軽二輪・旅バイクに求めるもの その2/気になるモデル
先に軽二輪・旅バイクに求めるものと XR Baja に乗り続けている理由を書きましたが、それを踏まえて、最後のオートバイの候補を含めて気になるモデルについて書いてみます。
現行モデルの魅力
私のオートバイは2台とも30年近く前のものであるため、最新の技術、装備には興味、憧れがあります。
前後17インチホイール、ラジアルタイヤ
トラクションコントロール
ライディングモード
アシストスリッパークラッチ
ABS
IMU
高燃費
始動性のよさ
等々
今回の対象であるオフ系バイクには関係のないもの、あまり採用されていなものもありますが、やっぱりこういうオートバイに乗ってみたいと思います。
私が乗ってもほとんどわからないだろうな…とも思うのですが
理想の旅バイクの条件を満たすモデルは?
まず、軽二輪でキックスターターという条件で該当するモデルはないのですが、いくつか気になるモデルはあります。といっても国産の現行のオフ車は数モデルしかないので、あれとあれしかないって感じです。
現行モデルにキックスターターを望むのは、期待するだけ無駄というものかもしれません。
HONDA CRF250 RALLY
XRの後継のCRF。そのラリーレイドモデルで、かなり本格的な雰囲気です。(たぶん実力も…)
大型フューエルタンクをはじめとするラリーレイドモデルの装備は長距離ツーリングにぴったりです。
これで大型アドベンチャーモデルに採用されているようなチューブレス用のスポークホイールが採用されていれば、個人的にはすごく魅力的です。
ただ、ちょっと大きくて重いところが気になります。
海外モデルでは、CRF250Fという空冷エンジンのコンペティションモデルもあります。公道走行仕様にできるようで、すごく気になっていました。しかし、日本で安心して長距離ツーリング用として乗るには純正部品、アフターパーツ等を考えると候補から外れます。
SUZUKI Vストローム250SX / V-Strom 250SX
発表が噂されていた頃からとても気になっていたモデルです。
V-Strom 独特のデザイン、シングルの油冷エンジン、キャストホイールにチューブレスタイヤ、ベースのジクサー250 からオフ寄りに変更された足回り。
デザインも好きです。かっこよくて、そのわりに気負うことなく走れそうな感じがします。
オフロードのイメージと期待が強いのですが、実際はそれほどオフに振ったモデルではないようです。できれば、もう少しオフよりの方がよかったのですが、今の自分にはあっているのかもしれません。
気になるハンドル形状
気になっているのがハンドルの形状です。通常のオフロードバイクと比べてかなり高い形状になっているようです。
SXは二気筒のVストローム250 と比べてオフ指向が強いイメージがあるので期待しすぎてしまいますが、フロントホイールが通常のオフロードバイクの21インチに対して19インチ、サスペンションのストロークもけっこう短いようです。そして、フレームはジクサー ベース。この構成でオフロードバイクのポジションを実現しているためにハンドルが高くなっているのだと思います。
オフロードバイクの場合、アフターパーツとして様々なハンドルが出ていて、自分の好みのポジションに仕上げることができます。Baja につけているハンドルは、その前に乗っていた KDX200SR につけていたハンドルで、かなり古くて大丈夫かなとも思うのですが、気に入っている形状です。
SXの標準のハンドルが気に入ればいいのですが、変更したくなった場合、オフロードバイク用のハンドルを使うとなると、ハンドルポストを延長するパーツを使う必要があると思います。できればそのような部品は使いたくないのと、それで高さがあうのか、選択、調整が難しそうです。
KTM 250 ADVENTURE
見た目はオンロードモデルのようなデザインですが、フレーム形状、サスペンションストロークなど、V-Strom 250SX よりはオフロードよりの設計になっているようです。価格はだいぶ違いますが…
オフロード指向の高いモデルを選ぶのであれば、名前の通りラリーレイドモデルの CRF250 RALLY を選ぶか、アドベンチャーのこちらを選ぶかということになりそうです。
YAMAHA SEROW250
販売が終了してしまいましたが、どういう形になるかわかりませんが、復活することを期待しています。
燃料タンクは通常の小さめのものでしたが、比較的燃費がいいようなので、旅バイクとしてもいいなと思っていました。
モンゴルのオートバイツアーで225ccのモデルで走りましたが、乗りやすくて疲れにくいオートバイだったと思います。ちょっとエンジンぶん回しぎみだったかな…?
ちなみに、このツアーでは中盤くらいに砂漠で骨折。オーストラリアに続いて大反省の海外ツーリングでした。
HONDA CT125 ハンターカブ
小型二輪のハンターカブですが、かなり気になるバイクです。昔の CT110 にはちょっと憧れていました。先の記事にも書きましたが、125ccのエンジンにキックスターターをつけて出た時は欲しいと思いました。
ノーマルマフラーでも、かなりいい排気音であることも魅力の一つです。
ボアアップして軽二輪登録している記事も見ます。できればメーカーが軽二輪モデルを出して欲しいところです。
所有するオートバイがカブだけで満足できるのかという不安も…
当然、オフ車ベースのモデルではないので、サスのストロークも短く、先に記述したSXの気になる点もあてはまるのですが、ハンターカブには他のオートバイとは異なる魅力を感じます。逆に、普通のオートバイとは異なるので、所有するオートバイがこれ一台で満足できるのか、普通のオートバイに乗りたくならないかという不安もあります。
カスタム沼にはまる不安も…
入手可能かは別にして、アフターパーツで対応すれば、ほぼ条件を満たした構成にできそうなのですが、それ以上にカスタム沼にはまりそうで怖いです。リタイヤした高齢者にとってはかなり危険な問題のように思います。
その他の気になるモデル
理想の旅バイクの条件にはあてはまらないのですが、最近の気になるモデルです。
Kawasaki KLX230 SHERPA
250ccだった先代?のSUPER SHERPA / スーパーシェルパはセローの対抗馬だったと思いますが、リアホイールはチューブレスではありませんでした。このモデルも同じようです。個人的には残念ですが、KLS230 / S を含めてオフロードモデルのラインナップが増えたのは嬉しいです。
SUZUKI DR-Z4S
個人的に400ccは対象外なのですが、すごいの出しましたね。
シート高 920mm って…
これをベースに V-ストローム を作ることは…無いかな?
それとも、シングルスーパースポーツ Goose 復活とか…無いか…
HONDA CB190X
中国の五羊ホンダで生産されるアドベンチャーバイク。日本での販売はありませんが、輸入している業者から購入できるようです。
メーカーから正式に販売されていない点で対象外なのですが、排気量がちょっと小さい点と前後17インチホイールという点でも候補から外れます。
しかし、車体、エンジンのガード、車格に対してやや大きすぎるくらいのパニアケースは魅力的というか、メーカーがこんなバイクを出しているなんて面白いなと思います。個人的にはもっとオフよりにして欲しいです。
190ccのラインナップとして、CB190R、CB190SS というロードスポーツモデルがあるので、フレーム、足回りを共通にしているのかもしれません。
まだ XR Baja が元気なので…
当面は、XR Baja に乗り続けると思います。ただ、入手できない純正部品も増えてきているようです。
あと何年乗り続けられるかわかりませんが、乗り換えを考えるときの年齢を考えると、ハンターカブが妥当なところかもしれません。
その頃になったら、もっと魅力的なモデルが出ているかもしません。ヤマハがどう動くのかも気になります。