、nonokaです。コンサルタントとして約6年間働いた後、現在は人材開発の仕事を行っています。
今回は、コンサルティング業界に興味を持った方からよく質問される「コンサルタントの働き方」について書きたいと思います。私自身の経験と周りのコンサルタントの状況から、"1日のスケジュール" を4パターン整理してみました。プロジェクトの内容を想定し、かなりリアルな内容にしてみました。就職活動でコンサルティング業界を検討されている方など、ご興味のある方がいらっしゃいましたらご一読いただけますと幸いです。
なお本記事は、新卒入社1~5年目程度のジュニア層(メンバ~現場リーダークラス)を想定したスケジュールのイメージです。中途入社の方も、メンバ~現場リーダークラスであれば当てはまると思います。
※ 個人的な考えを述べた記事です。一般的な検索で出てくるような内容ではなく、生きた情報をお伝えできるように書いています。
※ 著者の考え方に応じて、今後、アップデートする場合があります。
1. よくある働き方4パターンとその決まり方
(1) あえて分類するならどうなるのか?
就職活動の説明会などで「1日の典型的なスケジュールを教えてください」という質問はよく聞かれているようですが、コンサルティング業界の場合、顧客やプロジェクト性質などによって違いが大きいため、典型的なスケジュールをひとくちに答えることは、なかなか難しいというのが正直なところです。
ただ、そこをあえて類型化してみるとして、働き方のイメージを大まかにつかむ目的であれば、まずは以下の4パターンを知っておくとよいのではないかと思います。
(A) 出張なし:主にオフィスで勤務
(B) 出張なし:主に客先で勤務
(C) 出張なし:主に在宅勤務
(D) 出張あり:往路移動→客先で打合せ→宿泊→翌日は客先で作業→復路移動
プロジェクトによって、上記のAとCがメインだが偶にD(出張)という場合もありますし、毎週のように平日2泊3日で出張という場合もあります。B(客先常駐)のケースは、自分が都内のコンサルティング企業に勤めているとした場合、「顧客の本社が都内にあり、プロジェクトのオーナー部署が本社にある」パターンなどが典型的です。
上記A~Dの働き方はプロジェクトのフェーズによっても変わります。例えば基幹システム導入プロジェクトで、プロジェクトの主要カウンターパートが経営企画室の場合、経営企画室は大抵本社にあるため、構想策定フェーズではAメイン&打合せ時のみ顧客企業の本社へお伺いして、要件定義フェーズになったら全国の支店や工場にヒアリングするため一時的にD(出張)メインの働き方になるケースもあります。
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