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【就活・転職】コンサルタントに必要な能力とは?|業界8年目、人材開発担当が思うこと

こんにちは、nonokaです。コンサルタントとして約6年間働いた後、現在は人材開発の仕事を行っています。

仕事側、新卒一年目からリーダークラスまで、日々多くのコンサルタントと接します。その中で、「コンサルタントとして活躍する人に共通する能力は何か?」と疑問を持つようになりました。

「頭の良さ」とは何か。「前職経験」は役に立つのか。まずはこの2点について、私自身の経験や、周囲のコンサルタントの意見をもとに、整理してみることにしました。

活躍するために必要なポイントが分かれば、就職活動の自己分析や業界選びに役立てることができます。学生さんの就活や、転職でコンサルティング業界を検討されている方など、ご興味のある方がいらっしゃいましたらご一読いただけますと幸いです。

※ 個人的な考えを述べた記事です。一般的な検索で出てくるような内容ではなく、生きた情報をお伝えできるように書いています。
※ 著者の考え方に応じて、今後、アップデートする場合があります。


1. コンサルタントに必要な「頭の良さ」とは

頭の良さという言葉を聞いたとき、何を思い浮かべますか? 例えば知識豊富な専門家も頭が良いでしょうし、機知に富んだお笑い芸人も頭が良いと評されることがあります。専門家は豊富な知識を以て「頭が良い」と言われ、芸人の方などは臨機応変なコミュニケーション力を以て「頭が良い」と評価されているように感じます。

ではコンサルタントが持つ「頭の良さ」とは何でしょうか。「①インプット・②プロセス(思考力)・③アウトプット」に分けて、現場目線で考えてみたいと思います。

(1) インプット - 理解が早い人は重宝される

コンサルタントはプロジェクト単位で働きますが、当然のことながら、プロジェクトが変われば、顧客やテーマが変わります。そうなれば、仕事に必要な知識をイチから勉強しなおすことになります。どのくらいのスパンでプロジェクトが変わるかは一概に言えませんが、たとえば3か月間の契約でプロジェクトが完了すれば、3か月後には次のテーマへ取り組むことになります。

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最近髪をばっさり切りました。