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天竜二俣観光1 本田宗一郎ものづくり伝承館 秋野不矩美術館 / 静岡旅行4日目
静岡旅行の4日目は、浜松駅から遠州鉄道で西鹿島へ行き、天竜浜名湖鉄道で天竜二俣に行きました。
本田宗一郎ものづくり伝承館
浜松の方に行ったら、行ってみたいと思っていた「本田宗一郎ものづくり伝承館」。今回の旅に組み込みました。
当初は浜名湖サイクリングの前に行くつもりでしたが、休館日にあたることに気がついて、直前に日程を入れ替えました。その結果、浜名湖では多くのうなぎ屋さんが定休日でした。全体的に週の後半に計画した方がよかったかなと思います。
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1階には二輪車の展示車両があります。ホンダコレクションホールから借りて不定期に入れ替えしているそうです。
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壁には工場などでの本田さんの写真が掛けられていました。その中に、CBX400F に跨ってチェックしているような写真がありました。その頃にそんなシーンがあったとは思っていなかったので、驚きとともに嬉しく思いました。
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2階には CVCC エンジン、本田さんの製図台、絵画などの展示、関連書籍がありました。また、「マン島TTレース出場宣言文」の手書きの文がありました。宣言のことは知っていましたが、かなりの長文であることに驚きました。
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浜松市秋野不矩美術館
静岡県磐田郡二俣町(現:浜松市天竜区二俣町)に生誕した女流日本画家、秋野 不矩(あきの ふく 1908-2001)の作品を所蔵、展示する美術館、秋野不矩美術館に行きました。
建築家・藤森照信(ふじもり てるのぶ)氏により設計された建物で、どことなくジブリの世界のような感じがしました。後で検索してみると、他の建築物はもっとジブリっぽいものがありました。
秋野 不矩さんのことは今回の旅を計画するまで知らなかったこともあり、最初は予定していなかったのですが、時間があったので行ってみることにしました。駅からわりと近いと思っていたのですが、思っていたよりも歩いたのと、美術館は坂を登ったところにあるので、けっこう疲れました。途中でやめようかなとも思いましたが、独特の雰囲気の建物が見えると近くで見てみたくなりました。
入ってすぐのところに、「絵を描きつづけて八十余年 それでも まだ満足のいく作品が描けないのが現実だが 私もそれ故に生きてゆく甲斐があるというものであらう 絵とはなんであらうか 作家は自分の創作を期して表現にいどみ一生を過すのが使命であり それが本望である」という文が掲げられていました。
秋野 不矩さんはインドの大学の客員教授に招かれ、その後もインドを訪れ、アフガニスタン、ネパール、カンボジア、アフリカも訪問したとのことで、インドなどの作品が多く展示されていました。画集には収まらないような多くの大作が広いスペースで鑑賞できます。
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