レモンからレモネード
今日は自分にとって大きな意味を持つ日なので、大きな意味を持つ言葉を書き留めたい。
タイトルは私のLINEの一言にもしている大好きな言葉である。
「運命がレモンをくれたら、それでレモネードを作る努力をしよう。」
これはアメリカのデール・カーネギー氏による言葉である。
意味としては
「運命から酸っぱいレモンを与えられたら、諦めたり絶望したりせず、そのレモンを活用して何かいいものに・価値のあるものに変える努力をしよう。」
というものである。
なぜレモンかというと、欧米ではレモンは「質が悪い」「粗悪品」という意味があるらしい。
なぜこの言葉が大きな意味を持つのだろう。
初めに、与えてくれるのは「運命」であると断言しているところである。困難を与えてくれるのも「運命」だと言っているのである。自己啓発でよくあるのは、失敗をしに行け、行動しなければ意味がないのような言葉である。
行動できないから自己啓発をするのに、それに対して行動しろってまさに愚。だから「運命」と割り切っているところに非常に助けられている。
続いてレモン。欧米で粗悪品という意味があるからこの言葉が使われているのだが、身近なものであるが故に圧倒的に想像を膨らませることができる。
レモンだけでも、食材として味付けとしてどの場面でも活躍する。だからこそ、いつでもレモンを困難や課題に置き換えて自分なりに考えられる。
次はレモネード。ここではレモネードをいいものの象徴として使っている。
酸っぱいレモンから甘いレモネードを作る。この表現も非常に興味深い。
また、レモンを全部使う必要はないと暗に示してくれている気がする。酸っぱいレモンを搾って、搾って、いい味を出す。
ここから周りの期待を背負う必要がないことも教えてくれている。自分に合った使い方で、価値のあるものを作り出そうよ。今の自分に非常に合った考え方だ。
最後に「努力しよう」。あくまで、「努力」。そのレモンでレモネードを作れなくてもいい。ただ、運命がくれたのだから「努力」で返せよ。この気持ちを読み取れた。
この言葉は
「待ってていいよ。苦しくなったら、その時は解決できそうなことを見つけて自分なりに努力してみな。」
社会で生きていくためには甘すぎると怒られるかもしれない。でもわかってほしい、許してほしい
甘いレモネードに免じて。
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