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ヒヤリハットのち骨折


2023の夏、自宅階段踏み外して落下
1年前を思い出し、若くはない自分の生活を見直していこう

廊下に着いた足に衝撃と痛み、痛みが落ち着いたあとの急激な足首の腫れ。

ああ、これはもしや骨にいったか?
昔、整体の施術者に言われた事を思い出した。
「転んだり事故に遭ったときに周りの人の大丈夫?という声がけに焦って動こうとしないでね」

きっと今がその時だ。
まずは衝撃が無い肩を上下させ深呼吸をした。首周りも問題ない。
両手の五本指も開いたり閉じたりして無事を確認。
さて、足は廊下にドシンと衝突したがお尻は階段に腰掛けた体勢で止まった。お尻と腰に力を入れてみると痛みは無さそうだ。
上半身、特に普段心許ない腹筋と背筋が咄嗟に頑張って後ろにひっくり返る事なく頭を階段にぶつけずに済んだ。
次に足の指を動かしてみる。それぞれ5本の指は動く。神経も無事なようだ。
指を動かした時の左足は多少の落下衝撃痛み。しかし右足はじーーんとした痛みと腫れていく足首を見た恐怖感で本能的に力を入れて立ってはいけないような気がした。
それでも無事な左足に力を入れて階段に手をついて立とうと試みたが、右足首が腫れたせいか直角にならない!力が入らない。両足で立てない。
爪先だけでも床に着くかと、試したがひょろひょろと何とも変な感じでとにかく力が入らない。

これは立つな、という思し召しだ。

思えば自宅階段を踏み外して滑り落ちたことは過去15年くらいの間に3回目くらいか。
3度目にしてとうとう受傷。

ヒヤリハット、ハインリッヒの法則
1件の重大事故
重大事故に至らなかった29件の軽微な事故
事故にならないがヒヤリハットが300件背後にある

日常の軽微なヒヤリハットの積み重ねの向こうに重大事故があるから、軽微なヒヤリハットはその都度対策して起きないよう解決したり職場全員で共有する安全会議を開催していた職場。
デスクワークだったが現場にも行ったり重量がある物を扱う時もあった職場。

その長年叩き込まれた思考だったのに慣れと大丈夫という思い込みが生じたか?

・靴下が滑って踏み外し落下
怪我は無し
その後階段に滑り止めシートを貼った

・スリッパの中で足が泳いで階段踏み外し落下

スリッパ案件を2回やってしまった。
1回目はまだ電車通勤もしていた。骨密度も高かったのか無事。
2回目は、長年勤めた会社を辞め車通勤の仕事に変わる。運動不足、体重増加。

ということで父の杖と登山用杖を片方ずつ使ってヒーヒーしながら片足で家族の車に乗り、付添われて行った病院で不全骨折(ひび2箇所)の診断。シーネギプスで固定。

スリッパによる足元不安定への未対策と、年月経過して滑り止め効果が薄れたシート交換を怠った事で起きた自宅階段落下事故。

起きるべくして起きたんだなあ。

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