ブロンプトン 外装 2速を 3速化しました
インター8を外して外装 2速になったブロンプトンを 3速化しました。
3速化の情報はたくさんあるので、いろんなブログ記事等を見ていたのですが、そうすんなりとはいきませんでした。
概要
結果的に対応したポイントは以下のとおりです。
参考にする場合は自己責任でお願いします。
チェーン、スプロケットはシマノの11速用を使用。
最小歯のスプロケットはカセットの2枚目を使用。
フリーハブボディは加工無し。
シフターは元々使っていたものがフリクションタイプのため対応無し。
チェーンテンショナーとスプロケットスペース確保のため、2mm 厚のワッシャーを挟んでリアフレームを若干広げる。(個体差により不要かも?)
スプロケットを固定するサークリップは、線径 1.8mm 外径 35mm のものを使用。
スプロケット固定のため、0.2mm 厚のシムをスペーサーに使用。
スプロケットの構成は、12T - 14T - 18T。
スプロケットの最大歯数は フレームとの干渉のため 17T だが、上記の 2mm 厚のワッシャーを挟むことになったため、18T が装着可能になった。
ガイドプーリーを動かすガイドパドルの可動域の調整が必要。特に外側。
気になる点
以下、気になる点、想定外だった点、苦労した点です。
ワッシャーでフレームを広げる
最初は 17T を装着するつもりだったのですが、外側のスプロケットが標準よりも外に出るため、チェーンテンショナーでスプロケットを押さえてしまいます。やむを得ずワッシャーで外側のスプロケットとの間隔を作るため、フレームを若干ですが広げることになりました。このため 18T を装着可能になったので、18T を装着することにしました。
スプロケットがなかなか装着できない
フリーハブボディとスプロケットの間隔がほとんど無い感じでスプロケットの装着が大変でした。特に 18T のスプロケットは精度が悪かったのか、がんばっても奥まで入らず、やすりで削りました。
サークリップの取り付け
標準のサークリップは太くて装着できないため、1.8mm のものを使いました。
一番外側に使用するカセットの2枚目のギアは、1枚目のギアの下部があたる部分に窪みがあり、この部分にサークリップを取り付けることになります。このため、ここに落とし込むような形になり、スプロケットとの間隔が少ないほどはめにくく、押し込むような形になります。
今回、最初に取り付けたときはすんなり入ったのですが、少しスプロケット間の間隔によるガタがありました。このため、0.2mm 厚のシムをスペーサーとして装着しました。本来は一番内側につけるのがいいと思うのですが、破損しそうだったので、一番外側のスプロケットの下に装着しました。
この状態では、18T のスプロケットが入りにくかったこともあり、プラスチックハンマーを使って軽く叩くように押し込みました。これ、外せるんだろうかと気になりましたが、クリップをサークリッププライヤーで動かしてみたところ、外せそうな感じはありました。
線径 1.9mm のサークリップも試してみたかったのですが、1.8mm のものしか入手できませんでした。2.0mm のものは試しましたが装着できませんでした。
この微妙な間隔は個体差があるかもしれません。
走ってみた感想
12T は今までと同じで 14T は中間になります。14T は欲しかった中間そのものという感じでした。常用することが多くなりそうです。18T は普段ではちょっと軽すぎる感じですが、踏切の坂道発進などでは膝への負担なく踏み込めそうです。フロントダブルとあわせて、坂の傾斜、距離、体力など幅広い状況で使えそうです。
18T については、17T の方が使いやすいという人も多いかもしれません。変速も17Tの方がスムーズにできると思います。14T と 18T の間に 16T がある 4速なら、なおいいと思います。この車体については、部品の加工や社外品のブロンプトン専用パーツを使いたくないので、ここまでに留めようと思います。今のところ…?
ちなみに、もう一台は社外品パーツで 5速化しています。
関連リンク
以下は自転車用の部品ではく、強度、用途、サイズ等が今回の対応に適当なものかは不明です。個体差によって必要なサイズも違ってくるかもしれません。
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