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遠回りの楽しさを知った2024年12月

カフェゼミ #65に向けて3年生を中心に始まった「お菓子の法則」。研究室にある大量のお菓子を消費するためにとりあえず集まろうというものだ。それを合言葉のように集まっていた3年生はとにかく楽しそうで、カフェゼミ内で行う新しいプロジェクトまで生まれた。集まることを最低限に済ませていた私たち4年生とは、途中経過も結果も違うように私の目には映った。

私自身、卒論の執筆を始めて最初はカフェに一人で行って、黙々と効率よく進めていた。ある日、私ともう1人のゼミ生と先生の3人だけが研究室にいて、卒論を進めることがあった。たわいもないことから、卒論の相談まで、いろんな話をする中で、自分だけでは思い浮かばないような卒論に関することに気づくことに繋がった。その日以来、他のゼミ生も研究室に誘い、卒論版お菓子の法則を始めることになった。

決して誰かと一緒にやることは、集中できるわけではないし、1人でやるよりも体感的には3倍くらい時間がかかる。しかし、一緒の空間にいることで、いつでも相談できたり、他の人の論文を読めたり、なんとなくみんなでやるからこそのパワーをもらえたりと、結果として良いものを生みだすことに繋がったと思う。最短距離で終わらせるだけがいいんじゃなくて、遠回りをするからこその楽しさを知ることができた。


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