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SSTR 2024 に初参加しました

10月13日(日)、三連休の中日にSSTRに出走しました。


SSTR初参加

SSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)は、日の出とともに東海岸の任意のポイントを出発し、日没前に能登半島の千里浜にゴールするイベントです。完走条件には日没前のゴールの他、指定道の駅などの立ち寄りや道の駅などでのポイント取得の条件があります。ポイントはスマートフォンのアプリで取得します。
以前から一度参加してみたいと思っていたのですが、能登の地震、豪雨による被害があった今年に初参加することになりました。
エントリー後、9月の豪雨の後は参加を見送るべきか迷いましたが、主催者からの開催決定と開催地の状況、ルール変更の説明があり、これを受けて参加することにしました。

参加車両はXR Baja

スポーツスターは燃料タンクが小さめなのと、燃費もよくないので、XR Bajaで参加することにしました。能登にはこれまで何度か行ったことがあり、スポーツスターで行ったこともありました。しかし、確かBajaでは行ったことがなかったことも理由の一つでした。ラリーレイド仕様?風?のBajaで走ってみたかったということもありました。
せっかくだからラリーっぽくフルパニアで行こう、ケースの中はスカスカだけど…と思っていましたが、荷造りしてみると、ケースはパンパンで何をこんなにというほどに重くなってしまいました。

出発前の準備

完走条件には一箇所以上立ち寄らなければならない指定の道の駅などがあるため、事前にルート、立ち寄りポイントを決めてナビアプリに登録しておきました。できるだけ前半でポイント数等の条件をクリアして、時間が足りなくなったら高速道路で距離を稼ごうと思いました。

スタート地点の伊良湖岬に前日入り

愛知県の伊良湖岬をスタート地点として、馴染みのある岐阜県を北上するルートとしました。東京や静岡から出発する人も多いので、短めの距離で初心者向けのルートかもしれません。下道で行くか、高速を使うかでも難易度は異なりますが…
前日に東京から下道を走って伊良湖に向かいました。事前にスタート地点を確認して、休暇村伊良湖に宿泊しました。

恋路ヶ浜 駐車場
休暇村伊良湖

スタート!!

当日の朝食はキャンセルして暗いうちに宿を出ました。(料金は変わらず)
休暇村での宿泊も楽しみにしていたので、もう少しゆっくりしたかったです。
スタート地点の恋路ヶ浜 駐車場に着くと、すでに参加者が集まっていました。多くのオートバイが集まっていたら問題になるかもしれないと思ったりもしましたが、個人的な感覚ですが、想像していた程ではありませんでした。
日の出時刻を過ぎて、すぐに出発する人たちもいましたが、まだ出発しない人も多くいました。恋路ヶ浜 駐車場からは山(岬?)があって、日の出の太陽がすぐには見えません。事前に日の出時刻を確認していましたが、実際、何時なのかわからなかったため、念のため少し時間をおいてから出発しました。

恋路ヶ浜 駐車場

近くの道の駅でポイントを獲得した後、スタート地点に戻って日の出を見ました。

恋路ヶ浜 駐車場 日の出

名古屋、岐阜市を避けて高速へ

ある程度短時間で距離を稼ぎたかったのと、都市部の走行を避けたかったので、名古屋に入る前に高速道路に乗って、岐阜の北部の下道を走る計画でした。
道の駅 藤川宿まで下道を走りましたが、すでに日没前のゴールを除いた完走条件、ポイント数はクリアしていました

まさかの渋滞…そういえば三連休だった…

高速に乗るといきなりノロノロ運転、その後も何度か渋滞にはまりました。
渋滞は考えていなかったのですが、三連休ともなれば当然。考慮が足りなかったです。他のルートでは事故渋滞もあったようです。

そのまま高速道路で富山県へ

岐阜県の北部に入って予定では下道を走るつもりでしたが、時間的に余裕がなくなってきました。初参加のため、ゴール付近でとまどうかもしれない、その他のトラブルがあるかもしれないと思ったので、16時前にはゴールしてゆっくりしたいと考えていました。
そんな計画だったので、ある程度余裕があったのですが、余裕をもって千里浜に入りたかったので、そのまま高速道路で富山県に向かうことにしました。

日本海に出る前にまたも渋滞

高速を出て、指定道の駅 メルヘンおやべ に立ち寄り、後は日本海に出て千里浜を目指すだけというところまできました。
しかし、トンネルに入ろうとするところで渋滞。迂回できそうな道をやり過ごしてしまったので、渋滞に突入するしかありませんでした。
休憩の際には、渋滞情報を確認しておくべきでした。うまく避けられるかは別にしても。
幸いなことに、すぐに流れるようになって、日本海沿いの「のと里山海道」を走ります。

ゴール

のと里山海道を今浜ICで出て、千里浜なぎさドライブウェイ 今浜口を目指します。どこからゴールに入ればいいのかわかっていませんでしたが、SSTR の会場への案内板があったので、すぐにわかりました。
なぎさドライブウェイの入り口でアプリの位置登録をすると、「ゴール到着お疲れ様でした。<完走条件: 達成>完走おめでとうございます!」と表示されました。16:38 でした。

なぎさドライブウェイへ
横長写真は動画の切り出しです

ゴールゲートはかなり先にあって、しばらく見えません。
みんなオートバイを停めて記念撮影をしたり、歓談しています。
参加者と関係あるのかわかりませんが、観光らしき自動車もたくさん停まっていました。

スタンドが砂にめり込んでいくので、みんなプレートを持参しています。出発時に回収できるように紐をつけてあります。

一台ずつゴールゲートをくぐります

ゴール後は、オートバイを駐車場に停めて受付の会場に向かいます。

駐車場は教習所のようでした

会場までシャトルバスがありましたが、待ち時間が長そうだったので、歩きました。

別の駐車場

日の入り前にアプリでゴールの登録をしていれば完走になるので、日の入り後もゴールゲートに向かうオートバイが続きます。

アプリの位置登録の送信履歴(完走の表示)を見せて、記念品を受け取ります。

完走のバッジ
貝汁

ステージではじゃんけん大会をやっていました。
SSTR CAFE などでゆっくりしたいと思っていましたが、宿に入る時間が気になっていたり疲れもあって、そんなことは忘れて会場を出てしまいました。

感想

ルート、完走について

計画では岐阜県北部の下道を走る予定でしたが、高速道路に乗ったまま通過することになってしまったのが、残念でした。これまで、5月に開催されたこともあり、5月と10月では日の出、日の入り時間がだいぶ違います。高速道路等を利用できない、125cc以下の参加者には特に厳しい条件だったと思います。

SSTRに参加してみてよかったか?

こういうイベントが好きな人、そうでもない人、人それぞれですし、イベントに否定的な意見もあるようです。
私は以前から参加してみたいと思っていて、今回参加してみて、楽しかったですし、いい経験になったと思います。
ただ、正直なところ出発前の準備で、なんとなくめんどうくさいような気持ちにもなってしまいました。旅としてこのような制約を課すことが楽しいのか?自分の旅としてありなのか?などと考えてしまいました。最近、あまり長距離ツーリングに行っていないこともあって、そう思ってしまったのかもしれません。ツーリングとイベントを分けて考えられたら楽しめるかなとも思います。
次回以降、参加するかは未定ですが、少なくともまわりで一緒に参加しようという話があれば、出てみたいと思います。

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