好奇心旺盛と性格が悪いは紙一重
小さい頃はみんなあったであろう「なんで」の時期。
知らないことがあれば「なんで」。考える間もなく「なんで」。子どもは好奇心旺盛だから「なんで」が許される。
ある程度年齢を重ねても「なんで」は出てくる。
政治や経済に対する「なんで」。人付き合いに対する「なんで」。より難しいことに疑問を持ち始めた。
でも大人の「なんで」は聞く機会が少ない。自分で調べればわかることだからか、場の空気を読んで言わないことが賢明だと判断したからか。
相手の思っていることに「なんで」という疑問をぶつけると、性格が悪い印象を持たれる。「私を困らせようとして言ってきた」と捉えられがちである。
知りたいから聞いているし、わからないから聞いている。
せっかくの好奇心を抑え込まなければいけないのは、
「なんで」。