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自分だーいすきアピール

就活やらなんやら、忙しい生活が続いている。
今では気温も下がり、夜にはMISIAさんの歌がマッチしてきている。
今回は自己表現がどうのという話。
会話の主語は気にすることがなかったため、アピールの難しさを痛感した。主語を気にするなんて、古文読解以来だ。そんなことより

私は

最近はとにかく忙しく、やることが多すぎて切羽詰まっている状態だ。

慣れない役職での仕事、就職活動、教職課程、バイト先の状況、どれも忘れてはいけない。

同世代の他の人より明らかにやることが多いのだが、果たして忙しいと嘆いていいのだろうか。

全ては自分が悪い。

大学生はよく、忙しいという言葉を使いがちだ。
バイトがずっと入ってるだとか、サークルの飲み会があるだとか、友達との旅行だとか。
正直、黙れよと思っていた。自分で自分の予定を埋めておいて、最近忙しいとか、甘えんなと思っていた。
それはただ予定が入っているだけで、別に忙しくはないだろと考えていた。遊びの予定で忙しい?じゃあ遊ぶなよ、という考え方をしていた。

だから、忙しいと言う大学生は嫌いだった。

でも今は、

自分がやることの多さで忙しいと感じている。自分の選択で自分のやることが増えているのに、忙しいと嘆こうとしている。どんどん嫌いな大学生に近づいていく。

もう一人の自分に見られている気がして、「最近忙しい」の一言が出てこない。自意識過剰やプライドが高いと言われればそうなのかもしれないが、バカにされてしまう気がして平然を装ってしまう。

なんだか、いつの間にか、弱音も吐けなくなってきてしまった。

お酒を飲んで、弱音をぶちまけたい気持ちもあるが、かまってちゃんみたいでそれもまた気持ちが悪い。また、お酒に任せて言いたいこと言っちゃえ!という感じもして、自分のことを話すのは控えてしまう。

余計なことで考えるのもめんどくさいので、思ったことを一度噛み砕く前に、そのまま言葉として発していることもある。誰かも傷つけている。自分が忙しいことは、その人にとってどうでもいいことなのに。

そういえば、この前面接してくださった方に、出会って数十分で
「自分を主語で話すことが少ないよね」
と言われた。
この一言で自分の全てを見透かされた気がした。
自分語りばかりの人を嫌い、大変ですアピールする人を嫌っていたら、自己表現がいつの間にか苦手になっていたらしい。

「自分を主語で話すことが少ないよね」という言葉は、自分の意見がないことを指摘されたわけではない。自信の無さからこのようなことが起こるらしい。
別に話すことに自信がない訳ではないのに、なぜだか自信の無さがにじみ出ている、らしい。これを聞いても、
「まあ、自信満々なやつもうざいけどな」とか思っているから、何も成長しない。

ある話によると、謙虚すぎるやつも嫌味な人と思われるらしい。

「この前の発表すごかったね」
「いやいや、そんなことないよ。まだ全然勉強不足だよ。」

とか言ってしまうと、「発表すごかった」と言った人をけなしてしまうことになる、みたいだ。
たしかに。相手のすごい!を否定してるのだから、すごいと言った人の立場はどうなってしまうのだろう。

自己表現が苦手だと書いたが、クールがかっこいいと思っている感じね?とか、謎めいてたほうがいいとか思ってるタイプね?とか思われがちである。そう思うことで、まだその域ね、と感じて上を取るのは勝手にしてほしい。それではこちらも保険をかけさせてもらう。

「誰にどう思われたいとか考えて生きていない」

しっかりプライドを持って自分の生き方をしているだけ、勝手にわかった気で話さないでほしい。

そう、ここに自分の矛盾がある。
弱音を吐けない自分と誰にどう思われたいと考えていない自分。弱音を吐いている自分がどう思われるかは気にしないが、弱音が吐けない。

ああ、色んなことを毛嫌いしすぎた。
みっともない。あ、みっともない人も嫌いなんだった。みんなだーいきらい。

このままではおかしくなりそうだし。みんなだーいきらいは普通に嘘である。

少し話が飛んでしまった。
要するに、自分の許容を自分の中で広げるしかない。誰も大して気にしてないんだし。

忙しい就活生である私は、がめつさも時には必要なのだろう。

実際、

私は

誰にどう思われたいのだろうか。まあわからない。

※画像はイメージです。

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